現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

三浦雄一郎氏講演

2008-10-13 21:44:01 | プロとアマ
こちらは、プロスキーヤーの三浦雄一郎氏。

75歳でエベレスト登頂を果たした三浦雄一郎氏の講演
を聞く。プロスキーヤーである。エベレストは楽々
登ったかと思いきや、60歳の時、持病の心臓を患い、
500mの山も登れぬほど体力が弱っていたという。
そこからの挑戦である。限界を超えての死を賭しての
一大事業だったのだ。

102歳で亡くなった父敬三氏の健康の秘訣は、健康食、
健康ドリンク、鼻を指で押さえての呼吸とべろ出し。
なるほど、講演途中でべろを30回出し入れすると、
眠気も晴れ、頭もすっきりしてきた。

父子三代、三浦氏の家系に“健康の特別なDNA”
があるのではと、医療機関が検査したが、一般人と
なんら変わらなかった(笑)

夢(目標)をでっかく持って、目標に向かっての地道な
努力。例えば、初めは片足にそれぞれ500gの重りを
付けて毎日2km歩くことから始め、1年後には1kg、
5年後に5kgずつの重りを足に、背中に15kgを背負
って20km歩く訓練を10年続けたという。そして70歳で
エベレスト登頂を果たし、さらに5年後の75歳で再度
登頂。次の目標は5年後の80歳。

大事なことは、目標をもって、それに向け決してあきらめ
ない地道な努力だという。それでこそプロだ。

毎日「べろ出し30回」と云われても、それすら翌日には
忘れている私である。120歳まで生きられるか否かは、
単純なことでも継続する“根性”の違いなのだと知る。