日々・ひび・ひひっ!

五行歌(一呼吸で読める長さを一行とした五行の歌)に関する話題を中心とした、稲田準子(いなだっち)の日々のこと。

ぱっつんぱっつんぱんつ

2005年10月07日 | その他の日々
先週、阪神の優勝セールに行ったのだが、

その際、
全国歌会にはいて行くパンツを奮パツして買っていた。
(えぇえぇ。着物は、翌日の観光には荷物になるので、
着ていかないのです。あしからずなのです)

今日は、その裾上げが出来上がる日。

     ★

先週、試着した時、
いつもよりひとまわり小さいサイズを勧められた。

はいた時、
「こ、これ以上、ちょっとでも太ることは許されないぞ……」
という感じだった。

だが、誰だってそう(だと思いたいの)だが、
こういう「やせたかしら?系」なことがあると、
じんわりと嬉しさが込み上げてくるもので。

多少、お尻のかたちくっきりかな……と気にしつつも、
そのサイズでGOサインを出した訳だが、

今日、お店で、
裾上げをしたものを、もう一度はいた時の、
なんとも言えない、不安感……。

     ★

上は何を着ていこう。

家にあるもので、考えてみようと、
帰って早速ファッションショーをする。

先にパンツをはいて、
タンスの前へ行き、
引き出しを開けるために、かがむ。

……げっ。

ヤバイ。限りなくヤバイ。
お尻から、太ももにかけて、
ぱっつん。ぱっつん。ぱっつん。

全国歌会。

長時間座ってて、
お尻からまっぷたつに破れたらどうしよう。

ちょっと、くらっときた。

     ★

試しに、ソファにしばらく座ってみる。

もう、全身が、いいようにいいように考えようと、
必死になっているのがわかるので、

「な、慣れかもしれない……」と思う結論は、
果たして正確なのかどうかわからない。

「……だ、大丈夫かな。はは……。はは……」

とりあえず、一生懸命笑ってみる。

で、晩ご飯の準備もあるし、
とにかく、
ファッションショーを終わらせようと立ち上がったとき、

不意に、Iが電話で、
「少人数での歌会の時の部屋の希望どうした?
私は腰痛があるから、洋室にしてん」
と言った言葉を思い出した。

私は洋室・和室、どちらでもいいにしている。
和室にあたったら、どうなるだろう。

するとまた波状攻撃的に、

「歌会で発言するのは得意だけれど、
懇親会で社交的なことをするのが苦手だから、
私って、あまりあっちこっちにうろちょろせずに、
盛り上がっている光景をボーっと見ながら、
必要以上に食べたり飲んだりして、
過ごす人じゃなかったっけ?」

と、リアルなことを思い出した。

どうして、試着室で思い出さなかったんだろう。
そんなに嬉しかったか。小さいサイズを勧められたことが(泣)

(※実際はここ数年体重は大きくは変わっていないし、
むしろ、引力に逆らえなくなって、お肉が下に落ちていってます……)

しかし、買ってしまったものは、
買ってしまったのだ。

着なければ、あらゆる意味で、もったいない。
女の見栄が、まだ底のほうで、チロチロと燃えている。

     ★

もし、全国歌会の懇親会で、
稲田がやけに社交的に、歩き回っていたら、
それは、長々と座れない事情があるからだと思い、
決して、エサを与えないように……、じゃなくて、
決して、飲み食いを勧めないようにお願いします。

やっぱり、伸縮自在な生地のジーンズにすればよかった。ぐっすん。

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