NO FOOTBALL NO LIFE

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勝っちゃった!!(笑)

2007-01-08 | アーセナル

リバプール 1-3 アーセナル

得点)カイト / ロシツキー2、アンリ

HOME)リバプール

                 クラウチ
                           カイト

          ルイス・ガルシア             ペナント

                ジェラード
                       シャビ・アロンソ

       リーセ                          フィナン
                アッガー     キャラガー


                     デュデク


AWAY)アーセナル

                 アンリ
                       ファン・ペルシー

          ロシツキー                 フレブ

                フラミニ
                       ジウベルト・シウバ

       クリシー                         エブーエ
               センデロス    トゥーレ


                   アルムニア


交代)   エブーエ → ホイト
  ファン・ペルシー → バチスタ
        アンリ → ウォルコット


主審)スティーブ・ベネット



まさかまさかの、アンフィールドでの勝利!!!
オールド・トラッフォードでのユナイテッド戦、スタンフォード・ブリッジでのチェルシー戦(フラミニの先制点まで)に続き、ホントこのチームは「全く期待していない時」ほどやってくれちゃいますね~(笑)
冗談抜きに「お祓い」が必要な程ゴールから見放されていたロシツキーが2得点。 そして、復帰2戦目のアンリが、左サイドでのスピード突破からインステップキックでファーサイドに流し込む「十八番」を決めて3点目。
鬼門の敵地で約4年ぶりとなる完勝を収めました♪


アーセナルは「アウェイの戦い」に完全に徹していましたね。
システムは「4-4-2」でしたが、チーム内の意識統一としてはCL仕様の「4-1-4-1」モードで臨んでいたと思われます。

今回の試合は、「アーセナルの守り」よりも、「リバプールの攻め」を中心に見ながら振り返った方がいいでしょう。


前半、ボールを支配したのはリバプールでした。
彼らは慎重さを持ち合わせながら、足元に足元に小気味良くパスを繋いできました。 各選手の技術とキープ力が高いため、アーセナルの選手はボールが奪えずにラインを下げて耐え凌がざるを得ない“我慢の時間帯”が続きました。

しかし、こちら側からすると、これは楽な展開でしたね。

と言うのも、アーセナルはここ数試合、ワトフォードやシェフィールドといった「自らを明確に弱者と位置づけて」フィジカルな戦いを挑んでくる相手に悩まされてきたため、今回のリバプールのように「きれいなサッカーをガチンコで挑んで来る相手」は非常に組し易かったのです。
また当然の事ですが、リバプールが、ワトフォードやシェフィールドの様に「挑戦者」として前線から激しいプレッシャーをかけてくることや、是が非でも先制点を取りに行こうという必死さを見せることもありませんでしたので、攻められてはいたものの、得点を奪われる気配はあまり感じなかったです。
もし、リバプールが後半に見せた「目の色を変えて臨んだ猛攻」を、あの時間帯から行っていたら、結果は全く別の物となっていたことでしょう。
「ビッグクラブ同士の対戦」ということもありましたが、この辺りを考えると、リバプールは必要以上にアーセナルに敬意を払いすぎていた気がします。

そして、リバプールの攻撃を耐えたアーセナルは徐々に主導権を握り返し、素晴らしいカウンターからロシツキーが2得点( )。
スタジオのゲストに来ていたトニー・クロスビーが言う通り、2点目はGKがレイナだったら防いでいたかもしれませんね。 まるで試合前にヴェンゲルとベニテスの間で“密約”でも交わされたかのように、どちらも正GKを温存しましたが、この試合に関して言うと、控えGKであるアルムニアとデュデクのパフォーマンスの差も、試合結果を大きく分けた要因の1つでしょう。 アルムニアは非常に安定していました。


後半、アンフィールドのファンの熱烈な後押しを受けたリバプールはエンジンをかけ始めました。
その攻撃の主体は、ロングボール。
とは言っても、彼らのロングボールは、先に述べた下位チームのようなフィジカルと偶然性に頼るものでなく、サイドでフリー(それもわずかな距離)になっている選手に合わせ、そこから中央へ展開していくというものでしたが、この時は敵ながら、リバプールの各選手のロングボールの質の高さに感心してしまいましたね~。 試合中にテレビの前で「うまいな~。」としみじみ独り言を言ってしまいました(笑)
CKからカイトに1点を返された後は、リバプールの更なる猛攻が続きましたが、中央に位置したジェラード(サイドからのクロスは良かったけれど)と、クロスを受けるクラウチ(攻撃過程でのポストプレーは良かったけれど)にあまり迫力が感じられなかったこともあり、助けられました。

そしてこの試合の勝因は、何と言っても、センデロスのディフェンス。
これまで出番はあまりありませんでしたが、間違いなく今季最高のパフォーマンスと言っていいでしょう。 驚異的なジャンプ力を持つものの実はエアバトルに滅法弱いトゥレをうまくカバーしていましたね。 何度も繰り返し放たれるクロスをセンデロスが一人で跳ね返していた印象です。

そして、最後はカウンターからアンリ3点目を決めて、勝負あり!!!

2点差となりましたが、フラミニとジウベルトには最後までヒヤヒヤさせられました。
2人とも中盤で守備を良く頑張ってくれましたが、どちらも足元に難があるため、「時間を稼いでキープすべき時」に手痛いパスミスを犯してしまいます。
この試合で、「セスクの穴」を最も感じてしまったのはここでしたね…

 

Team Name Liverpool Arsenal
Possession 61% 39%
Goals 1 3
Shots On Target 2 4
Shots Off Target 9 0
Blocked Shots 4 1
Corners 10 2
Fouls Conceded 10 15
Offsides 2 1
Yellow Cards 1 3
Red Cards 0 0

 

若手の成長の機会が増えるという意味で「おまけの大会」であるカーリング・カップ、
「挑戦の大会」という意味でベスト4でもとりあえずは満足可能なCLと違って、優勝以外は意味を為さないFAカップに勝ち進むことはある意味ギャンブルです。
ここに、アンフィールドでの勝利を100%素直には喜べない自分がいます。
一昨季のリバプール(CL優勝)とチェルシー(プレミア優勝、CLベスト4)、昨季のアーセナル(CL準優勝)が「FAカップ早期敗退」がもたらす利点を証明していますからね。

まぁ、それでも、「カーリング・カップ」と「FAカップ」なら、やはり迷わず後者を取るわけなので、今回の“アンフィールド2連戦”は早くも勝利が決まったと言っていいでしょう。
9日火曜の試合は年末年始の過密日程で疲労した主力を思い切って休ませて、怪我明けの選手と若手にリラックスした気持ちで臨んでいってほしいですね。


 

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