日々・ひび・ひひっ!

五行歌(一呼吸で読める長さを一行とした五行の歌)に関する話題を中心とした、稲田準子(いなだっち)の日々のこと。

合わせ鏡で気持ち悪くなる。

2006年03月30日 | TV・映画などの日々
それにしても私は、『トリビアの泉』が好きなようだ。
ブログに書いている話題に、結構出てくる。

今日もそう。昨日の『トリビアの泉』のお話。
見られました?スペシャルバージョンになってましたが。

     ★

「トリビアの種」のコーナーに、
合わせ鏡のことが取り上げられていた。

簡単に言うと、
合わせ鏡を何枚まで重ねられるか、というもの。
被写体は、何枚目まで映し出されるか、というお話。
(リアルにわからない人は、身近でTVを見た人に説明を聞いてください)

合わせ鏡に迷信(?)があるのは、知っていた。

夜中に合わせ鏡をすると、
奥の方に、自分の死に顔が見えるとか、
そういうもの。

ものすごく不吉な迷信。

あの実験を放映中、
気持ち悪くなったのは、私だけなんだろうか。

     ★

一体何枚目かの時点なのか、よくわからないけれど、
目がクルクルまわるような、脱力感がまずおこった。

それでも、興味があるので、
他のチャンネルに変えたくなくて、
ぐっと耐えて見ていた。

被写体はパンダのぬいぐるみを着ている。
それが、鏡を重ねるたびに、
だんだん小さくなり、緑色を帯びて映っていく。

そして、13枚目だとか、
不吉な数字になるたびに、
「不吉とされていますので、決して真似をしないで下さい」
とテロップが出る。

からだがどんどんだるくなっていく。
でも、結果を知りたい。

     ★

見た人は知っているけれど、
結論を言えば、42枚まで、映し出されていた。

42(死に)という数字で終わったのも不吉だけれど、
撮影の時に起きた不吉なことを、
八嶋さんが説明するたび、ものすごく納得したし、

「全国のちびっ子よ、せいぜい真似るのは、
昼間、おかあさんの化粧台の三面鏡で、がまんしろ」と、
心底思った。

もう、その頃には、
私の気持ち悪さもピーク。

妙な圧迫感が、背中にあった。
背後に誰かいるとしか思えないような気配。

怖くて、後を振り向けなかった。

こんなにこの家にひとりでいることを、
心細く思った事はなかった。

夫よ、ここで帰ってきたら、なんでも言うこと聞くんだけどな、
と、密かに願ったが、もちろん帰ってこない。

あぁ……、とにかく、
この急場をなんとかしなければ。

     ★

とりあえず、部屋を明るくした。

基本的にTVだけをじっくり見るときは、
間接照明をいくつかつけるだけにしていたのだが、
それをやめて、
メインの電気をつけた。

そして服を着たまま、
お布団の中に仰向けになって寝た。

背後になんか感じるんだから、
お布団ではさみうちにしちゃえ、と、
単純に思ったのだ。

とにかく、気分を変えるのに必死だった。

すぐには治らなかった。が、
徐々に徐々に楽にはなった。

心細さが、なかなか抜け切らなかったけれど、
しばらくしたら、動けるようにもなった。

     ★

こういう不吉な迷信を、
鵜呑みにしているわけじゃないのだが、
頭ではともかく、
からだが素直に反応する。

からだが素直に反応するから、
頭が信じるしかない、と思うような仕組みが、
私の中にはある。

だから、怖い話も、
聞いていて怖いと思う
感情的なところからではなく、
胃が痛くなったり、とか、
妙な圧迫感がからだを襲うので、
もう、それが、嫌で嫌で、
聞きたくないと思っている。

稲川淳二なんて、私にはもってのほかなのだ。
(逆に江原啓之さんだっけ?あの人のスピリチュアルなのは聞き入ってしまう……)

だけど、ああいう、科学的(?)に、
合わせ鏡のことをされると、
好奇心が湧いて、
からだの不調より、興味が上回って、
我慢して見てしまう。

あぁ、
このブログを書きながら、
思い出して、また気持ち悪くなってきた……。

読んだ人の中で、もし気持ち悪くなった人がいたら、
ごめんなさいですよ。

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