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気温計の針40度で振り切れ…ヤマト運輸の倉庫で熱中症、社員がスト / 毎日新聞

2024年08月19日 | ニュース
ヤマト運輸に熱中症対策の強化を求め、ストライキをした男性社員。倉庫内にあった気温計の針が40度で振り切れた際の写真を手に、記者会見した=厚生労働省で2024年8月19日午後3時16分、奥山はるな撮影

毎日新聞 2024/8/19 18:45(最終更新 8/19 19:18)

 ヤマト運輸の倉庫で仕分け作業をする男性社員(55)は19日、東京都内で記者会見し、熱中症対策の拡充を求めてストライキを実施したと明らかにした。男性は「風通しの良くない倉庫内では、気温計の針が40度で振り切れ、身の危険を感じる労働環境だ」と訴えている。

 男性は兵庫県尼崎市の営業所に勤務。長年、宅配ドライバーの仕事をしていたが、昨年8月から倉庫で荷物の仕分け作業をするようになった。

ヤマト運輸の倉庫にあった気温計は、40度で針が振り切れていた。熱中症対策の拡充を求め、ストライキをした男性社員が撮影した=総合サポートユニオン提供 

 男性によると今年7月、倉庫内の気温計の針は40度で振り切れ、熱中症指数は運動の原則中止を求める「危険」に達していたという。頭痛薬を飲んで勤務していたが、8月上旬に病院を受診すると医師に「熱中症の症状」と言われた。

 男性は9日、勤務先の営業所と団体交渉。男性は空調服の支給を求めたが、所長は「気温計は壊れていた。最大でも36度だった」と主張し、受け入れられなかった。このため男性は1人で19日に終日ストライキを行った。

 男性の勤務先は、荷物の仕分け場所に扇風機やスポットクーラー、ウオーターサーバーを設置し、塩あめを用意するなどの熱中症対策を実施しているという。

 男性を支援する個人加盟型の労働組合「総合サポートユニオン」は、猛暑の中で働く労働者の相談を受けつけるため、無料の電話相談「緊急・熱中症相談ホットライン」を開設。20、22、23日の午後5~9時。電話番号は0120・333・774。【奥山はるな】



 ヤマト運輸さんには、大変お世話になっているし、宅配ドライバーさんたちには頭が下がるのだが、このような労働環境もあったのか。以前、創業者?の方が「宅配ドライバーは車から下りて走ることで能率を上げなさい」と指示したニュースを見た後、荷物を抱えて走っているドライバーさんをよく見かけていた。

 この倉庫の労働環境を見たわけではないが、このような状況があるかも知れないということは想像できる。正に自らの命を削りながらの作業ですよね。このような形でストライキをした男性社員は、たぶん会社との今後の良好な関係はなくなると思うが私は勇気ある訴えだったと思う。
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