「ヨリトモ、イイクニ」の頃、「一日百首」などを精力的に詠みあげたらしく、最高位僧として仏道修行を「述懐」した和歌のひとつ。自省自戒の歌が並ぶ。
ひらかなy144:むなしくも すごしたひびを くやんでも
いまさらおそい じんせいのくれ
ひらかなs1753:いたづらに すぎにしことや なげかれん
うけがたきみの ゆふぐれのそら
【略注】○受けがたき身の=「この世に生を受けることの容易でない人間としての
わが身。」(小学版)
○慈円=悠 002(06月29日条)既出。
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