神社と狛犬見て歩き

主に北海道の神社巡り。最近全国の一宮巡りを始めた。

小國神社/静岡県森町(Okuni Jinja,Mori-machi,Shizuoka,Japan)

2018年06月19日 | 神社と狛犬
小國神社/静岡県森町(Okuni Jinja,Mori-machi,Shizuoka,Japan)
☆遠江国一宮
2018年5月14日(月)、静岡県森町にある小國神社(おくにじんじゃ)に参拝。山麓にある大きな神社。朝早いのに大駐車場には20台ほどの車がある。何故かと思ったら、「小国ことまち横丁」の従業員の車だ。白い第1鳥居。右に社号標、左に赤松。鳥居をくぐり砂利参道をゆく。右に掟板、左に石碑。小さな石橋を渡る。境内はスギ、モミジ、広葉樹などの巨木の森。参道の杉並木をゆく。左に大きな手水舎、鉾執社(ほことりしゃ)。右に勅使参道の看板。太い杉が並ぶ。左に「事待池(ことまちいけ)」。池の中島に宗像社。赤い欄干の橋を渡り、八王子社。参道をゆく。右に「神幸所」、大黒様の看板、全国一宮等合殿社。右に石碑。左に御神木「大杉」の根株。白い第2鳥居。くぐると石板参道。正面に焦げ茶屋根の歴史ある社殿。左に社務所兼御札授与所。右に舞殿。社殿右に連接して仲徳殿あり。古札納所、建物あり。社殿右側には川が流れている。境内の右側に沿って駐車場の横を通り流れている。川の両岸にはモミジが植えられている。秋の紅葉はとても綺麗だろう。
獅子狛犬は居ない。
------------ネットによると-----------
☆所在地
 〒437-0226 静岡県周智郡森町一宮3956-1
☆祭神
 〇主祭神
  ・大己貴命(おほなむちのみこと)
☆由緒
 創建時期は不明だが、社伝によれば、欽明天皇16年(555年?)2月18日、現在地より6kmほど離れた本宮山に神霊が示現したので、勅命によりそこに社殿が造営されたのに始まる。なお、このときに正一位の神階が授けられたと社伝にはあるが、国史での当社の初見である『続日本後紀』承和7年(840年)6月14日条では「遠江国周智郡の無位の小国天神(中略)に従五位下を授け奉る」と記されている。六国史終了時の神階は従四位上である。
『延喜式神名帳』では小社に列している。皇族や武将の信仰が篤く、遠江国一宮として崇敬を受けた。当社を一宮として記載する史料の最初は、1235年の「当国鎮守小国一宮」という記述である。江戸時代には「一宮神社」と称していた。
中世以降、朝廷の衰退により勅使が廃れたが、室町時代、戦国時代を通じて祭祀が途断えることはなかった。元亀3年(1572年)、甲斐の武田信玄が遠江に侵攻した際、当社神職は徳川家康に味方した。天正3年(1575年)、徳川家康が社殿を再建し、江戸時代に入ってからも歴代の将軍が社殿の造営や営繕、社領の寄進を行っている。
明治5年(1873年)に県社に列格し、翌明治6年(1874年)には国幣小社に昇格した。

☆地名の由来
 ・森町: 森町という名前の村ができたのは、鎌倉時代中頃です。 森町は、別名「三木の里」といわれています。「森」という字が三つの木から成っているためです。町は太田川を中心に三方を山に囲まれているため、「森町」という名前は町という字まで入れて一つの固有名詞になっています。森町の名前は、昔から変わらない美しい町の自然をそのまま文字にしたすばらしい名前です。
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