横濱kabitanの、あれこれ話

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藤子F先生版、『ピロンの秘密』其の弐

2005年12月11日 05時43分04秒 | ピロンの秘密
 【本題の前に】
 前回、記事がまとまりが無かった事に関してはすいませんでした。
 【本題】
 今回は、≪3、サポートしていた番組『ピロンの秘密』が終ったのに関わらず小学館の「小学一年生」で先の「幼稚園」に続く形で『ぴろんちゃん』が丸一年掲載された≫事についてです。

 藤子F先生と手塚大先生で、サポート(テレビ特撮ドラマの、連続漫画化)していた『ピロンの秘密』は当時は≪日本特撮ヒロイン≫の元祖に当る、ピロン王子の護衛役・美女ロボットミラの人気と共に非常に人気があったテレビ番組だったと言う事は、ネット検索で知りましたが藤子F先生が放送終了後も引き続き「小学一年生」で連載を継続するほど人気が高かったみたいですね。
 ネット検索しているうちに、『ピロンの秘密』は『(実写版鉄腕アトム)』が放送終了間もなく放送開始した番組で小学館と手塚大先生の二大サポートされた≪SFモノ≫。『ピロンの秘密』放送当時の、子供向けの特撮テレビシリーズは話によると殆どは【少年探偵モノ(実写版の『アトム』も同系列)】か【ドダバダギャクもの】か【(『紅孔雀』『笛吹童子』時代劇モノ】か【NHK教育番組な着ぐるみモノ】が主流で、『ピロンの秘密』にそして『不思議な少年』と手塚大先生の原作で造られたSF特撮テレビシリーズはまさに今の≪特撮モノ≫の原点と思われる、斬新な内容だったと見受けられます。
 
 ネット検索や≪日本特撮≫など扱っているサイトや書籍は、モノクロ時代の子供向けアニメや実写テレビシリーズの紹介はほんの一握りな高名な作品だけで手塚大先生と藤子両先生の【モノクロ実写マンガドラマ(?!)】ですら殆ど無視されていてテレビの『懐かしの・・』で≪色物≫として遊びで紹介される位。モノクロ特撮テレビを、≪色物≫扱いするのは作品に対して酷くありませんか?!
 いまだからこそ、当時の番組を見たいです。
 母から聞いたりラジオ・テレビで、流されるNHKの『紅孔雀』『笛吹童子』などの当時の映像や音声を聞くと今年、33になる私ですがワクワクします。それに、先に書いた『ピロンの秘密』全39話分のタイトル(いまだ、各話のストーリー判明できず)だけ見ても見たい気持ちになります。

 来年、ここ、日本で【世界SF大会(in横浜)】が開催されますのでその時に日本の特撮SF作品の元祖としてモノクロ実写特撮テレビドラマを『月光仮面』から紹介したりキャラクターショーやって欲しいです(この話は、まだ別な時に)。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ビロンの秘密 (koujiatom)
2005-12-11 09:43:11
久しぶりに書き込みします。

いつも見せていただいてますよ。カット、文章ともに楽しませていただいています。

藤子不二雄Aが手塚治虫のアシスタント的な時代があったことは知ってましたが、「ピロンの秘密」のキャラを共有して漫画化していたとは知りませんでした。

たぶん絵柄からは藤子F不二雄のほうですよね。

そう思って「藤子不二雄論」(河出書房新車)で調べたら、やはりFの1960年(昭和35年)で「ピロンちゃん・幼稚園/10月号~」とありました。

両方のキャラの描きかたの違い、見てみたいものです。
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「ピロンちゃん」は、藤子F先生の単作 (横濱kabitan)
2005-12-14 03:16:17
 この記事の情報元のサイトでは、『A先生』との共作では無いそうです。あと、F先生が晩年お出しした『マンガの書き方』という教本のなかでも『制作略歴』でも「ぴろんちゃん」の所は共作で無いと表記されていました。
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