平成元年に3%で導入、平成9年に5%となっていた我が国の消費税が、17年の期間をおいて8%に引き上げられる。 「社会保障の充実・安定化」と「財政健全化」の同時達成という目標のもとにやっと成立した消費税増税の第1段階のスタートである。
しかし、社会保障の充実安定化とは裏腹に、社会保険料の引上げ、国民年金の減額等の社会保障の分野の負担増も同時に始まる。
消費税率の引上げは、全額を社会保障の財源にという目的も、景気の動向によっては反故にされかねないと危惧するのは私だけであろうか。確りした舵取りを政権にお願いする。