多摩丘陵から四季便り

オリンパスのEM1に12-40mmF2.8を付けて撮っています。四季の折々の風景をお届けします。

萬松寺へ

2009-10-23 09:12:23 | Weblog

バラ園を後にして、公園内にある村野家を訪問。明治初期の民家を保存していました。左下の赤いポスト。最近見ることはないですね。

 

 

野津田公園を後にして、次の目的地に向かいます。急な坂をえっちらおっちら走ります。15分ほどで到着。小島資料館。閉館していました。(苦笑) 近藤勇、沖田総司に関する遺品が展示されているそうです。門が開いていたので中に入ると、こんな立派な庭園でした。しばし観賞します。

 

 

外に出て、土塀ならぬ板塀をパチリ!私の子供の頃はこんな家を見たことがありますが、今では見れません。時代がタイムスリップしたような感じになりました。

 

 

次の目的地の小野の神社へ。自転車で5分ほどで到着。

 

 

境内に入り中を散策。神社なのに釣鐘が。誰もいないのをいい事に、鐘をつかせていただきました。(笑) ゴーンと心に響く音が出て、神妙な気持ちになります。煩悩を懺悔します。神主さんがいたら、大目玉をくらう所でした。

 

 

そこから10分くらいで、本日の目的地萬松寺に到着。静かな佇まい。誰もいません。

 

 

境内の奥から本殿をパチリ!

 

 

境内の中に咲いていたホトトギス。綺麗でした。静かな雰囲気でとても心が落ち着き、平常心になれます。私も含め殆どの日本人は無宗教家になっているのでしょう。昔は仏さんを大事にしましたね。今は物質文明が先行し、精神文明が後退しているような感じが。楽しい事ばかりを追求し、他人を敬う・礼節を保つ、そういったことが軽んじられているのでは。誰かさんが”友愛”なんて事を軽々しく言ってますね。 お寺に来るとそういったことも考えてしまいます。歳ですね!(爆笑)

 

 

お寺の周囲はこんな感じです。本当に里の秋の情景です。

 

 

少し歩くと、ハスが植わってました。

 

 

この辺りは萬松寺谷戸といいまして、素晴らしい里山が展開します。園辺りの事は明日アップいたします。