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NHK・民放の放映権問題

2006-08-15 | ニュース

好試合見られない!? スカパーがJ1&J2全試合放送権獲得
http://www.sanspo.com/soccer/top/st200608/st2006081513.html

「優勝が懸かった好試合や人気カードが地上波やBSでは見ることができなくなる可能性もありそうだ。」

 


自分はスカパーに加入してますんで、個人的には何の問題もないし、むしろ「放送の質」という面を考えれば、「素人」の民放よりも「玄人」のスカパーが中継を行ってくれる方がより良いコンテンツを楽しめることができるでしょう。

しかし、ますます日本人の「Jリーグ離れ」が進んでしまうんではないか、という不安が起きます。

「Jリーグを見れないから、スカパーに入ろう。」
と考え、それを実行してくれる人がどれだけいるか。
多くの日本人にとって、Jリーグの試合が「スポーツニュースのハイライトのもの」となってしまっては、日本サッカーが抱える究極の課題である「Jリーグの底上げ」は達成されないでしょう。
「毎月数千円を払ってまで見たくないけど、無料の地上波なら見る。」
という、潜在的ファンも失うことになります。

 

しかし、民放のテレビ局というのは、「資本主義」の考えの下で放映権交渉にあたっているため、視聴率が見込めない「Jリーグの試合」に大枚を叩くわけにはいかないんですよね。
ここに、「強化の基本はJリーグだ。」と大衆に訴えかけながら、その強化に「協力」を行わない、民放の「矛盾」が起きるわけですが…

 

このブログでは何度も言ってますが、
Jリーグ、もっと言えば「日本サッカー」のレベルを上げるためには、まずJリーグの試合が「注目されること」が不可欠だと思います。

W杯を見てその思いを強くしましたが、「普段(国内リーグの試合)から批判をされる国の選手」と、「代表の試合だけでしか批判をされない国の選手」では、いざ大一番を迎えた時の「プレッシャーの耐性」には大きな違いが起きると思います。
また、「代表の試合でしかゴールデンタイムで放送されない国の選手」と、そうでない選手の間にもまた、決定的な差異が生まれるでしょう。

これを改善するためには、やはりファンやマスコミが「Jリーグに対して向ける目」を変えていかなければなりません。

そして、これのカギとなっているのが「Jリーグの視聴率」です。
視聴率が上がれば、放送枠を確保してくれる。
ゴールデンタイムで放送してくれる。
そうすれば、より多くの人に「注目される」。

 

だから、民放やスカパー他Jリーグの放送に関わっている方々には、中継コンテンツの向上に努めてもらい、「(安易ではない)視聴率アップの努力」を常に考えていってほしいところです。
「日本サッカーの強化を担う一員」の責任を持って。

 

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