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よっしゃー!! しゃー!! うぉー!! Yeah! Come on! 最高の風邪薬再び♪

2007-01-23 | アーセナル

アーセナル 2-1 マンチェスター・ユナイテッド

得点)ファン・ペルシー、アンリ / ルーニー

HOME)アーセナル

                 アンリ
                       アデバイヨール

          ロシツキー                 フレブ

                 セスク
                          フラミニ

       クリシー                          ホイト
               センデロス     トゥーレ


                     レーマン


交代)フレブ → ファン・ペルシー
   フラミニ → バチスタ
   エブーエ → ホイト


AWAY)マンチェスター・ユナイテッド

                     ラーション

           ルーニー               C・ロナウド

                     ギグス

               スコールズ     キャリック

       エブラ                          G・ネビル
               ビディッチ    ファーディナンド


                  ファン・デル・サール

交代)ラーション → サハ
   C・ロナウド → エインセ


主審)スティーブ・ベネット


What a goal!! What a atmosphere!! What a team!! Class!! Absolutely amazing night at Emirates!!
ロスタイムでの逆転勝利!!! マンチェスター・ユナイテッド相手に、「シーズン・ダブル」!!!
「孫の代まで語り継ぎたい試合」とはこのことですね♪ 永久保存版行き決定です♪
個人的に、この日は風邪気味で最悪の体調での観戦でしたが、前回のアウェイのオールド・トラッフォードでの勝利同様、嬉しさで完璧に治りました!!!(笑)


全てが、「アーセナルらしくない」試合ではありました。
クロスに飛び込んで豪快に決めたファン・ペルシーの同点弾もそう。 クロスに頭で合わせたアンリの逆転弾もそう。 試合中は消えていたアンリが得点することもそう(先日のブラックバーン戦もそうでしたが)。 後半に先制されてからの「ロングボールの放り込み」もそうでした。
慣れないロングボールによる攻撃が多くなった時、交代して入ったファン・ペルシーが得意の「右」ではなく「左」に位置した時、ロシツキーがシュートを尽く枠の外に外した時、多くのアーセナルファンの方は、「引き分け以下」を覚悟し、「エミレーツ初黒星」という最悪の結末が脳裏を過ぎったことでしょう。

しかし、それをいい意味で裏切ってくれましたね!!
逆転弾のきっかけは、アデバイヨールが「ロングボール」を競ったことから。 同点弾は、ファン・ペルシーが「左」に位置していなければ生まれなかったものでした。

 

ユナイテッドは通常の「4-4-2」ではなく、ラーションを1トップに、ルーニーを左に、ギグスをトップ下に置いた「4-3-2-1」のような形、つまり「奇策」を打ってきました。
この2チームの対戦はいつもそうなのですが、序盤は必ず「アウェイチーム」が主導権を握ります。そして、それはこの日も同じでした。
際立っていたのはラーション。 ポストプレーで前線で起点となれる上、キープ力が高く周りを使うのが非常にうまい。 彼がボールを受けて、左のルーニーと右のロナウドにボールをはたくところから、ユナイテッドの攻撃は始まりました。
ロナウドは序盤こそ右に位置していましたが、クリシーとのスピード勝負に勝てずに何度か止められると、相性の悪さを感じたのか、その後は試合終了まで左サイドに張っていました。
そして、アウェイということで1トップで臨んできたユナイテッドですが、十分に「攻められる」と判断するや、システムを、

                 ラーション
                         ルーニー

          C・ロナウド                ギグス

のような形の「4-4-2」に変更してきました。



対しるアーセナルは、前半10分過ぎからようやくペースを掴み始めました。
ただ、前半で感じてしまったのは中盤のバランスの悪さ。 これはジウベルト・シウバの欠場が大きかったと思います。
普段はジウベルトが守備に専念してくれることで、セスクが自由に上がって決定的な仕事をできるのですが、この日は、コンビを組んだフラミニが、むしろセスクよりも頻繁に前線に上がって行ってしまったため、組み立ての段階がいつもと異なるようになってしまいました。 フラミニが上がること自体は悪くないんですけど、攻撃はもっとセスクに任せた方がうまくいったかなと思います。

後半は開始からアーセナルの時間帯が続き、ユナイテッドにほとんどチャンスを作らせずにいましたが、「アーセナルキラー」のルーニーに決められてしまいましたね。
正直、エブラがオーバーラップしてきた時に嫌な予感はしました。 試合が始まって50分もの間攻撃参加をしてこなかった選手にあのような勢いで急に上がってこられたら、守備のバランスは崩れてしまうものです。

先制後、ユナイテッドは明らかに引いてきました。 ラインを深い位置まで下げて、カウンター狙いに切り替えました。
しかし、その後約30分間の膠着状態の後、ファン・ペルシーと、それまで消えていて後半はほとんど試合に参加できずにいたアンリによって、歓喜がもたらされたのです。


結果論ですが、アーセナル側としては、ユナイテッドが「守りを固めて引いてくれたこと」、同点にされた後も勝ち点3を狙いに行かずに、「引き分けで良しと考えてくれたこと」が助かりましたね。 攻めて前掛かりになっている時の、カウンターからのロナウドのドリブルは厄介でしたから。
ただこの試合は、そのロナウドとギグスを見事に抑えた、両SBのクリシーエブーエを褒めたいです。 どちらも、スピードへの対応と左右の揺さ振りへの対応はほぼ完璧でした。 彼らでなければ、簡単に振り切られて数多くのピンチ招いていてしまったことでしょう。
そういう意味で、ロナウドを抑えて決勝点もアシストしたエブーエは、MVP級の活躍だったと思います。

 

・試合ハイライト
http://www.youtube.com/watch?v=chwVG9P8gOg

・試合分析&アンリインタビュー
http://www.youtube.com/watch?v=8BvZhruVDh0

 

ユナイテッドに勝利すること自体格別の思いですが、この日のような試合展開では尚更ですね♪ 他では言い表せない達成感があります♪

しかし、勝つには勝って首位との差を縮めましたが、それでも優勝はやはり無理でしょう。
ユナイテッドはチェルシーとリバプールとの「アウェイゲーム」を残していますが、それを落としたと仮定しても、勝ち点差は6。厳しいですね。 それまでに他の試合で勝ち点差が開いている可能性の方が高い気がしますし。。。。
今になって考えても、アウェイでのフルハム戦、シェフィールド戦の敗戦と、ホームでのアストンビラ戦、ボロ戦、エバートン戦、ニューカッスル戦の引き分けはもったいなかったですね~。 あの頃はエミレーツの雰囲気とピッチにまだ慣れておらず、「新スタジアム移転初年度」の難しさをモロに感じてしまったわけですが、それも今や完全に払拭しました。 やっぱ来季に期待ですか(笑)


強いチーム、タイトルを取るチームの条件の1つとして、「敗戦の影響をいかに少なくできるか」というものが挙げられます。 今季のユナイテッドの好調は、その敗戦後の試合をしっかりと立て直しして向かえられているところが大きいと思います。 対して、アーセナルは敗戦の影響を強く受けてしまう傾向にありますからね。
またユナイテッドは、「格下相手の取りこぼし」が少ないことが、今季に当てはまる好調の要因であり、もう1つの条件ですね。

しかし、逆に言うと、今季のユナイテッドは「互角以上の相手」に強さを発揮できないでいる印象です。 CLでもセルティック相手に苦戦しましたし。 この試合でも感じましたが、やはりスコールズとキャリックでは中盤のディフェンスに脆さがありますね。 その辺りが、ハーグリーブス獲得に向けて熱を入れている原因でしょう。


 

Arsenal Team Statistics Manchester United
  2 Goals 1
  0 1st Half Goals 0
  8 Shots on Target 4
  10 Shots off Target 5
  3 Blocked Shots 3
  8 Corners 6
  14 Fouls 12
  1 Offsides 2
  1 Yellow Cards 3
  0 Red Cards 0
 76.2% Passing Success 74.7%
  29 Tackles 24
 65.5% Tackles Success 66.7%
 49.6% Possession 50.4%
 54.8% Territorial Advantage 45.2%

http://home.skysports.com/matchreport.aspx?fxid=312392&channel=premiership&cpid=8&tydna=1

 

この勝利の余韻にしばらくは浸っていたい気分でしたが、「ファン・ペルシー骨折」という悪いニュースが入ってきてしまいました…
CL決勝トーナメント1回戦のPSV戦は無理そうとのこと。 それまでのリーグ戦は、バチスタ、ウォルコット、アリアディエールでうまく回して頑張ってもらうしかないですね。
う~ん、得たものより失ったものの方が大きいかも…

 


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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ダブル (salp)
2007-01-23 10:31:19
勝った~!正直引き分けを覚悟してただけに喜び倍増!!やはりサイドの攻防が試合の鍵の一つでしたね.ベンゲルも言ってましたが,マン・Uは最後は引き分け狙いで失敗しました.C.ロナウドに代えてエインセ投入で守備的になってくれたから助かりました.アンリのヘッドでのゴールも珍しかった(笑).優勝は無理でも勢いはついた筈!!!CLに期待したいです!!!!でもファン・ペルシーの離脱は痛いですね・・
返信する
よくやった (ロビン)
2007-01-23 16:53:50
劇的ですね。ニュースでしか見てないんで90分みたいですけど、ライブで見てたらほんとエキサイトしてそうですね。ただ…………ファンペルシーの怪我はかなり残念ですよ。なにせ名前をロビンで投稿してるほど好きな選手ですからね。全治6週間ですかぁ。得点王も夢じゃないと思ったのに……。ちょぴり複雑な気持ちですが、彼の代役に期待しましょう。ベンゲル監督が代役にウォルコットも考えてるようなことネットで見たんですけど、ピレスさんはどう思います?まだ点入れてないしこれからのためにも、我慢して使ってみるのもよいと思うんですが、やっぱアデバヨールがアンリと組むんでしょうかね
返信する
素敵な誕生日プレゼント (kiriek)
2007-01-23 20:18:52
ピレスさんの雄叫び!わかります!
私もアンリの逆転ゴールの瞬間に叫びながら笑いながら部屋の中走り回ってました。
しかも日本時間の22日は私の誕生日だったので格別でした。なによりも素晴らしいプレゼントをもらって本当に本当に本当にしあわせでした。
まんゆにだけはゼッタイ負けたくなかったからうれしくてたまりません。今思い出してもニヤニヤしてしまいます。ガナサポでよかった~~~
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Unknown (ひろっぴ)
2007-01-23 21:28:05
ファーガソンとベンゲルの対比がおもしろかったですね~
ファーガソンが「あっちゃ~(Oh,WTF!!!)」
と言っているのが聞こえました。

アンリのヘディング・・・頭も使えたんですねw
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Unknown (you+)
2007-01-25 00:21:50
こんばんは。
盛り上がってますね~(笑)
週末の余韻にまだ浸っています。
もちろんあの試合は永久保存版、早速DVDに焼きました。
負けたのにユナイテッドが意外とポジティブなのがなんか悔しいです。そこが今シーズンのユナイテッドの強さかもしれないけど。
CLもまた始まるのでここからが正念場ですね。
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Unknown (ピレス)
2007-01-26 00:50:30
>>salpaさん
同点にした瞬間から、逆転できそうな勢いはありましたね~。エミレーツの勝利でした☆


>>ロビンさん
あの試合は是非見ていただきたいですね~。
ペルシーの怪我はホントに痛いです。今季これまで安定した活躍だっただけに…
ウォルコットは今のところサイドの選手って感じなんで、ペルシーの代わりの役割は務まらないでしょうけど、出番は増えるでしょうね~


>>kiriekさん
あの試合はホント、ファンであることの喜びを感じましたね! ああいう勝ち方はシビれます!
お誕生日おめでとうございましたぁ~♪ 思い出に残るプレゼントでしたね♪


>>ひろっぴさん
カメラワークはさすがですよね~。
今季はけっこう頭で決めてます♪


>>you+さん
自分はDVDないんで、ビデオを「標準」で録画して永久保存にしました(笑)

今年に入って、かなり順調に来てるので、2月にガス欠にならないか心配です。。。
返信する
興奮しました!!! (DAI)
2007-02-04 21:36:09
こんばんは、お久しぶりです、DAIです。最近忙しくて、コメントが遅くなりましたが、ロンドン、エミレーツスタジアムに行ってきました!
1月2日にあった、チャールトン戦とこのユナイテッド戦観戦してきました。
もう興奮しまくりでした!アンリのヘッドが決まった瞬間、スタジアムが揺れ、Yeah!!!!でした(笑)あんな試合が観れて本当に感激でした!!一生忘れられない試合になると思います。
あとファン・ペルシーは初めてみたのですが、チャールトン戦のPKは凄かったです!強烈でした。
彼の離脱は痛いですね。
日本にかえってきて予約録画していた、アーセナルTV,マンUTVをみたのですが、僕的にはマンUTVの粕谷さんがアンリのヘッドが決まったときに黙ってしまったところが気持ちよかったです!
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>>DAIさん (ピレス)
2007-02-05 02:00:09
お久しぶりです!
観戦良かったですね~って、かなり長い期間ロンドンにおられたんですか??

あの試合を生で観れたなんて羨ましすぎます!!!
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Unknown (DAI)
2007-02-05 23:23:05
いえ、チャールトン戦を観たあと、一度帰国して、再度渡英しました。
また行けたら行きたいですね!
次は、ピレスさんもおっしゃっていた、ホワイト・ハートレーンなども行ってみたいです。
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>>DAIさん (ピレス)
2007-02-06 20:53:41
そうだったんですか! ホント羨ましいです!!

ホワイト・ハートレーンは雰囲気良かったですよ!

そう言えば、エミレーツのチケットはどのようにして入手されたのですか?? 紙券ではなくなったという話を聞いたことがあるのですが。。。
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