里山で出会った風景

趣味の山登りが出来なくなった爺さんが
下手な短歌で日々を綴る(老人のつぶや記)

穀雨 レンゲソウ タツナミソウ ツタウンラン ツルオドリコソウ

2017年04月20日 | 
  二十四節気の一つ穀雨。春の温かい雨が降って、穀類の芽が伸びて来る頃。

  蓮華草に出会い一句を思い出す。「手に取るなやはり野に置け蓮華草
  作者の滝野瓢水が遊女を身うけしようとした友人をいさめて詠んだ句。
  転じて、には花が咲くのに相応しい場所があり、野山で自然の花を盗る
  不心得者をいさめる句でもある。蓮華草を他の花の名に置き換えるだけで
  何にでも通じて私の大好きな句である。

 レンゲソウ
     
 タツナミソウ(紫)
  
 手に取るなやはり野に置けタツナミソウ
  
 タツナミソウ(白)
 
 タツナミソウ
 
 ツタウンラン
 
 手に取るなやはり野に置けツタウンラン
 
 ツルオドリコソウ
  
 手に取るなやはり野に置けオドリコソウ
 
 タンポポの白
 

 
 (29年4月20日撮影・近隣散歩にて)


 
  過日見つけたオキナグサが何者かによって根こそぎ
  持っていかれてしまったのを今日気がついた
  白髪が出て翁になるのを楽しみにしていたのに・・・。 
    「手に取るな やはり野に置け オキナグサ」
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