悠山人の新古今

日本初→新古今集選、紫式部集全、和泉式部集全、各現代詠完了!
新領域→短歌写真&俳句写真!
日本初→源氏歌集全完了!

俳句写真693 薄紅の

2010-05-25 02:20:00 | 俳句写真
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薄紅の薔薇の匂ひも与へまし  悠山人

○俳句写真、詠む。
○真っ赤もよし、純白もよし、されどなお折衷色の薄紅もよし。色香の半ばなるは、よきかな。
□俳写693 うすべにの ばらのにほひも あたへまし
【写真】前に同じ。

俳句写真692 赤白と

2010-05-25 02:10:00 | 俳句写真
2010-0525-yhs692
赤白と薔薇に迷ひて世を忘る  悠山人

○俳句写真、詠む。
○情熱の赤か、廉潔の白か、薔薇の花も人それぞれ。各地で薔薇展さかん。
□俳写692 あかしろと ばらにまよひて よをわする
【写真】前に同じ。

俳句写真690 山法師

2010-05-24 02:00:00 | 俳句写真
2010-0524-yhs690
山法師濡つる森に鎮まれり  悠山人

○俳句写真、詠む。
○駐車場の森に、山法師の花が雨にぬれて、白く美しい。「法師」と「鎮まる」が縁語。
□俳写690 やまぼふし そぼつるもりに しづまれり
【写真】前に同じ。

image944 チャンドマニ

2010-05-24 01:00:00 | images
2010-0524-yim944
title:Chandmani_movie
yyyy/mm:2010/05
memo:モンゴル映画? どんなものかと、雨の中、愛車を出す。横浜での上映を終えた直後だとか。いま山梨県立博物館では、「チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展」を開催中。きのう映写画面から、タイトルを撮影。

春の色の-作者未詳

2010-05-24 00:00:00 | 名歌悠選

2010-0524-stt021 春の色の-作者未詳

春の色のいたり至らぬ里はあらじ
咲ける咲かざる花の見ゆらむ  作者未詳

-後撰集、春下-

Ha-ru-no-i-ro-no i-ta-ri-i-ta-ra-nu sa-to-ha-a-ra-ji
sa-ke-ru-sa-ka-za-ru ha-na-no-mi-yu-ra-mu  Unknown
-Kokin-shuh, spring2-


俳句写真689 ゆく春の

2010-05-23 02:00:00 | 俳句写真
2010-0523-yhs689
ゆく春の空にかをるや車輪梅  悠山人

○俳句写真、詠む。
○小高い芝丘に、女学生三人の笑い声が響く。その傍らに2mほどの、白い車輪梅が、強い香りを放っている。
□俳写689 ゆくはるの そらにかをるや しゃりんばい
【写真】前に同じ。

image943 五月の紅葉

2010-05-23 01:00:00 | images
2010-0523-yim943
title:Nomuramomiji_in_May
yyyy/mm:2010/05
memo:新緑の中に真っ赤な野村紅葉が鮮やか。季節がら、俳句の世界では「春紅葉」を巡って、時折り争論を見かける。先日、芸術公園で。
【memo-桜前線】稚内から、染井吉野桜の開花の報。日本列島をゆっくり縦断すること、約二か月半。ブログ人口の関係で、電網世間からはすっかり忘れられているけれど、いとおしい便りとして受け止めた。

短歌写真936 曇り日を

2010-05-21 03:10:00 | 短歌写真

2010-0521-yts936
曇り日をかさねしのちのけふの日に
五月ににほふ薔薇を見しかな   悠山人

○短歌写真、詠む。
○五月晴れの語が懐かしいこの五月。曇りが続くと、太陽がことのほか、晴れがましい。
□短写936  くもりびを かさねしのちの けふのひに
        さつきににほふ ばらをみしかな
【写真】前に同じ。