枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

薮入り・霜月、大潮

2018年01月16日 | Weblog

 天然のダイアモンドを買うとなると、どうしても小さな児が、学校にも行けずに、鉱石を掘っている姿が浮かぶ。業者にもらう賃金はしれていて、一生を遊んで暮らせるものには遠い。あの記事を読んでから宝石類は買わない。それに優るとも劣らない宇宙の輝。

 冬の大三角を、伸ばせてみると、大きな天然のダイアモンドが出来上がる。ヒアデス星団のアルデバランから上に、ぎょしゃ座のカペラに。そこから西にふたご座のポルックスへ行き、下に降りて子犬座のプロキオンへと繋ぐ。こんな素晴しい星々の輝きがある。

 プラネタリウムで、ガイド付きで眺めるのもいいが、本物の星の輝きは、星座の位置や名前を知らなくても、誰でもが観ることが出来る。眼の見えない方だって、その向きに身体を動かせてあげればいいことだ。指の角度でも星の高さは伝わる。星を観ようよ。

 寒い夜には防寒設備を怠らず、相当の覚悟が必要ですが、天文台に行けば、多少は温かい場所です。ドームを開けますから、それなりの恰好は必要ですが、暖房器具を用意してくれる観測所もありますよ。無料の所は、携帯懐炉等の用意を忘れないよう。

 夕方からの出発に、お茶や珈琲等の用意と、野外で食べられるお結びがいいですね。ラップで包んで持って行きます。自動販売機で買うのもいいですが、何分山の中であったりすると、雪に降り籠められる心配もあり、準備は常連の方に、聴いたのが好。

 下山するのも、危険極まる場合も起きますので、出来れば車中泊も覚悟しましょう。寝袋は無論ですが、毛布の用意も要ります。冬山を侮ってはいけませんよ。星座観測だからとの安易な考えでは、命を落とすことになるかもです。山の天気は変わり易い。

 今は、夕方に出かけることはしませんが、子ども達が小さかった時には、土曜日に出かけて、日曜日に帰宅する日々。気分転換には丁度良く、天文台は第二の我が家でした。自宅で宇宙を観あげられる幸せに感謝です。明日は新月、星月夜が続いてる。

 施設でも、夜勤者には観える星の群れですが、関心がないと話が通じない。人間として、命の発生を辿るなら、星の一生が分かるんですがねぇ。因みに、かに座は超新星の爆発です。夏の星座ですが、黄道上では冬に位置しています。M1・牡牛座ζ近くに。

 寒さの越して来た春分を過ぎると、庭の彩々が花で埋まる。球根類や、クリスマスローズの種類が咲いてくる。

 


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