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ウィガン戦 Football against Rugby

2008-03-12 | アーセナル

ウィガン 0-0 アーセナル


HOME)ウィガン

                 ヘスキー   M・キング

            クーマス              バレンシア

                  パラシオス
                          ブラウン

        エドマン                      メルヒオット
                 シャルナー   ボイス


                     カークランド


AWAY)アーセナル

                 アデバイヨール
                         ベントナー

            フレブ                 セスク

                  フラミニ
                      ジウベルト・シウバ

        クリシー                         サニャ
                 センデロス   ギャラス


                     アルムニア


交代)   ベントナー → ファン・ペルシー
  ジウベルト・シウバ → トゥーレ


主審)ロブ・スタイルズ

 

 

試合の詳細は、コチラへ(ランキング)


「Arsenal.com」

 

 

遅まきながら、引き分けに終わった先週末のウィガン戦を簡単に。


予想通りの難しい試合となりました。
CLのアウェイでのビッグゲームの疲れの影響、ディアビーとウォルコットの欠場、相手の守備的且つフィジカルなスタイル、そして、トップリーグとしては世界最低の基準とも思える酷いピッチ状態。
苦戦を招くと考えることは容易でした。

 

ラグビーと兼用である「JJBスタジアム」のピッチ状態は問題です。
「プレミアシップ」が現在世界最高のステージに昇りつめたことを考えれば、FAももう少し対策を練ってほしいところ。

ただ、前半は予想していた以上にボールを繋ぐことができていましたし、決定機も作りました。
開始早々にセスクのスルーパスから抜け出したアデバイヨールのビッグチャンスを決めていれば、別の試合になっていたことでしょう。
また、試合終了間際には、アデバイヨールからセスクに出たチャンスもありました。
要は、決定力を欠いたわけです。

 

2月に行われたホームのブラックバーン戦と同じで、セスクが右サイドに移って、ジウベルト・シウバが入ったことで、どうしても中盤でバランスと運動量を欠いてしまいました。
“頼みの綱”だったファン・ペルシーもまだまだ実戦ではフィットしていないようで、最後の最後は「引き分けに持ち込んだ」感すらある残念な試合内容でした。

 

 

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アデバイヨールがGKとの1対1が下手な理由は、コースを完全に読まれているからでしょう。
“10発中10発”がインサイドキックでファーポストに狙うシュートで、見ているこちらとしても
「またそこか…」
といった感じですし、研究熱心な最近のGKからすれば、
「やはりここか。」
と、してやったりなはずです。

後半は、アデバイヨールがポストプレーヤーとしても消えてしまったことで攻め手がなくなりました。

しかし、それにしても、アーセナルは「イングランド人GK」との相性が悪いですね。
カーソン、ジェームズ、グリーン、カークランドには毎回毎回苦しめられています。


フレブはやはり重馬場が苦手なようで、こういったピッチでは力を発揮できません。


守備ではセンデロスが良かったです。 怪我がちのギャラスに代わって後方を引っ張っていました。
ギャラスの怪我の状態は気になるところ。 1月からずっと出ずっぱりの彼ですので、今後の日程を考えれば、次戦はセンデロスとトゥーレのコンビという選択肢も外せません。

 

次は1週間開いて、ホームでのミドルズブラ戦になります。

改めて、バーミンガム、アストンビラ、ウィガン相手の引き分けは致命的だと思います。
ミドルズブラ、バーミンガム、ウィガンと、「下位チーム相手に結果を残せない」という昨季の問題点が、シーズン終盤になって表れてきてしまいました。

 

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ヌーノ)
2008-03-12 19:29:54
はじめまして。
スポーツブックで欧州サッカーメインでベットしてる者です。
勝つ為に知識や情報求めてさまよい始めたのですが、
やはり、純粋にサッカーで書いてる方は知識も情報も豊富ですね。
今後、参考にさせていただく事もあるかと思います。
ご挨拶だけですが、宜しくお願い致します。
(何を求める訳でもないので、誤解しないで下さい)
返信する
Unknown (worldwidefootball)
2008-03-12 23:29:03
お久しぶりです。

この試合を見て思ったのは、ピッチのことよりもウィガンのアーセナル対策をやぶれなかったことでした。アーセナル対策って、乱暴に言ってしまえばスペースを消すことだと思うんですが、大体のチームは引きこもってそれを実現しようとしますよね。でも、ウィガンはポーツマス同様、ラインを全体的に高くすることで中盤のスペースを消していました。こういうときってラインを下げさせるべきなんですが、アーセナルはそれができていない。アデバヨールは足元でもらいたがるので、ベントナーとの2トップはこういう問題があると思いました。ウォルコットがいればちょっと違うのかもしれません。

個人的にはこう感じたんですが、ピレスさんはどう思われますか?ご意見をお伺いしたいです。よろしくお願いします。
返信する
Unknown (ひげ)
2008-03-13 03:02:26
ところで今年はCLレポートやらないのかしら・・・?
返信する
Unknown (ピレス)
2008-03-15 04:14:00
>>ヌーノさん
はじめまして!
欧州サッカーでベットですか~。 確か、バルサやユナイテッドがCLで勝っても、5倍ぐらい貰えるんですよね。そう考えると、競馬とかよりもずっと効率が良いかもしれませんね♪

参考にして頂けたら光栄ですので、また是非遊びに来てください♪


>>worldwidefootballさん
お久しぶりです!

「アーセナル対策」についてですが、もはやほとんどのチームがラインを全体的に高くすることで中盤のスペースを消して来ています。
これは、ボルトンのサム・アラダイスが広めた方法で、ミドルズブラ戦然り今回然りで、北部のチームはだいたいやってきますね。 3~4年前は引いて閉じ篭って来てましたけど、もうそんなチームはいなくなりましたね~。
http://blog.goo.ne.jp/goo20020815/e/5a3003d3f682624983f9a9be0ce130b0(ミドルズブラ戦)

おっしゃる通りで、こういう時はラインを下げるべきだと思います。
今季は、この「ラインを下げる方法」として、一発でアデバやエドゥアルドを狙う攻めのオプションを持って、エバートン戦のようにそれが比較的成功していることが昨季から進化した要因の1つですが、今回のウィガン戦はそれができていませんでしたし、試みる回数も少なかったと思います。

私は、どちらかと言うと、足下で受けたがっているのはベントナーの方だと思います。
アデバとのコンビ間の連携が悪いのは言うまでもありませんが、アデバがいるいないに限らず、ベントナーはあまり裏へ抜け出すということをしませんね。
ウォルコットがいれば、サイド攻撃という意味とセスクをセンターで使えたという意味で違ったと思いますが、あのピッチではウォルコットでは何も出来なかったと思います。


>>ひげさん
CLレポートもJリーグレポートもやりたいんですけど、時間がないですね~。試合はなんとか見てますが。実質「アーセナルブログ」になってしまっているのは、個人的にも残念です。
4月からはいよいよ社会人で、泊まりこみの研修とかも入るので、準々決勝もちょっと無理そうです。。。
試合自体もライブでは観れませんし(泣)
返信する
Unknown (worldwidefootball)
2008-03-15 23:25:18
詳しいお返事ありがとうございます。非常に勉強になりました。試合が近くなればアーセナル対リバプールの展望を書くつもりなので、そのときはピレスさんのブログのリンクを張ったり、文章を使わせていただくかもしれません。よろしいでしょうか?


ちなみに、僕がウォルコットがいればと書いたのは、ウォルコットはスピードがあるのでトップで使えば裏への意識を持ってくれるのでは、と思ったからです。CLでボロ勝ちしたときも確かそうだったと思います。
ただ、ウォルコットは結構ムラみたいなものがあるのでなんともいえないですね(苦笑)
返信する
>>worldwidefootballさん (ピレス)
2008-03-17 18:08:05
いえいえ!

私のブログでよければ、どうぞご自由に使ってください♪
その頃は、きっと忙しくてプレビューとかは更新できそうもないかな~と思っています(汗)

ウォルコットのスピードがアンリのようにトップで生かせれば理想と私も思っているんですが、現状はまだまだトップで厳しいアタリを受けたら、そこで終わってしまうんですよね。 スラヴィア戦は最高でしたが、トップではゲームに参加できていないことが多く、それならサイドに張らせてゲームに慣らせよう、とヴェンゲルもかなり慎重に扱っている最中です。
スチュアート・ピアースも言ってましたが、あのムラを取るまでにあと2~3年はかかると思います。
アデバイヨールの現在の年齢になるまでも、彼はあと4~5年ありますからね。。。
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