2008-1019-yim603
title : Pyracantha
yyyy/mm : 2008/10
memo : 常磐山査子(ときわさんざし)。Pyracantha ピュラカンタ(通名はピラカンサ)。記事については既出(下記)。先日、水源湖で。
cf. 「短歌写真506 寒き気も」(2007年12月16日、yts506)
寒き気もピュラカンタてふいつくしき 炎に燃ゆる荊思ひに
「短歌写真*** 秋の日を」(2005年11月20日、yts***)
秋の日を炎に浴びつ色づきて 賑はひたるは常磐山査子
【memo2】Sarah Brightman の「風塵」について:アメリカのポップス歌手サラの予定を、何気なく電網で見て、改めてその多忙さに驚く。11月は、4、6、9、12、14、15、16、18、19、22、23、24、26、28、29、30の各日。公演都市はモントレ、グァダラハラ、メヒコ(メキシコ・シティ)、ダラス、そのほか全米各地など。
その彼女に、この原稿を書きながら聞いていたのだが、「Dust In The Wind」(風塵、約3分40秒)という歌がある。標題がカプレット・リフレイン(2行連)初行として4回出て来て(第2、第3は同じ)、各連が正確に4音-8音で構成される。
Dust in the wind
All they are is dust in the wind
Dust in the wind
All we are is dust in the wind
Dust in the wind
All we are is dust in the wind
Dust in the wind
Everything is dust in the wind
ただし最終行は、厳密に数えると9音になるけれど、サラの歌を聴くと ev'-ry-thing(普通の散文発音)なので、ここでも正確なライム(脚韻)詩になっている。ポップスの作詞も並大抵ではない。浅学庵ながら、珍しく耳で聴いて韻律詩を目で見る機会となった。
*Saverio Mercadante - Il Giuramento-19-Atto 2-Scena: Interludio | 82.197.165.137:80*[Swiss Internet Radio - RadioCrazy Classical - Shoutcast Streaming Technology by init7.net]