NO FOOTBALL NO LIFE

国内、ヨーロッパ、南米のサッカー観戦ブログ! Jリーグ、3大リーグを中心に全世界を完全網羅!(予定)
随時更新!

2月28日 ハイバリー

2006-03-04 | 日記

自分がアーセナルを好きになったのはいつからだろう?

昔から、アーセナルというクラブの「存在」は知っていた。  たぶん、スポーツニュース番組で海外のサッカーを「ハイライト」で見るようになったのが、「アーセナル」を好きになった最初だと思う。
あんなにも大きなクラブ、あんなにもトップブレイヤーが集まっているクラブなのに、ホームスタジアムの「ピッチと観客の距離」が見たことがないほど近い。 そして、必然的にテレビカメラの位置も近くなり、映像を見ていてもおもしろい。

その後、「ハイライト」を見ているうちに気付いたことがあった。

「このチーム、クロスからのヘディングのゴールがホントないな。 パスもグラウンダーばかり。 きれいなサッカー、きれいなサッカーやろうとしてんだなぁ~。」

「ハイライト」を見て感じた印象は正しかったと思う。
それがアーセナルの「スタイル」であり、その徹底的にやり通すスタイルが、見ていてとてもおもしろかった。

今となっては、アーセナルがその「スタイル」を変えようが、「スタジアム」を移そうが、「2部」に落ちようが、応援していく気持ちは変わらない。
しかし、そのアーセナルに魅かれていった最初の要因が、「映像の楽しさ」であり、その「映像の楽しさ」を演出していたのが「ハイバリースタジアム」だったと思う。
そしてここ数年、「ハイバリーに行くこと」が自分が即答で答えられる「夢」となっていた。

そのが、今日叶いました。


授業後、クラスの友達(オカベくん) と昼ご飯を食べた後は、翌日にリバプールに行くための鉄道のチケットを買いに、一人で「Euston」に。
ハイバリーの最寄り駅はその名も「Arsenal」。 
(ロンドンの地下鉄路線図はこちら

ただ、乗換えが面倒だったことと、マイコと夕飯を食べに行く予定の7時まで時間があって、辺りを散歩したかったので、「Euston」から、「Victoria line」に乗って「Arsenal」から少し遠い「Finsbury Park」で降りて、歩いて行くことにした。

しかし、これが前日の「High Barnet」までの移動同様に失敗!!
地図で見るより遠いし、似たような道がたくさんあって複雑でわからない!!(今思えば複雑でもなんでもないんだけど…)

この日も道を尋ね続けた。
そして、違法駐車の取締りをしていた黒人の警官に、

「とにかく真っ直ぐだ。 真っ直ぐ行け。 そして、右を見ろ。」

とアドバイスされ、その通りにした。
そして、かなりの距離を歩いた後、右を向くと、
「ARSENAL STADIUM」
の文字が遠くから見えた。

やっとたどり着いた道のり、初めて生で見る「夢」に感極まって、思わず涙が出た。
そして、スタジアムに近づいていくにつれて、涙の量が多くなり、スタジアムの目の前に着いたと同時に雪が降り始めた。


最高の思い出です。

これから続く長い人生でも、あんなに感傷的になること、そして、あんなに印象的に残る光景はないと思いました。

黒人警官に言われた通りに、顔を右に向けてハイバリーを確認した瞬間。 それは決して忘れることのない瞬間になりました。

 

最新のサッカー情報は、
人気blogランキングへ
最新のサッカーブログランキングはこちらをクリック!(登録中!! モチベーション維持のためご協力お願いします!)


リザーブゲーム アーセナル VS トッテナム

2006-03-04 | アーセナル

アーセナル 1-2 トッテナム

HOME)アーセナル(予想)

               ルポリ    ベンドナー

        ストークス               シンプソン

               ソング
                       ムアンバ

      A・コール                    P・ロジャーズ
               コノリー     ケリー


                  アルムニア

 

「ノース・ロンドンダービー」、「リザーブリーグ・サウス天王山」、そして「アシュリー・コールの復帰戦」
ということで、現地メディアからも注目されていた試合は、夜7時キックオフ、場所はロンドンを南部に走る「Northern Line」の北側終着駅「High Barnet」

自分が滞在する「Willesden Green」からは地下鉄よりも「natinal rail」を使ったほうが早く着くのでそちらを利用(「Oyster card」という1週間定期を購入したので、Zone1~2の区間ならいつ何回でも乗れる)。
そして、「Northern Line」内の駅「Kentish Town」に一番近い「Kentish Town West」で降りて徒歩で移動。
(ロンドンの地下鉄路線図はこちら


しかし、この考えが甘かった!!

「Kentish Town」から「Kentish Town West」までが遠い!!  道もわかんない!!


ただ、2日目にして道を聞くことに関してはお手のモノになりました(笑)
(「Where is…」で始めるよりもやっぱり、「Could you…」で始める方が相手の対応が丁寧になるのもわかってきましたよ♪)

しかし、この移動で時間かかかったのと、家でグズグズしていたこともあって、着いたのは7時半(泣)
そして、上記の理由が重なってスタジアムは満員で入れない(泣)

せっかく苦労してはるばる来たのに…
という思いで引き下がれず、自分と同様にスタジアムに入れなかった現地のアーセナルファンが係員に入れるように交渉。
そして、前半終了のホイッスルと同時に門が開き、入場!!
すぐにあきらめて帰らないでよかったぁ♪

 

スタジアムの雰囲気を見ると、なんかソワソワ感があっておかしいなぁ~、と思ったら、後半ピッチにでてきたメンバーにアシュリーがいない!!
嫌な予感は的中。 こっちでも大きく取り上げられてますけど、前半開始すぐに怪我してしまったみたいですね…  もう今季は無理かな…

スタジアムの印象は

近い!!!

の一言。
サイドライン立ち見で見たので、ピッチまでの距離は2mちょいで、手を伸ばせば副審に手が届くような距離(笑)
ルポリが自分の3m手前に走り込んできたときは興奮しましたねぇ~♪  オフサイドになって副審に文句言ってましたけど、近すぎて自分が文句言われてるのかと錯覚するほどでした(笑)

試合はそのルポリが後半にゴールを決めたものの、前半に2点を入れたトッテナムに追い付けず、痛い敗戦…
「らしい」です。
前半の2失点を見てないので、てっきり勝ったと思ってました(笑) 公式サイト見て敗戦を確認…

見てて、やっぱりルポリとソングは別格な感じがしましたね。 ストークスとスミスも良かったです。ベンドナーがもうちょっと体張ってくれたらなぁ~。

 

ただ、前述の通り、ものすごい近い位置で見たので試合内容というよりは局面局面のフィジカル勝負が印象に残りました。
「ゴツッ、ゴツッ」
という激しい音を立てて競り合い、FWとCBが激しく口論する姿を見ると、リザーブゲームといえど、彼らが「プロフェッショナル」であり、この試合が「ノース・ロンドンダービー」であることを実感させられました。

それとファン。
いやぁ~汚い言葉、完全に放送禁止の言葉が飛びかうし、声量がほんとハンパない(笑)
あと、ソングが強烈なミドルを放ってトッテナムの選手の顔に当たり、その選手が脳震盪を起こして倒れこんだシーンがあったんですけど、
それを見たファンは腹を抱えて大爆笑。

Jリーグの試合でもしそういうシーンがあった場合、たとえ敵選手であってもサポーターは少し心配するもの。  間違っても腹を抱えて笑うことはないでしょう(笑)
「敵」か「味方」かほんとハッキリしてますね~。

 

帰りは、「今度は迷わずに帰ろう。」
と心に決めたものの、やっぱり「Kentish Town West」から「Kentish Town」の移動で迷うことに(泣)
ロンドンの夜は早く、人気もないため、道を尋ねることすらできず、今度は地下鉄で帰ることにしました。


ほんと歩き回って疲れた1日だったなぁ~。  家に着いたのが10時すぎ。  帰ると何一つすることなく爆睡。マイコに起こされて目が覚めたのが2時前でした(笑)

 

最新のサッカー情報は、
人気blogランキングへ
最新のサッカーブログランキングはこちらをクリック!(登録中!! モチベーション維持のためご協力お願いします!)