悠山人の新古今

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043 悲しくて寂しく

2005-08-17 04:04:00 | 新古今集

■九月十三日の夜の月、と伝わるところから、名月としてみる。

【略注】○憂き身=「辛い身。悲しいことの多い身。」(小学版) 「物思いの絶えない
    この身」(岩波版)。 「この不運の身」(新潮版)。
    ○心に曇る=「雲ではなく、晴れぬ心ゆえに涙で曇る意。」(岩波版) 「哀感
    の涙で目に曇り」(小学版)。
    ○慈円=悠 002 既出。
【補説】「秋の夜の月」 この前後で使われている作品を調べてみた。(「~」部分)
    0375 人だのめなる~(俊成の娘)
    0385 しのぶの里の~(橘為中)
    0390 うらみな果てそ~(慈円)
    0403 ~やをじまの(家隆)
    0404 心に曇る~(慈円)
    0407 ~待つほど(源扶義の娘)
    0415 幾夜かは見ん~(大輔)
    0417 思ひも入れじ~(式子)

短歌写真024 太陽の

2005-08-17 04:02:00 | 短歌写真

太陽の花はアルルの画家の黄に
燃えていや増す夏の暑さよ


 「ひまわり」「ゴッホ」を陰に隠した。
 ひまわり・向日葵。sunflower(英語)。Sonnenblume(ドイツ語)。zonnebloem
(オランダ語)。tournesol(フランス語)。girasol(スペイン語)。girasole(イタリア語)。
солнцецвет(ロシア語)。どの国の言葉も、みんな「太陽の花」。
 フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Willem van Gogh)。1853年3月30日(オラ
ンダ)~1891年1月25日(オランダ)。35歳ごろから一年ほど、フランスのアルル
地方で盛んにひまわりを描いた。ゴーガンはかつての親友を追想して、みずから
の死の前にひまわりを描き残した。