NO FOOTBALL NO LIFE

国内、ヨーロッパ、南米のサッカー観戦ブログ! Jリーグ、3大リーグを中心に全世界を完全網羅!(予定)
随時更新!

スコットランド・プレミアリーグ レンジャーズ VS セルティック

2005-08-21 | プレミアシップ・FA杯

レンジャーズ 3-1 セルティック

得点)プルソ、ブッフェル、ノボ(PK) / マロニー(PK)

HOME)レンジャーズ

              プルソ
        ノボ         ブッフェル

             ファーガソン

           マレイ    A・レー

     ボール                  P・ファンファン
         ロドリゲス  アンドリュース


             ワーテリュース


AWAY)セルティック

                  ハートソン
          ビーティー

               中村俊輔

         トンプソン       ペトロフ
               レノン

       カマラ               テルファー
           マクマナス  バルガ


               ボルツ


オールド・ファーム
中村俊輔が世界最古のダービー・マッチであるグラスゴー・ダービー(またの名をオールド・ファーム)に出場!!


空気を読もう>
フィジカル的に激しい戦いと言えば、南米ではボカとリーベルの「スーペル・クラシコ」。そして、ヨーロッパではセルティックとレンジャーズのこの「オールド・ファーム」だろう。
ただ、そのフィジカルの激しさが褒められない形で出たのが前半22分だった。 セルティックMFトンプソンがレンジャーズFWノボへの後方からの激しいファウルで一発退場!! 両軍が小競り合う一触即発ムードが爆発した。後半、数的不利を抱えての2点ビハインドに、ストラカン監督は中村俊輔をベンチに下げ、この試合は終わった。

正直、セルティックが10人になったところでこの試合に対する興味は薄れたが、後半早々に俊輔がベンチに下がったことでそれは決定的なものになった。
その原因となったのはやはりトンプソン主審だろう。
ビッグマッチでアドレナリンが出過ぎたのはわかるが、トンプソンのあのタックルはいただけない。 ただそれ以上にいただけないのは、スコットランドにおける紛れもない2強のダービーマッチという大舞台で前半の早い時間帯にレッドカードを出してしまった主審だろう。確かに、トンプソンのタックルは危険で「1発退場でもおかしくない」ものだが、その試合の重要性と時間帯を考えれば「レッドに近いイエロー」をトンプソンに提示するのが最良だったのではないか?

主審の最も重要な役割は、ファウルを裁くことではなく、「試合をコントロールこと」だ。何も常に馬鹿正直にジャッジする必要などない。オールスターやチャリティーマッチで細かく流れを止める審判など興ざめだし、この試合の主審もオールド・ファームのコントロールに失敗したと言っていいだろう。
そういった意味で主審は試合の重要な「演出家」かもしれない。


人気blogランキングへ
最新のサッカーブログランキングはこちらをクリック!(登録中のためご協力お願いします!)