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3月5日 トッテナム VS ブラックバーン戦観戦!!!

2006-03-10 | プレミアシップ・FA杯

トッテナム 3-2 ブラックバーン

得点)ロビー・キーン2、ミド / シナマ・ポンゴル、ベラミー

HOME)トッテナム

                ミド     ロビー・キーン

          ダービッツ              ジーナス

               キャリック
                         タイニオ

       イ・ヨンピョ                   スタルテリ
                キング     ドーソン


                   ロビンソン


AWAY)ブラックバーン

                ベラミー   シナマ・ポンゴル

          エマートン                S・リード

                サヴェージ
                          トゥガイ

        グレイ                       ニール
                 ネルセン    トッド


                   フリーデル


<ホワイト・ハート・レイン>
きのうのクレイブン・コテージに続いて、今日行くのはトッテナム・ホットスパーズのホーム、ホワイト・ハート・レイン!!!
対戦する相手は今季好調のブラックバーン!!!  どちらもアーセナルと来季のCL出場をかけて「4位争い」をするチーム。  トッテナム側の席で見に行くわけですけど、試合前は、「引き分け」もしくは「ブラックバーンの勝ち」を期待していました♪

ホワイト・ハート・レインは地下鉄「Victria Line」でハイバリーが近くにある「Finsbury Park」駅のさらに一つ先の「Seven Sisters」駅で下車。
ロンドンの地下鉄路線図こちら
駅の「Exit1」から出て、バス(149,259,279番)に約10分乗ると、ホワイト・ハート・レインの目の前に着きます!!


<試合>
予約していたチケットを受け取って、いざスタジアムへ!!!
試合としてはものすごい試合でした!!!

開始早々、ロビー・キーンのゴールでトッテナムが先制!! そして、お得意の「マシンガンパフォーマンス」!!!
その後もスパーズのペースが続き、キーンが加点!!!

前半を2-0で終えると予想したファンはロスタイムが近づくと皆トイレへ。 しかし、終了間際にシナマ・ポンゴルが決めて1点差!!

まさかまさかの展開(個人的にはニヤリ)。

そして後半は終始ブラックバーンのペース。
勢いそのままにベラミーが決めて同点!!!(個人的にはヨッシャ!!)
しかし直後に、代わって入ったレノンのクロスをミドが執念で合わせて、またも突き放し、最後はキングとドーソンを中心に守り切り、スパーズが勝利!!(個人的にはハァ…)

まぁ、アーセナルがこんな状況じゃなかったら順位とか関係なく、もっと純粋に試合を楽しめたんでしょうけどね… でも、楽しかったですよ♪

ホワイト・ハート・レインものすんごい見やすいスタジアムでした!!
このスタジアムの試合は、テレビで見るとカメラの位置が遠いし高いしで、見にくくてあんまりおもしろくないんですけど、実際はピッチとの距離も近く、予想をはるかに越えた見やすさのスタジアムでした!! きっとカメラは最上部にあるんでしょうね~。

そして、スパーズのファンは熱い!!
なんかチャントを聞いていると、「勢い」や「団結感」の面ではアーセナルのファンより上な気が…

また、チャントを聞いているとこっちのお客さんは「Wake up!!」というフレーズをよく使うことがわかりました。
チームがしっかりしていない時(消極的なバックパス、プレスに行かない、など)は叱咤激励の意味で「Wake up!!」
納得のいかない判定を下した審判には
「お前、ちゃんと見てんのか!!」の意味で「Wake up!!」
チームが勝っていて気分が良く、相手の嫌いな選手が凡ミスをした時は、嘲りの意味で「Wake up!!」。

この試合はサヴェージがボールを持つ度にブーイングされてましたね。 試合前に何か言ったでしょうか? まぁ、彼はどこ行っても嫌われてますけど(笑)

あと、こっちのお客さんはチャレンジをしない選手を嫌います。
一度ミドがロングボールを競らなかったシーンがあったんですけど、そしたら一斉に「Challenge!! Mido!!」
の声が(笑) そして、チャレンジという意味で「激しいタックル」は大好物なようで、ものすごい大歓声が上がります(笑) あぶね~けどなぁ…この慣習は…

あと、トッテナムのファンはロビンソンがイングランド代表の正ゴールキーパーであることを誇りに思っているようで、ナイスなセーブをする度に、
「よくやった!! イングランドのナンバーワン!!」
また、ミスを犯しても、
「おい、それでもイングランドのナンバーワンか!!」
てな感じで言ってて、誰も「ポール」って名前で呼ぶ人はいませんでした(笑)
また、ダービッツがボールを持っていて背後からブラックバーンの選手が近づいてきた時、ファンの「Man on!!(後ろだ!)」の声でダービッツは初めて気づいてました。 ナイスサポート♪


そのダービッツのシーンもそう、そして同点に追いつかれた時も勝ち越した時も、「大声を張り上げて選手をサポートする」ファンの姿勢が、この試合で一番印象に残りました。
「チームはファンが作るもの」ということを改めて学びましたね。
そして、スパーズのファンが試合中や勝利後に歌っていた応援歌

「We are Tottenham!  We are Tottenham!  We are Tottenham!  For my life.」

「For my life」の部分が強く印象に残りました。 
「チームはファンによって作られ、強くなっていくし、そのチームによってファンは「人生の喜びや悲しみ」を得る。 チームの浮き沈みは自分の人生の浮き沈みと同じ」
ってことですね
日本のファン(日本では「サポーター」が一般的ですけど、世界では言われていません)にはまだこの「For my life」の部分が欠けていると思います。 まぁ、別にサッカーの見方や好き具合は人それぞれなんで、欠けててもいいんですけど(汗)、ただ、イングランドに追い付き追い越すためには、こういったファンの数が増えていく必要がある思います。
日本の「浦和レッズ」を見てもそうですけど、多くのファンが団結し、必死にチームをサポートすれば、自ずとチームは強くなっていくものなんじゃないかと。 ザスパ草津とかもそうですね。

ま、そんなことを考えながらスタジアムを後にし、駅に向かうと、なんと「Seven Sisters」駅に行列が!! 人が多すぎて「駅に入ること」すらできない!!
「行列のできる駅」なんて初めて見た…そこから電車に乗るまで約40分かかりました…(泣)

 

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