国道166号線で遮られているが、
我が家の庭には一本の「柿」の木がある。
私ども兄妹にとっては思い出の柿の木である。
私にとっては子供の頃この木に登りよく遊んだものである。東京にいた頃、故郷の象徴としてこの柿の木をよく思い出した。
私はカラオケを歌えば必ずといってよいほど「柿の木坂の家」という曲を故郷を思い愛唱したものである。
このたび古い物置(長屋)を取り壊すことにしたが、
この木だけは残すことにした。
二人の妹たちのたっての願いでもある。
生前の祖母は妹たちに羽衣をあの世からこの柿の木に届けてくれて、枝に架けてくれる約束をしたのだそうだ。
羽衣が届いたのかどうか、私には分からない。
彼女らにとってはどうやら今は亡き祖母との思い出の柿の木であり、あの世とこの世を結ぶ一本の架け橋である。
私が子どもの頃に過ごした家(元は曾祖母の家)の庭にも柿の木があって、毎年たくさんの実をつけてくれていました。
今は借家になっていますが、まだ少ないながら実をつけているそうです。
相手は木ですが、一緒に育った兄妹のような懐かしさがあります。
いまを衣着る木 ありがたいですね~
すてきなエピソードをありがとうございます
19日 この木 水屋の杜におうかがいします
午前中には着くと思います よろしくおねがいいたします
はじめて行く友人もお逢いできることをたのしみにしていますよ!^^。