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2度目の転機&オメデタ報告

2006-11-14 | アーセナル

アーセナル 3-0 リバプール

得点)フラミニ、トゥーレ、ギャラス

HOME)アーセナル

                      アンリ

           ファン・ペルシー
                                   フレブ
                フラミニ
                             セスク

                   ジウベルト・シウバ

        クリシー                         エブーエ
                 ギャラス     トゥーレ


                     アルムニア

交代)ファン・ペルシー → アデバイヨール


AWAY)リバプール

                 クラウチ
                           カイト

          M・ゴンザレス              ジェラード

                ゼンデン
                        シャビ・アロンソ

       リーセ                          フィナン
                ヒーピア     キャラガー


                      レイナ

交代)M・ゴンザレス → ペナント
       クラウチ → ベラミー
       ヒーピア → アッガー


主審)マーク・クラッテンバーグ


<弾みにしたい1勝>
ハムストリングを痛めたロシツキーの代わりに入ったフラミニの先制点で勢いに乗り、ここ数試合、「CB」としては考えられないほどの攻撃参加で惜しいシーンを作りながらも得点を挙げることができなかったトゥーレが追加点。 そして、これまで全く生かせなかったCKのチャンスからギャラスがダメ押しゴールを決め、喉熱により欠場のレーマンに代わって急遽出場が決まったGKアルムニアがしっかりとゴールマウスを守りました。
同じくホームで行われたエバートン戦やCSKAモスクワ戦に比べれば、「作ったチャンスの数」はそれほど多くありませんでしたが、代役の選手が期待以上の役割を果たし、これまで生かすことができていなかった形をしっかりと結果に結びつけた、快勝でした。
オールド・トラッフォードでのマンチェスターユナイテッド戦勝利後、5連勝を収めたように、今回の強豪リバプールの勝利で、ここ最近の沈滞ムードを払拭して勢いに乗りたいところです。


この試合は、先制点を取った後のアーセナルの強さを改めて感じました。
しかし、それ以上に感じたのが、アーセナルの「4-1-4-1」システムが実はリアクションサッカーであり、自陣に引きこもって守備を固めてくる相手にはひどく非効率だということです。
アウェイとはいえ、首位と勝ち点差が大きく離れていたリバプールは攻めざるを得ず、アーセナルにとってはこれが幸いし、今回は攻撃時にそれほど窮屈さを覚えることはありませんでした。 しかし、「アンリの1トップ」と「ファン・ペルシーの左サイド」はやっぱりうまくいっていません。
この辺りは、管理人陸さんの「Arsenal Eat World」の記事に詳しく書かれているので、是非そちらを参照して下さい。


「勝ち試合」にも欠点が出てしまうところはいかにもアーセナルらしいですが、個人面では、まずはフラミニを褒めたいですね。
守備はもちろんのこと、攻撃にも積極的に参加。 意外と言っては失礼かもしれないですが、ドリブルもロシツキーに負けじと巧みでした。 そして何より、久々に与えられたチャンスを生かそうという「気合」が感じられましたね。 これは今のアーセナルにとっては非常に重要なことです。

普段は全く守備をせず、攻撃でも精彩を欠いている今ではすっかりチームの「お荷物」となっていたアンリですが、この試合は守備に「生きがい」を感じているかの如く、守備に腐心する姿を見せました。
FWには、「どうあがいてもツキが降りてこない日」という日が必ずありますが、バルセロナのエトーのように、得点はできないにしても、そこをきっちりと気持ちを切り替えて(普段のアンリのようにフテ腐れず)前線から守備で貢献してくれれば、チームにとってはそれで十分で、助かります。 「得点できないアンリ」にこれほど満足した日はありません。

 

アーセナルファン側から見たリバプールの「問題点」、そして「助かった点」を挙げると、やはり一番大きかったのはシソッコの離脱ですね。
中盤で動き回って、相手攻撃に対して強固なブロックを形成するシソッコを欠いたことで、リバプールは中盤からバイタルエリアのエリアでアーセナルに自由な時間を多く与えてしまいました。 ジウベルトがリバプールの攻撃をしっかりと抑えていたこととは対照的(ミスパスの多さは相変わらずですが…)でした。

そして、スタメンがベラミーではなくカイトであったことも「助かった点」に挙げられます。
もちろん、カイトがリバプールのFWの「ファースト・チョイス」であることは疑いありませんけど、アーセナルの守備陣はカイトのような万能タイプのFWよりも、ベラミーのような小回りが利いてスピード勝負を仕掛けてくるFWをより苦手としています。 また、ベラミーという選手はアーセナル戦に非常に相性良く、ニューカッスルの時でもブラックバーンの時でもアーセナル戦では必ずと言っていいほど直接得点に絡んでいました。 実際、今回の試合でも、わずかにオフサイドとなりましたが、短時間の出場でゴールネットを揺らし、アーセナルファンをヒヤッとさせました。
また、昨季のアーセナル戦、ホームとアウェイで1ゴールずつ挙げているルイス・ガルシアの欠場も大きかったですね。

そして、ジェラードの「右サイド起用」もリバプールの「問題点」であり、こちらとしてはかなり助かった部分です。
これまでリバプールの他のチームとの試合を観てきて、ジェラードの右サイド起用がうまく機能していないことを感じていましたけど、「テレビ画面に向ける集中力」が他の試合とは大きく異なる「アーセナル戦」では、それが今まで以上に感じ取れました。
ペナントの投入でジェラードがセンターに移った後すぐ、ジェラードに中央から右サイドのスペースへとドンピシャのパスを通されたシーンがあったんですけど、その時は正直、
「試合の最初からジェラードがセンターにいなくてホント良かった…」
と切に思いました。
右サイドから送られる鋭いクロスも魅力ですが、彼の最大も持ち味である「ミドルシュート」と「素早いサイドチェンジ」はセンターでこそ生かされると思います。 彼の展開力を殺しておくのはもったいないですね。


主審のマーク・クラッテンバーグにも触れておきましょう。
後半途中に足を攣ってしまい、ピッチで治療を受けたことで試合がしばらく中断されましたが、ロスタイム「3分」という時間の長さは彼への治療時間に充てられたもの以外考えられません。
もし、どちらかのチームが1点を追い掛けるような展開で、「主審の治療によって生まれたロスタイム」で結果が分かれようでもしたら、そんな馬鹿げた話はありません。
「審判も人間だからミスをする。」
とは使い古された慰めの言葉ですが、走れないのならもう1度研修の段階から出直すべきでしょう。

 

そして最後!!! ファン・ペルシーの喜ばしい話について!!!
http://home.skysports.com/list.aspx?hlid=428512&CPID=219&clid=3&lid=&title=Van+Persie+misses+England+test

「his wife is expecting their first child. 」

そう、彼はいつの間にか「結婚」していて、いつの間にか「オメデタ」になっていて、今週「第一子」が誕生するようです!!! 

てか、ファン・ペルシーっていつ結婚してたんでしょう!? ご存知のように、アノ事件(疑惑)がありましたから、そんな話全く知りませんでした…
それでも、これはアーセナルにとっても素晴らしい話ですね!!
「大人になった」とは評判でしたが、まだまだ「キレ癖」は治っておらず、いつ退場になってもおかしくないほど危なっかしい状況の試合が続いています…
しかし、アンリがそうだったように、スポーツ選手にとって「自分の子供が生まれる」ということは、責任感をこれまで以上に生じさせ、精神的成長からプレーの安定へと繋がります。
アーセナルで一番「落ち着いてほしい人」でしたから、これは嬉しいニュースですね~♪ あとはセスクかな?(笑) まぁ、まだ19歳なんでね。。。

アーセナルとは違いますけど、21歳のルーニーはいつ結婚するんでしょう?? ヴィクトリア・ベッカム以来の悪妻になること間違いなしですが、スポーツ選手にとって、「奥さん選び」は選手キャリアの選択にも大きく影響するんで、是非慎重なご決断を(笑)


 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ロビン)
2006-11-15 01:42:28
いつも拝見させてもらってますガナー、そしてファンペルシーを愛するものです。たしかにいつの間にか結婚してましたよね。ほんと余計なファウルを無くして、コンスタントに結果を残してほしいです。今年はW杯やEURO予選での活躍もあり彼にはかなり期待してます。
返信する
>>ロビンさん (ピレス)
2006-11-15 23:25:51
どうも!!
自分も彼には大きく期待してますよ! 将来は得点王にもなれる逸材だと思ってます。
ベルカンプの後継者はやはり彼しかいないですね~。早くコンスタントに活躍してほしいところです♪
返信する