NO FOOTBALL NO LIFE

国内、ヨーロッパ、南米のサッカー観戦ブログ! Jリーグ、3大リーグを中心に全世界を完全網羅!(予定)
随時更新!

Fantastic Night at Anfield !!!

2007-01-10 | アーセナル

リバプール 3-6 アーセナル

得点)ファウラー、ジェラード、ヒーピア / アリアディエール、バチスタ4、ソング

HOME)リバプール

                 ファウラー
                          ベラミー

          F・アウレリオ            M・ゴンザレス

                 ジェラード
                          ガスリー

       ウォーノック                     ペルティエ
                 ヒーピア     パレッタ


                     デュデク


AWAY)アーセナル

                 バチスタ
                       アリアディエール

          デニウソン               ウォルコット

                  セスク
                          A・ソング

       トラオレ                          ホイト
                ジュルー     トゥーレ


                    アルムニア


交代)ウォルコット → ディアビー
      トラオレ → コノリー


主審)マーティン・アトキンソン


<Amazing Young Guns !!!>
先週土曜日のFAカップ2点差勝利に続き、今度はカーリング・カップで6点大勝!!! アウェイ、アンフィールドでまさかの2連勝!!!

スカパーでの放送はありませんでしたが、ネットで観ることができました♪ ドイツのサイト経由で(笑)


先のFAカップに勝利したアーセナルは、主力を休ませ、スタメンには17歳のDFトラオレ、18歳のMFデニウソン、19歳のソングを。 ベンチには19歳のDFコノリー、16歳のMFランズベリー(イングランドU-16代表キャプテン)、17歳のランドールを置きました。
アーセナルファンの方でも、全員の名前を知っている人は少ないでしょうね(笑)


この試合は来週の「アーセナルTV」で放送予定ということなので、簡単に得点の経過だけを書いておきます。
27分、トゥーレのロングボールで抜け出したアリアディエールが、デュデクとの1対1を決めて先制!
しかし、わずか6分後にファウラーに決められて同点。
流れはリバプールに傾くかと思いきや、40分、バチスタが直接FKを決めてアーセナルが追加点!
さらに、ロスタイムには、CKからアレクサンドル・ソングがアーセナルトップチームでの初ゴールを決め、アリアディエールとの2人での崩しからバチスタが決めて、前半で「4-1」と突き放す!

後半もアーセナルペース。
55分、アリアディエールがヒーピアに倒されて得たPKをバチスタが蹴るも失敗。
しかし、その5分後、アリアディエールのアシストから、バチスタがミスを帳消しにして余りあるミドルシュートを決めて、ハットトリック!!
「1-5」とされてしまったリバプールは、68分にジェラードが強烈なボレーを放って2点目を、80分に左からのクロスをヒーピアがヘッドで3点目を決めて追い返し、ファンが「奇跡」を信じ始める。
嫌な流れが漂い始めたアーセナルは、しかし、84分にカウンターからアリアディエールがドリブル突破。そして、フリーで走り込んで来たバチスタに合わせ、これをバチスタがきっちりと決めて6点目!! そして、勝負あり。


バチスタ、アリアディエールら、ここまで「チーム貢献度ゼロ」に等しかった選手が大爆発しました! 4得点のバチスタも素晴らしかったのですが、そのうち3点をアシストしたアリアディエールの活躍も見逃せません。 しかも、そのバチスタが挙げた3点のうち2点は、「無人のゴールに流し込むだけ」というおいしい状況だったため、ゴール直前での相手を崩すプロセスを評価したいですね。
リバプールのディフェンスが崩壊していたということも外せませんが、「サブ組コンビ」が相性の良さを見せました。 今後も、アリアディエールを使うのなら、バチスタとコンビを組ませるべき、と思わせるほどの内容でした。

その他、デニウソン、トラオレら若手も良く頑張ってくれました。 長期離脱から復帰したディアビーの出場も嬉しいニュースです。 セスクもまだ19歳なんですが、彼はもう随分と大人に見えちゃいます(笑)
欲を言うなら、ベンチに入ったランズベリーとランドールのどちらかを見たかったですね。 どちらも「生え抜き」の「イングランド人」。 最後に3点差になった時点で投入は可能だったとは思うんですけど。 たとえ出場時間がわずか数分だったとしても、「アンフィールド」で、それも「勝ち試合」に出れるなんて、リザーブリーグで何試合に出たって得られない貴重な経験ですからね。 それに、少しでもセスクを休ませてあげないと…


リバプールは、開始早々のマルク・ゴンザレスの負傷退場(どうやら長期離脱になりそうとの話)と、終盤にホイトと接触したルイス・ガルシアの負傷退場が痛かったです。 ベニテスのプランが狂ってしまったことと思われます。

しかし、現地のリバプールファンにベニテスに対する同情の余地はないようで、BBCの公式掲示板には、多くのリバプールファンの嘆きとアーセナルファンの喜びが書かれています。
リバプールファンの話をまとめると、
・ アンフィールドで2連敗、それも大敗するなんて恥じるべきだ
・ 直前のFAカップで敗退させられたライバル(アーセナル)相手に、何でベストチームで臨まなかったのか? リベンジの気持ちはないのか?
・ ディフェンスの脆さは深刻
・ 選手を入れ替えすぎ
・ デュデクはもう使えない。 パレッタも使えない
・ ジェラード以外の選手から“気持ち”が感じられない
・ 同じ「若手」でも、リバプールとアーセナルでは選手の“質”に大きな差がある
・ CLのバルサ戦が心配

しかし、アーセナルファンを含めるその他のクラブのファンの意見には、
・ アンフィールドのファンは本当に素晴らしい。 普通、どこのチームのファンも、6点取られたら家に帰ってしまうものを、彼らはずっと応援し続けた。 ファンの水準に選手が追い付いていない

というものが目立ちました。
どこの国のファンも、負けた後は酷く悲観的になってしまうのは共通のようですが(笑)、日本と違って、掲示板上の議論が非常に建設的ですね。 「荒らし」なんかもほとんど見当たりませんし。 それだけみんながサッカーを“真剣に”観ているということでしょう。


これらの意見の中では、最後の部分に強く同意します。 彼らは最後の最後まで、
"You'll Never Walk Alone"
を歌い続けていましたから。 リバプールのファンは、疑いなく世界一だと思います。



さて、アーセナルの次戦は、アウェイのブラックバーン戦。
リバプールのオープンプレーとアンフィールドのきれいなピッチのおかげで、水を得た魚のようにフィールドで躍動したアーセナルですが、また「フィジカルな戦い」に引き戻されそうです。

この状況で思い出すのは、昨年2月に行われた、同じアウェイでのブラックバーン戦。 この時は、CLでアウェイでレアル・マドリードに勝った気の緩みからか、いとも簡単にやられてしまいました。 この試合は、ロンドンに旅立つ前日の夜に観戦しただけに、強い印象が残っています。
同じ轍は二度と踏まないように、是非気を引き締めてほしいところです。

 


ランキングダウンでモチべーション低下中…
最後まで読んで頂けた方は是非クリックをお願いします!!!
人気blogランキングへ
最新のサッカーブログランキングはこちらをクリック!!!
(登録中!!! モチベーション維持のためご協力お願いします!!!)

は、こちらへ!!!



最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
初めまして (JACK)
2007-01-10 21:35:59
初めまして。
いきなり気まずいですが私は生粋のリバプールファンです笑
でもアーセナルも好きなんですよね。つまりプレミアが好きだということです。
結果が出てる上でこんな事言うのも失礼ですが
「まさかアンフィールドで・・・」という気持ちです。
買収報道など様々な噂を抱え、今季は今ひとつ調子が出ませんがリバプールの今後の巻き返しに期待します。
チェルシーはモウリーニョに非難が集中してますね。
少しかわいそうです。マンUはいい加減失速して泣
アーセナルとリバプールは絶対CL圏内確保ですね。
目標は優勝ですが笑
"You'll Never Walk Alone"
素晴らしいです。
返信する
Unknown (コバ)
2007-01-11 01:19:07
スコアもさることながら、ジェレミが頑張ったようですね。ヴェンゲル以外の監督ならここまでチャンスは貰えなかったでしょう。スタメン見て感じるのは生粋のサイドハーフが少ないということです。それに比べてセンターハーフは下も含めて充実しています。最近噂にあがるベイルはSBみたいですが、ハーフも出来るのでしょうか。

アンフィールドの映像を少し見ましたが、本当に帰りませんね。2-2なのに帰ってしまうクラブもあるのに。まあ娯楽の数に差はありますが。
世界一のファンというのは同感ですが、やや厳しさが足りないのかとも思います。例えば、バルサやマドリーの強さはファンの厳しい目もその一因でしょうから。
返信する
Unknown (ロビン)
2007-01-11 12:00:28
あけましておめでとうございます。お久しぶりです。正月は実家のほうに帰っていたので、実家のパソコン使って投稿するのは少しやりにくく……。でも毎回チェックはしてましたよ。リバポの点差つけての二連勝には驚きました。そしてファンペルシーがリーグ戦2ケタ得点ですよ。僕的にFWの選手には”リーグ戦最低2ケタ得点”は決めてもらいたいと思っていたので、よかったです。これからどんどん活躍してほしーですね。最後に今年もよろしくお願いします。ブログの更新楽しみにしていますよ
返信する
Unknown (フェイント先生)
2007-01-11 18:52:25
ピレスさんがLIV3-6ARSを見たサイトを教えて下さい。お願いします。

アーセナル流石ですよね。平均年齢が20歳なのに主力を7人出したリバプールに勝っちゃうなんて。このまま行きFA、カーリング、プレミア、CLを制して欲しいです!!(プレミアはちょっとむずそう)
返信する
Unknown (ピレス)
2007-01-12 02:34:48
>>JACKさん
はじめまして!
実は自分もリバプールは好きですよ(笑) ライバルは基本的に大嫌いですが、ここだけは憎めませんね。
アーセナルが優勝できない場合、チェルシーやユナイテッドに1回優勝されるぐらいなら、リバプールに10連覇してもらいたいぐらいです。

ほんと、「まさか」でしたね~。ただ、2戦目に関しては、明らかにリバプールの方に1戦目のショックが見られたんで、この遠征2連戦は逆にアーセナルにとって吉と出た感じです。 日程が開いたら、また別だったと思います。

「優勝を狙って、CL圏内を確保する」というのが現実目標ですかね(笑) 一緒にボルトンをやっつけましょう♪


>>コバさん
ホント、ヴェンゲルは辛抱強いですね(笑)
デニウソンも本来はセンターですしね。どちらにせよ、この試合に限らず、アーセナルには生粋のサイドハーフは少ないですよね。 今だとフレディぐらいですか? 彼もサイド一辺倒って感じでもないかな。

ジェラードも言ってましたが、選手としては、
大敗の試合であそこまで声援を送られるのも、申し訳なくてかなり堪えるようですよ。 ブーイングと同じぐらいに。
ただ、ハーフタイムにはかなりのブーイングがあったんですよね。しかし、最後は、
「それでもやっぱり俺達はお前らを支えるんだ」
ということでの大合唱だったのでしょう。 この辺りが、イングランドファンの好きなところですね。


>>ロビンさん
あけましておめでとうございます! ご贔屓にして下さってどうも!
RVPには10点と言わず、20点は期待していいと思います。 それにしても、毎年成長の跡が確実に見れるのは嬉しいですね~♪


>>フェイント先生さん
ご家庭のパソコンの状況によって、「見れる・見れない」がありますから、グーグルで、
「サッカー ネット観戦」
と入れて調べて、一番合うものを選択されることをオススメします♪
人によっては、これで一気に非常に危険なウイルスに感染してしまうこともありますから。。。 リスクは覚悟された方がよろしいかと(苦笑)

そうですね~、日程は大変になりましたけど、3つとも頑張ってほしいですね☆
返信する