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プレミアシップ第5週 アーセナル VS エバートン

2005-09-20 | アーセナル

アーセナル 2-0 エバートン

得点)キャンベル2

HOME)アーセナル

             レジェス
                   ファン・ペルシー

       ピレス                  リュングベリ

              セスク
                  ジウベルト・シウバ

     A・コール                    ラウレン
            キャンベル   トゥーレ


                 レーマン

交代)      ピレス → フレブ
   ファン・ペルシー → ベルカンプ
        レジェス → ソング


AWAY)エバートン

                 ベント


      マクファデン               オズマン
             アルテタ
                      カーヒル

                P・ネビル

     フェラーリ                   ヒバート
             ウェア      ヨボ


                マーティン


崖っぷち対決
昨季のこのカードはエドゥーのハイバリー・ラストゲームとして盛り上がり、アーセナルが7-0の大勝を収めた。
しかし、今のアーセナルはそんなことを言っていられない。 先週末のリーグ戦でミドルズブラに敗戦、ミッドウィークのCLトゥン戦ではロスタイムのゴールで辛勝。さらにはキャプテンのアンリが怪我で離脱と悪状況のアーセナル。 対するエバートンも、プレミアシップで現在1勝3敗。CLと時を同じく戦ったUEFAカップではルーマニアのディナモ・ブカレストに1-5の大敗とこちらも悪状況のエバートン。 しかし、より状況が深刻なのはエバートンの方だった。


キャンベル復活!!!>
この試合は攻守にキャンベルが活躍した。
開始11分、右からのレジェスのFKをキャンベルが豪快ヘッドで先制!! アーセナルは先制点を先に取られると自分達を見失いやすくなる。先日のボロ戦では序盤に何度もあった決定機を決め損ない、悲劇を招いた。その意味で早い時間帯に先制点を取れたことはよかった。(ただ、一昨シーズンの「無敗優勝」の頃は先に点を取られても慌てず、いとも簡単に取り返していたし、見ていて負ける気がしなかったことを考えると切ない…)
体調万全に戻りつつあるキャンベルの勢いは止まらない。30分、今度は左からのレジェスのFKをまたも頭で合わせて今日2点目!!


長かった…


昨季、ユナイテッドに「無敗記録」を止められてからアーセナルは迷走を続けた。 その原因をライバル、ユナイテッドに記録を止められた「ショック」からきたものと見る向きもあるが、個人的には「キャンベルの離脱」が全ての原因だと思っている。 
さらに言えば、ユナイテッド戦の後のサウサンプトン戦とWBA戦。ホームで戦ったこの2試合を追いつかれて引き分けてしまったことがチームの調子を狂わせた。 その2試合に欠場したのがユナイテッド戦で負傷したキャンベルだった。 不安定で信頼の置けないレーマンの「カバー」までをこなす守備の要を失ってアーセナルは失点を重ねた。その抜けた影響は「ユナイテッドにおけるリオ・ファーディナンドの離脱」以上のものだった。
サッカーの世界において「もし」は通用しないが、もしもサウサンプトン戦とWBA戦の2試合にキャンベルが出場できていたら… きっちりと勝利を収め、ユナイテッド戦の敗北を、単なる「1敗」にできていたかもしれない。

そして、そのキャンベルが復帰しチームのコンディションが戻りつつあった2月1日のホーム、ユナイテッド戦で悪夢は繰り返された…
ユナイテッドFWサハの不必要な後方からのタックルでキャンベルが怪我… そして1週間後に迎えた、CLアウェイでのバイエルン・ミュンヘンとの試合で守備が崩壊… 2nd legで勝ちはしたものの1戦目に3失点してはどうしようもなかった。代役のシガン(1st legはインフルエンザでA・コールもスタメンから外れた)ではヨーロッパの強豪を抑えられるはずもなかった。 シーズン残すところ2試合となった終盤に復帰したもののコンディションは上がらずそのままシーズンを終えた。そしてオフに向かったイングランド代表のアメリカ遠征。テリーに奪われたレギュラーポジションを取り返そうと躍起になったがそこでまた古傷を再発させ、今の今までに至った…


まだ、再発の可能性が残っているため安心できないが、キャンベルの復帰によって守備の安定はもちろんのこと、セットプレーにおける空中戦の強さという「武器」ももたらせてくれる。 憂き目のチームの中で唯一ではあるが、あまりにも大きな好材料だ。


相手、エバートンの状況は深刻だ。 CL予備予選の敗退からチームがおかしくなり、UEFAカップでも大敗。進むべき方向性が見えなくなっている。
FW ファン・デル・メイデ(元オランダ代表)、MF サイモン・デイビス(ウェールズ代表)、フィル・ネビル(イングランド代表)、DF フェラーリ(元イタリア代表)、ヌーノ・バレンテ(ポルトガル代表)、クルドルップ(デンマーク代表)
と地味ながら決して安くはない補強をしてしまっただけに、CL・UEFAカップの敗退、リーグの低迷はチーム財政を圧迫させ、更なる災難を呼び込んでしまうかもしれない…

Arsenal Team Statistics Everton
  2 Goals 0
  2 1st Half Goals 0
  5 Shots on Target 2
  11 Shots off Target 3
  3 Blocked Shots 0
  5 Corners 0
  15 Fouls 20
    1 Offsides 2
    2 Yellow Cards 3
    0 Red Cards 0
   83 Passing Success 70.7
   28 Tackles 29
   75 Tackles Success 62.1
  64.2 Possession 35.8
  51.6 Territorial Advantage 48.4

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