日々・ひび・ひひっ!

五行歌(一呼吸で読める長さを一行とした五行の歌)に関する話題を中心とした、稲田準子(いなだっち)の日々のこと。

かぶらの茎の花

2006年01月16日 | 五行歌な日々
蕪の茎を切ったとき、その断面に現れる緑の茎のバラの花

     ★


       茎を切った
       蕪(かぶら)の頭に
       緑のバラが
       咲いたよ
       きれい         (透明な花)


小かぶらが安かったので、買った。

この歌の初出は、
二年前の関西新年合同歌会。

女性の方には好ましく、
男性の方は、ぴんと来なかった、と
すごく分かれていたのが、おかしかったのを
思い出して、写真を撮った。

ね?緑のバラっぽいでしょ?殿方(笑)

     ★

「蕪」は最初、ルビがなかった。
つまり、関西新年合同歌会の時点では、
なかった。

その後、ネットのあるサイトで、
別の歌で、「蕪」の歌を、
同じようにルビなしで公表したら、
「蕪」のことを、
「かぶ」と読まれたので、驚いた。

関西では「かぶら」、
関東では「かぶ」と呼ぶ事を知る。

私の中では、「かぶ」と言ったら、
「株」なのだ。

なので、
この歌で、私の中では、
「かぶ」と読まれてしまうと、
違和感があったので、
歌誌、歌集では
ルビをふったけど、

「かぶら」と読むほうが不自然な方は、
「かぶ」と読まれてもいいか、と今は思います。

     ★

今日は、かぶらを油揚げとで煮物にして、
伸びすぎた
お化けのQ太郎の
三本の毛みたいな茎は、
軽く湯がいてから、炒め煮にする。

青物が高騰しているので、
とってもお得な感じがステキ(笑)
美味しかったです。

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