神社と狛犬見て歩き

主に北海道の神社巡り。最近全国の一宮巡りを始めた。

切込焼ツーリング(宮城県)

1996年09月09日 | 風(motorcycle)
 1996年9月9日(月)、今日は,日曜日の代休日。
しかし雨が降りそう・・・。
昨日はあんなに天気が良かったのに, 天気予報によると午後から雨の降る確立60%・・・。
土曜日も雨で1日中本を読んでいたので,今日は走りたい!!!
午前中なら雨の確立30%なので,なんとかなるさ!

 ということで近くの宮崎町の陶芸の里に行くことにする。
仙台の北40キロの古川市から西の山の方に20キロほどのところにある。

 朝8時前に出発!
R4からはずれて,田舎道にはいると水田の中を道路が続いている。
車は,なし!
まるで北海道みたい!
よしっ!
飛ばすぞ!!!
快感!!!ん
?標識があるぞ???
げっ!40キロ制限!
あわてて速度を落とす。
そんなバナナ!!!
車もいないのに!
北海道との違いを痛切に感じつつ,田園風景を楽しみながら陶芸の里に着きました。

 まだ早かったのか,それとも月曜日のせいか駐車場には1台もなし。
よしっ,1番乗り!
勇んで入り口に!
「本日閉館」の看板・・・。
ええっ,せっかくきたのに・・・。
第2・4月曜日は休館との事。

 何かないかと周りを見てみると,「ミヤギノハギ」が咲いてました。
うん、確かに柳のように枝が垂れ下がっている。
3分咲きだけれど,花も付けている。
捜していた県花に会えて良かった。

 近くにある「薬師(やくらい)温泉」はどうかなと寄ってみるとなんとここもお休み。
いいんだ!
入浴料1000円で高いもんね!

 薬師温泉さらりと捨てて,ちょっと走ると「三浦陶房」の看板あり。
細い山道を2キロほど走ったところにあった。
伝統工芸「切込焼」,陶芸家三浦征史とある。

 こんにちはと入っていくと,ろくろを回していた手を止める。
作業場の隣の部屋で作品を見せてもらう。
良かった。
やっと見ることができた。
湯飲み,とっくり,皿,壺,花瓶・・・。所狭しと並んでいる。
民芸風な作品だった。
「切込焼」は,東北最古の磁器だそうで、三浦さんの作った花瓶を宮城県に来た皇后美智子様がお買いあげになったそうです。
高いので,1番安い「灰志野鉄文茶碗」を1つ買いました。
これで東北のお酒を飲もう!

 帰りは,雨雲との競争!!!
もと来た道をまっしぐらに仙台へ!
仙台市に入ったあたりでポツポツ雨・・・。
雨着は着ないでそのままねぐらへ。
午後1時,そんなに濡れずに到着!