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京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

大阪のテナント約7割が空いている?

2010年10月02日 | 賃貸について
京都不動産コンサルタントのブログ

新聞報道によれば、
大阪市内の完成から1年以内の新築ビルの約68%が
借り手のいない状態だという。

見出しにインパクトがあります。
新築ビルの殆どが空室なんだと。

一方、既存ビルを含めた空室率は約12%だという。
いや待ってくださいよ。
これって全体から見れば約9割が入居状態だということですよね。

そんなに悪い数字でもない。
要はそれぞれの分母のバランスが悪いんですね。
よく見れば新築の棟数は10棟、
既存ビルも含めると800棟強です。

新聞の論調で、
その他の記事との整合性を取るために
この大きな見出しが必要だったんだなぁ
ってなことです。

メディアリテラシーとはよく言ったもんです。

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