里山で出会った風景

趣味の山登りが出来なくなった爺さんが
下手な短歌で日々を綴る(老人のつぶや記)

九品仏(くほんぶつ) 九品山唯在念仏院浄真寺  

2013年11月27日 | Weblog
昨日は7月に次ぐ二度目の九品仏へ行って来た。写真を整理
してみると、意識していないのに≪7月の九品仏≫とは全く違う
絵になっている。 下手は下手なりにその時々の 心境が写真に
反映
されている様だ。時々の心境が絵に残り、絵日記は楽しい
(寺の正式名をメモしておく。九品山唯在念仏院浄真寺…長い) 

阿弥陀堂(本堂の対面に3つの阿弥陀堂がある)
上品上生、上品中生、上品下生の三躯の阿弥陀如来像を安置  

左端の阿弥陀堂
下品上生、下品中生、下品下生の三躯の阿弥陀如来像を安置 
ゲボン(ゲヒンとは読まない)。下品下生は私の座る位置  

右端の阿弥陀堂
中品上生、中品中生、中品下生の三躯の阿弥陀如来像を安置   

上品上生の安置される中央の阿弥陀堂

阿弥陀如来像・上品上生

阿弥陀如来像・上品中生 

阿弥陀如来像・上品下生 

(25年11月26日撮影・九品山浄真寺にて)



九品(くほん)とは、物質や人の性質を3×3で分類したものだそうで
九品仏とは、浄真寺に安置されている9体の阿弥陀如来像のこと。
3つの阿弥陀堂があり、3体づつ合計9体の阿弥陀如来像が安置
されている。この9体はそれぞれ、上品上生(じょうぼんじょうしょう)
上品中生、上品下生、中品上生、中品中生、中品下生、下品上生
下品中生、下品下生を表し、これをあわせて九品(九品往生)という
この九品の仏から、浄真寺は通称「九品仏」と呼ばれ、東急電鉄の
大井町線に九品仏と言う駅名の駅もあり有名。
このような九体阿弥陀は、他には京都の浄瑠璃寺にしかない由。