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Everton戦 Who writes off us ?

2009-08-21 | アーセナル

エバートン 1-6 アーセナル


得点)サハ / デニウソン、フェルマーレン、ギャラス、セスク2、エドゥアルド


HOME)エバートン

                    ジョー

                  フェライーニ
           ピーナール           オズマン

                ケイヒル
                      P・ネビル

        ベインズ                   ヒバート
                レスコット    ヨボ


                   ハワード


AWAY)アーセナル

                 ファン・ペルシー

         アルシャヒン             ベントナー

              デニウソン      セスク

                    ソング

       クリシー                      サニャ
              フェルマーレン  ギャラス


                  アルムニア


交代)  ベントナー → エブーエ
  ファン・ペルシー → エドゥアルド
        セスク → ラムジー


主審)マーク・ハルジー

 

「2009-2010シーズン」のプレミアシップ開幕戦。
アーセナルの相手は「CL出場権獲得争いのライバル」とされるエバートンでしたが、アウェイで6点の大勝。 誰もが予想しない結果となり、開幕前の低い前評判を覆す恰好となりました。


前半26分にデニウソンのゴールが決まるまでは、こういった結果になるとはとても思えない拮抗した展開でした。 形勢はむしろその逆で、少し前の時間帯にはエバートンが押し込んでいました。
セカンドトップの位置に入ったフェライーニが非常に厄介で、前線でポスト役になったり左右に開いたりとかき回されました。 そして、そこで空いたスペースをケイヒルに突かれるという最も警戒すべきシーンをも迎えました。

しかし、それもデニウソンの先制点により流れが変わりました。
この「4-3-3」システムは、デニウソンの持ち味が存分に発揮できるシステムであることがわかりました。
昨季のデニウソンは中盤の底でボールホルダーとなれずに、前任のフラミニとの比較に苦しみましたが、元々は守備よりもシンプルなパス捌きや2列目からの飛び出しを得意とする選手です。
「2センター」でセスクのカバー役に徹するよりも、「3センター」で守備の負担を軽くさせた方が彼は生きるようです。


この試合はいつもは“やられる方”であるセットプレーでも輝きを見せました。
フェルマーレンの2点目は非常に打点が高く美しいヘディングで、ギャラスの3点目は相手のマークを潜り抜けた彼らしいものでした。
そして、後半3分のカウンターで試合は決まりました。 起点となったアルシャヒンのデニウソンへのパス、アシストとなったファン・ペルシーのクロス、セスクのシュートは全て相手の股を抜いたものであり、個々の選手の技術力の高さが窺えました。


とにもかくにも、今回はほぼ文句なしの内容でした。
あとは、ロシツキー、ナスリ、ウォルコット、ディアビーらがフィットした時の中盤・前線の組み合わせがどうなるのかといったところでしょう。 また、ベントナーがサイドに位置することで、相手SBとの身長のミスマッチから、そこに目掛けてロングボールを入れればかなりの確率で勝てますが、逆にクロスの受け手が足りません。

 

ここ数シーズン毎年安定的に上位をキープしているエバートンですが、毎シーズン彼らはスロースターターです。 昨季も、ホームの開幕戦でデイビッド・ダンのスーパーゴールによりブラックバーンに敗れたのは記憶に新しいところ。 いずれ調子を取り戻すはずでしょう。

 

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