横濱kabitanの、あれこれ話

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ヨコトリ学校「ベネチアビエンナーレから見る世界」①

2016年09月01日 23時51分11秒 | ヨコハマトリエンナーレ横浜トリエンナーレ

■美術コラムー≪誤解・歴史・美術≫
:今準備中の
「BODY/PLAY/POLITICS」
(10/1-12/14:横浜美術館)
参加作家で、ベトナム人ウダム・チャン・グエン氏の≪ヘビの尻尾≫は、古代ギリシャ彫刻≪ラオコーン像≫から着想。
 ウダム氏はベトナム戦中に生まれ(1971年)、父も芸術家ーその父が兵役しその後再教育施設にー帰ってきた時心身共疲れ果てた有様に。一家、意を決して米国へー今はベトナムに戻って、ホーチミンで活動中。
 今作、≪ヘビの尻尾≫は、世界的問題になっている排気ガスをバイクのパイプにつけたヘビ風船につめながら、ベトナムの街を駆け抜ける。
 そして、開発盛んな街を≪バベルの塔伝説≫に見立てる造形物ーヒンズー教の≪天地創造≫にて、海をかきまぜるという逸話も含め、多様性をも描き出す。
 横浜と、関係深いウダム氏。

■本題ーベネチアビエンナーレから見る世界
講師:中野仁詞(神奈川芸術文化財団学芸員/2015年度第56回ベネチアビエンナーレ日本館学芸員)
◎本編前にー
第56回ベネチアビエンナーレ帰国記念展
「塩田千春/鍵のかかった部屋」
(9/14-10/10:KAAT神奈川芸術劇場)
:展示空間に糸を張り巡らせる展示や、ドレス・靴・カバンなど人を使った痕跡と記憶を内包する題材を使い、 大規模作品を制作ー千春さん、使い様々な題材を独自の手法により構成し、完成した展示作品は卓越した美しさを失う事なく、我々の心と身体に静かに浸透していくー千春さんの作品は、言葉や文化/歴史的背景・政治/社会状況の違いを越えて、世界各国の鑑賞者に感動を与え、これまで国内外約200の展覧会で紹介されている。
 約120年の歴史を持ち世界的評価を得るベネチアビエンナーレー2015年度、日本代表作家として日本館出品し各国から来場者・批評家・報道から高い評価を得た≪掌の鍵≫と、KAATで再構成し展示ー現地で使った大量の赤い糸、世界中から提供された人が使った鍵そして使った鍵そして新たに5つの古い扉を使用し≪鍵のかかった部屋≫と題し制作展示。

◎本編
:元々、百貨店の美術係ー昔の百貨店は生活と美術両方発信していたーを8年間勤めていたが、本格的に美術館勤めに。
 神奈川芸術文化財団勤めは最初音楽部門から―神奈川は自由で色々やれたー 現代舞踏/音楽/芸術を取り込んだのを考え、近松もので塩田千春さん(前記)に頼んでやり始めた所、急に現代芸術やるよう言われるー音楽しか頭がなく落ち込んで、千春さんに言うと
「言葉にしばられているー芸術は皆同じ、音楽も同じ土俵ーそのままやるといい」
と言われて、やる気に。

 ベネチアビエンナーレ情報は、国際交流基金で 公表されている。
 ベネチアは、1年毎芸術と建築を交互でやっている
 設置中、天井がゆがんだと日本館が壊れると知らせが現地から来て、担当する国際基金からもそれ以上鍵をぶら下げないとまで言われるー現状確認しに行くと、問題なかった。現地いないとよくある話ー現場処理できないから。
 審査もいつも連絡あるが、今年は突然で大童ー隣接していた韓国の方が、それを気付いて準備していた。
 内覧会すら、報道対応におわれて殆ど他国のが見れないー一般公開初日に授賞(金・銀獅子/特別)国が分かる。
 今回、6人の学芸員で8人作家を選出ー展示費用は維持費で約1000万円、約3000万円は純経費。

 ベネチア参加は1952年から―当初、日本が作家中心だったが70年からは2期勤め―逢坂館長も2001年に参加。
 ≪掌の鍵≫に使うカギは当初5万個だったが、少ないと思い増したら最後は18万個にー横浜のカギ屋さんがダメになったカギを集めてまとめて捨てるというので、そこでまず5万個ー増した分、ベネチアにある会社から。
 会場には、2つの船の下階に船がある真下に、子供が両手に鍵持つ写真ー
 子供が生まれる前の記憶があるー子供に鍵をたくすというのは、未来をたくすー船を両手広げた形にしたのは、先人の記憶を次につなぐー日本館は今の日本として見られるー今回、東日本大震災によって多くの命を失ったー先人の努力、乗り越えた英知伝えるのを、子供に重ねた。

=続く= 



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