私の闇の奥

藤永茂訳コンラッド著『闇の奥』の解説から始まりました

ノーム・チョムスキーのこと

2018-10-05 22:48:16 | 日記・エッセイ・コラム
去る5月3日付の記事『チョムスキーさん、これはいけません』で、私はシリア北西部のロジャバ革命を擁護する公開書簡への賛同署名を求める呼びかけ人の中にノーム・チョムスキーの名があったことについて、私なりの危惧を表明しました:
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 ロジャバ革命を守ろうという呼びかけには私は大賛成ですが、問題はこのロジャバ防衛の公開書簡の内容です。こんなことが書いてあります:
While the attack on Afrin is a violation of international law comparable to those of the Assad government, the Trump administration has made only feeble protests against President Recep Tayyip Erdoğan’s depredations.
「アフリンに対する攻撃はアサド政府の所業に匹敵する国際法違反だが、トランプ政府はエルドアン大統領の略奪行為に対して弱々しい抗議を行っただけだ。」
これは一体何のことか! シリアに関して、最も重大な国際法違反を行なっているのは、米国政府そのものです。アサド政府はどのような国際法違反(those、つまり、複数の)をしたというのですか?こんな言い方したくありませんが、例えアサド政府が自国民を虐殺しても国際法違反にはなりません!米国の警官が国内の無辜の黒人たちを如何に多数ガンダウンしても、国際法違反にはならないのと同じです。
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 シリア戦争(内戦ではありません)の見方に関して、チョムスキーが誤った認識を抱いているという私の心配はこの「アサド政府の国際法違反」問題に限りません。以前から、「シリアのアサド大統領は許すべからざる戦争犯罪人だ」という立場をチョムスキーは公言して来ましたし、ごく最近のインタビューでも彼はその点を改めて強調しています:

https://theintercept.com/2018/09/26/trump-united-nations-noam-chomsky/

この読み応え(聞き応え)のある長いインタビューでチョムスキーが表明している見解や判断は大いに元気をもらえるものが多いのですが、シリア戦争については、「チョムスキーさん間違っている!」というのが私の見解です。
 この私の危惧と関連して、海坊主さんから重要なコメントをいただきましたので、以下に転載します。
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ノーム・チョムスキー氏が自由に活動出来るその理由 (海坊主)
2018-09-19 07:00:07
『マスコミに載らない海外記事』で最近紹介されたポール・クレイグ・ロバーツ(PCR)氏の下記記事に色々と考えさせられました。

アメリカの偽りの歴史
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2018/09/post-60bc.html

現在、『マスコミに載らない海外記事』ではPCR氏の記事に対するコメントを受け付けて居ないため、場違いとは重々承知しておりますが、コメントを投稿させていただきます。

 グリフィン氏を讃える一方でチョムスキー氏を鋭く非難するPCR氏の今回の記事ですが、今まで私が抱いて居た違和感が晴れた気がして、読了感はスッキリでした。これまで、チョムスキー氏の言動を厳しく非難するペトラス教授の記事などを拝読するものの、いまひとつ歯切れが悪かったというか覆われているベールを剥がせずに居てもやもや感が残ったのですが、PCR氏がJFK暗殺に対するチョムスキー氏の立場を浮き彫りにしてくれたおかげで、彼が何を守り何を隠して居るのかについて考えさせられました。
 チョムスキー氏はある意味で米帝支配者層に利用されている面を感じる事ができました。

 チョムスキー氏がベトナム戦争に拘る理由、ケネディにこだわる理由。今後、じっくり考えさる必要がありそうです。
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 このチョムスキー問題、皆さんはどうお考えですか?

藤永茂(2018年10月5日)
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9分9厘と1厘 (箒川 兵庫助)
2018-10-08 12:05:06
 N.チョムスキー先生について良く分かりませんが,本ブログの読者としてコメントさせていただきます。
 安倍トモや毒饅頭を食らった御用知識人・御用学者たちは別にして,100個言ったうち99個あるいは98個正しいが1個,2個の過ちが混じったことがあった場合,我々はどう対応するかという問題のような気がしてならないのです。
 例えば現在ペトロダラー崩壊のニューズが増えてきました。一方でロシアやトルコが米財務省証券をそれぞれ約800億ドル,300億ドル売ったという報道もあります。中国政府は今年77億ドルほど売りました。他方で日本の森永卓郎独協大教授は庶民の経済活動を助ける情報をたくさん分かりやすく提供してくれるので彼のラジオでの発言をどうしても聞き入ってしまうのですが,先月の番組で「低金利の日本で余裕のある人は,高利の米国債を100万円ぐらい買ってはどうか。長期で持っていて為替差損が出そうなときは,差損がなくなるまで持てばいい」といった旨の発言をしました。
 米国の属国(日本は米株価を支えるために少し売った)が売られた米債を買っているようですが,経済的に余裕のある方たちの100万円程度の米国債買い入れはペトロダラー乃至米債の暴落を防ぐために少しは役立つだろうと思われましたので,森永教授も毒饅頭を食らって,ラジオやTV番組出演数を上向きに確保したのだろうと,推測していたところです。
 また昔,アサド大統領を悪者視する放送大学の高橋和夫教授のTVを観たこともあります。中東学者としては立派な業績を残されているのでしょうけれど,アサド大統領悪者論の発言は一方的に聞こえました(後のIWJの番組の目次では「アレッポ陥落?どうなる?!シリア内戦」となっています。「内戦」?)。
 二人についてうろ覚えで申し訳ありませんが,普段の優れた業績の中で9分9厘の優れた仕事と1厘の過ちは,チョムスキ-教授のシリア政府悪者論を思わせます。
1厘と9分9厘 その2 (箒川 兵庫助)
2018-10-08 20:40:23
9分9厘と1厘 その2
 1厘の過ち・間違いが重大なとき,残りの大部分である9分9厘を含めた全体が曖昧になるのでしょうか。しかしN.チョムスキ-先生の場合,若いころは新進気鋭の言語学者であったと思いますが,いつから政治学者になったのでしょうか。
 それはともかくチョムスキ-先生個人の話ではなく,政治学者あるいは専門家に関する一般的な話を紹介申し上げます。1960年代後半のベトナム反戦機運がカナダや米国で盛り上がった時の話です。小生が研究する故・加藤周一は次のような文章を残しています。長くなりますが(『私にとっての二十世紀』,知的好奇心について,2000年,岩波書店);
 ・・・専門家の知識が進めば進むほど歴史的事件は必然的に見えてくる。もし完全に必然的ならば,過去の条件の中から現在の状況が出てくる。したがって,過去の条件を変えることはできないわけだから現在の状況に反対するということは無理なわけです。反対しようと反対しまいと,とにかくそれが必然的に起こっているのだから,政治学というものは,それを理解すればするほど現状肯定になる。現状の必然性の説明だから。現状の偶然性の説明では学問にならない。
 政治学,あるいは歴史学の場合には,学問が進めば進むほど歴史的な現象が現在起こっていることの必然性を理解することになるので,進めば進むほど批判力が低下する。つまり,批判しても無理だからということになる。そう考えると,なぜヴェトナム反戦運動が数学者と英文学者から出て政治学者から出なかったかが説明できる。・・・

 藤永先生はティーチ・インをご存知だと思いますが,小生の幼いころの記憶では地面に人々が伏せて何かをしていた写真と重なります。確かめようがないのですが,加藤は「全然罪もなければ悪いこともしていない子どもまでたくさん殺されている。たとえ,戦争を指導しているところで,どういう経過を通じてそれが決定されたかということを知らなくても,それは(戦争)反対するに十分な条件,理由になる。それは必要なだけでなくて,十分な条件である。子どもが皆殺しにされていることを知っていれば,それだけで反対理由になる。どういう経過でそういうことになったのかということを調べて知ることは,それはあなたの道楽かもしれないけれど,私の道楽ではない」と,反対集会演説で政治学者に反論した。

 チョムスキ-先生の政治への関心がいつごろから出発したのか分かりませんが, 政治学を勉強すればするほど,専門家になればなるほど現状肯定派になりケネディ暗殺肯定派やヴェトナム戦争やむなし派に転じたのではないでしょうか。
 そこからイスラエル軍によるパレスティナ人虐殺問題や,サウジ同盟の英米包囲網によるイエメンの子ども見殺し問題などに対しても政治学者や歴史学者から強い反対が出てこないことが理解されます。
 以前読んだ内容なので間違っているかもしれませんが,満州事変以来の日本帝国軍の侵略戦争についても同じ事が言えるようで,戦時中の東京旧帝大においても政治学者の中にはその侵略戦争を積極的に支持した者が多い,という加藤の文章に出会ったことがあります。ここにも9分9厘と1厘が伺えます。
 もう一つは自分の仮説が間違っていたと分かったとき,その専門家や関係者はどうするかという問題があると思います。
例えば小生が大学関係者から聞いた話ですが,学長候補の教授の,大陸移動説に関する自分の仮説が間違いだと後輩研究者から指摘されたときの態度です。間違いだとすれば研究評価は低くみなされるわけですから,学長候補を辞退しなければならない立場に置かれた。つまり自分の仮説が誤りであったことを認める知的正直さに関係すると思います。
 ところでベトナム戦争時の国防長官マクナマラが日本に立ち寄って記者や参加者から質問を受け付けたことがあります。加藤も質問したそうです。マクナマラは顔を真っ赤にして加藤に反論したそうですが質問は一人一回限りなのでさらなる質問をできなかった。しかし30年以上もたってからマクナマラ氏は「あの戦争は間違いだった」ということを認めた回想録を出版しました。チョムスキ-先生の場合,どうであるのか,どうであったのか。それとも現在,間違いを認めたくないので回想録で間違いを認めるのかどうか。諸批判はチョムスキ-先生にも届いているはずなので彼も迷っているのではないかと推測しているところです。
 一般に知的好奇心の赴くところ,政治学にしても原子炉研究や原子爆弾開発してもあるいはオウムのサリン製造についても研究者は,それが何に役立つかを問わず先へと進むものです。そしてそれが多くの無辜の人々を殺す手段として使われることを無視して。
チョムスキーがアサド政権を嫌う理由 (Hitoshi Yokoo)
2018-10-18 00:28:05
チョムスキーはなぜアサド政権を毛嫌いするのでしょうか? その理由について考えるところがありますので、稚拙を承知で述べてみたいと思います。

その昔、当時の友人から、チョムスキーという人が昭和天皇の戦争責任を厳しく糾弾していることを聞かされ、しばし、その理由について思いを巡らした記憶があります。特に彼の熱心な読者ではありませんが、普遍的立場に立ち、世界がどこまでも公正であることを願う彼の姿勢には、今でも深い尊敬の念を持ち続けています。

ところで、彼のような普遍的思考は、どのような条件の下に生まれるのでしょうか? 彼の出自であるユダヤ人がたどってきた歴史にその理由があるというのが、私の感想です。

パレスチナ問題に関心を持ちユダヤ人の歴史を調べてみますと、ポルトガルからロシアまで、西洋キリスト教社会では多くの国でユダヤ人追放令が発令され、ポーランド、ドイツ、そしてロシアではポグロムと呼ばれるユダヤ人虐殺が発生します。ユダヤ人は、西洋キリスト教社会において徹底した差別と弾圧を被ってきた歴史を持ちます。そして、彼らのたどった歴史的経緯と彼らの置かれたその現実のなかで、彼らの中から、如何にしたらその差別と弾圧に抗する思想を構築できるのかを自らに問うユダヤ人が登場してくることは、必然であったと考えられます。

普遍的思考とは、民族や宗教などの現実の属性を超えた、いわば、脱共同体の思考です。普遍的思考だけが、特定の民族や特定の宗教の優位性を相対化し、それに基礎付けられた共同体の優位性を思想的に無化できるわけです。17~20世紀に架けて、歴史に刻まれる偉大な普遍的思想を構築したユダヤ人思想家が輩出されたその理由は、ユダヤ人が西洋キリスト教社会に置かれていたその状況のなかに求められると考えられます。ある意味では、ユダヤ人は自らの解放のために普遍的思考を強いられたともいえます。彼らは、普遍的思考を鍛え上げ、ただそれだけを武器にして、キリスト教に基づく西洋諸民族の共同体に戦いを挑んだのだ、ともいえるでしょう。付け加えておかなければならないことは、彼ら普遍的思考者達は、スピノザのように自己の属性であったユダヤ教のそのしがらみからも自らを解き放ったということです。普遍的思考者は、民族共同体の宗教共同体の永遠の敵対者であり、ユダヤ教の正統的立場からシオニスト国家を否定するのではなく、その普遍性により必然的にシオニスト国家を拒否する立場に立ちます。けれども、一方で、シオニスト国家の誕生は、皮肉にもユダヤ人が苦難のなかでつむぎ出した普遍的思想をユダヤ人の過去の遺物にしつつあ感があります。

チョムスキーの思想的系譜を辿れば、普遍的思考を展開したユダヤ人思想家達に行き着くでしょう。多分彼は、特定の民族、特定の宗教から発せられるもの、あるいは特定の氏族家系によって世襲される権力などに対して生理的嫌悪感を持っていると思われます。彼は、昭和天皇の戦争責任を追及しましたが、天皇の戦争責任を糾弾する以前に、天皇制なるものに対する徹底した彼の嫌悪が先行していたと思われます。

チョムスキーは、いわゆる「アジア的」なるものに対して、共感できるようなものは一切持ちあわせて無いと思われます。アジア的共同体は、その統治形態において総体的奴隷制であるとマルクスが分析したように、ある傾向を持っていると見なすことはできるかも知れません。戦前の天皇制、三代に渡り世襲されている自称社会主義国家、ある時期の毛沢東、そしてポル・ポトにしろ、統治の頂点に君臨する個人をあたかも生き神の如く崇拝する傾向は、アジア共同体の原風景が現代においても色濃く投影されていると見なすことはできるかも知れません。フランス人の目には、そこに生きる民衆は、自発性を奪われた忍従を強いられるだけの存在であると映るでしょう。そういえば、林道義という人は「スターリニズムの歴史的根源」をアジアの総体的奴隷制に求めていました。

チョムスキーなら、中東の諸政権も「アジア的傾向」の範疇に入れるかも知れません。彼は、特定の宗派や特定の氏族家系が権力を握る政治体制を認めません。彼の立場からすれば、その統治形態においてフセイン、カダフィ、アサド父子政権を容認することはないでしょうし、イランの神権体制など論外でしょう。彼にすれば、福祉の充実などよりも、なにより人々が主体的に政治に参加できることが重要なことです。特定の宗派氏族家系により、人々の自発性が抑圧され強権的姿勢が窺える政治体制は、普遍的立場に立ちどこまでも公正であることを願う彼が最も嫌悪する対象なのだと思えます。
カルラ・デル・ポンテの見解 (Hitoshi Yokoo)
2018-10-18 02:20:15
アサド大統領が戦争犯罪人なのかどうかの判断を下せるほどの能力はありませんが、一つだけ気になっていることがあります。

2013年、東グータという場所で、化学兵器によるものと思われる犠牲者が出ました。化学兵器が使用された事実は確かなことのようです。この化学兵器使用に関して、敵対する陣営が相互に、相手側が化学兵器を使ったのだと非難合戦を繰り広げました。
それは、今でも続いています。

米国を中心にするアサド政権の化学兵器使用を非難する一大キャンペーンのただ中にあって、当時国連調査官であったカルラ・デル・ポンテが、化学兵器の使用はアサド政権によるものではなく、反政府勢力が使用した可能性が高いとの見解を出しました。彼女の声明は大きな反響を呼び、オバマ政権によるシリア戦争への本格的介入を阻止したとまでいわれました。私の印象では、彼女は、極めて公正な人物であり、様々な圧力に屈することなく事実に基づいた見解を堂々と主張できる人でした。

しかし、私の気になる点は以上のことではなく、彼女が2017年に国連調査官を辞任する直前に、アサド大統領は稀に見る戦争犯罪人であると告発したことにあります。私のなかで、彼女の人物像は公正な人であるという見方が既に築かれていただけに、今でも大変気になる発言として記憶しています。以下、参考記事を貼付しておきます。



アサド政権による戦争犯罪を糾弾する記事の典型
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/12/post-6578.php



国連調査官カルラ・デル・ポンテの証言(2017年国連調査官を辞任)

2013年東グータにおける化学兵器使用についての見解
http://www.afpbb.com/articles/-/2942575?act=all
https://www.dailymail.co.uk/news/article-2320223/UN-accuses-Syrian-rebels-carrying-sarin-gas-attacks-blamed-Assads-troops.html


アサド政権による戦争犯罪についての見解

デル・ポンテ氏、アサド大統領を「史上最悪の犯罪者の一人」と糾弾

Frédéric Burnand, RTS


政治 紛争

 他言語で配信中:7

このコンテンツは2017/03/06 11:45に配信されました2017-03-06 11:45



カルラ・デル・ポンテ国連調査官。アレッポでの戦闘で起きた人権侵害に関する国連シリア調査委員会の最新報告書を発表

(Keystone)

国連調査委員会は、シリア紛争での当事者双方が戦争犯罪を犯したと非難している。また、昨年9月には人道援助の車列がシリア政府によって意図的に攻撃されたと指摘。国連調査委員会のカルラ・デル・ポンテ調査官は、シリアのアサド大統領は法廷で裁かれるべきだと、スイス公共テレビの取材で語った。

 シリア和平協議がジュネーブで行われ 、国連のシリアに関する調査委員会は1日、2016年7月から12月の期間および政府軍のアレッポ制圧について記した37ページにわたる報告書を発表した。その中には、シリア軍とロシア軍が反体制派支配下のアレッポ東部で連日空爆する様子や、何百人も殺害し病院、学校、民家を破壊する様子が詳細に記述されている。

 報告書によると、反体制派もまた政府軍の支配下にあるアレッポ西部を砲撃し、多くの人々を殺害し、負傷させた。さらに、包囲されたアレッポ東部から住民が脱出するのを制止し、住民を人間の盾として利用― これらの行為は戦争犯罪に値する。

 国連もまた、政府軍が化学兵器とクラスター爆弾を繰り返し使用していたことを非難。だが調査委員会は、シリアおよびロシア両軍がアレッポでこれらの兵器を使用したのか、またはどちらかの軍だけが使用したのかは断言できなかった。理由は、使用された武器と軍用機が似ていたためだった。

 最低でも5千人の兵力を抱える政府軍は「投降するか餓死するかの選択を迫る戦略」を行い、アレッポ東部を包囲した。

 調査委員会は、昨年9月19日にアレッポ東部の地方都市ウルム・アル・クブラで国連とシリア赤新月社の車両が破壊され、救援活動に携わっていたスタッフ14人が死亡したのは、シリア政府が「緻密に計画し容赦なく」空爆を行ったためだと非難している。国連が以前行った調査では、どの勢力が空爆を行ったのかは明らかにならなかった。

 調査委員会は、すべての勢力において戦争犯罪の疑いのある人物を機密リストに記載。刑事訴追の準備のためにジュネーブで立ち上げられた、シリアに関する新しい国連組織とこのリストを共有していきたいとしている。同委員会はまた、一連の戦闘でロシアの軍用機やイランが支持する武力勢力から強いサポートを受けているアサド大統領を激しく糾弾している。

 元国連戦争犯罪主任検事で、現在は国連調査官のカルラ・デル・ポンテ氏は、アサド氏は自身の関与について法の裁きを受けるべきだと主張している。

 「アサド氏は今まで6年間、数多くの民間人が死亡したことに責任を負っている。我々はアサド氏を法廷に立たせなければならない。彼は史上最悪の犯罪者の一人なのだ」と、デル・ポンテ氏は1日に放送されたフランス語圏のスイス公共テレビの取材に語った。

(RTS/swissinfo.ch)

 紛争

他言語で配信中:7

 元ティチーノ州検事および元スイス法務長官の同氏は、その率直な話しぶりと粘り強さで知られる。

 1999年にルイーズ・アルブール氏の後を継いで、ルワンダ国際戦犯法廷検事および旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷検事を務め、2007年に退職。スイス大使としての経歴も持つ。 

 12年にはシリアでの戦争犯罪を調査するための国連調査官4人のうちの1人に任命された。


(英語からの翻訳・鹿島田芙美)
以前にも触れたかと思いますが (千早)
2018-10-22 15:36:55
ノーム・チョムスキーはCIAの給与リストに
その名が載っている工作員、ゲイト・キーパーです。

人々の信頼を集めた上で誤情報を流し、分裂させる。
本当に本当の真相が皆に知られないようにする。
それが彼の活動です。

現に彼は政治家等、真の邪悪な犯罪者たちの
パペットに過ぎない連中への批判はするが
裏に隠れた極悪人どもについては言及しません。

私が12年前に、とあるMLに投稿したものを
他者がここに転載しています。

狐の化けの皮が...
http://www.asyura2.com/07/war87/msg/396.html

Democracy Now!のエイミー・グッドマンなど
http://insidejobjp.blogspot.com/2018/10/iipdw.html
こうしたゲイト・キーパーは他にもたくさんいます。

かような人間が私たちのなかに存在することを
しっかり認識しない限り、我々はいつまでも どこまでも
騙され続け、負け続けるように仕組まれているのです。

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