のど飴のお仕事。
お昼前に、
初期の『ルパン三世』のアニメに出てきそうな(笑)
パンチの効いた男が来た。
そうだなぁ……。
一番初めのアニメの絵柄で、
峰不二子の元相棒だという、
設定が似合いそうな。
でもって、なんやかんやの末に、
ルパン三世の見届ける中、
不二子自身が、ピストルで撃って、
殺してしまうような(似たような話があったかもしれないっす・笑)
あぁ、でも、
シブくはないんだよ。やってることはナンパだったし(笑)
と、いうのも、
そのパンチ男は、
私からのど飴をもらうだけもらって、
サービスカウンターの受付の女の子を、
口説いてたから。
私が渡したのど飴を、
彼女に渡そうとしてせまっていた。
女の子は、「勤務中ですから……」と、
にこやかに、でもあきらかに迷惑そうに、
一生懸命断っていた。
男は諦めて、のど飴を自分の口に放り込む。
それでも、スナックのカウンターのように、
サービスカウンターのガラスケースにひざついて、
女の子に話しかけてる。
女の子、迷惑そう。
すると、聞こえてきた。
「なんや、こののど飴。甘いわ。
ねーちゃん、食べんで正解やわ」
今度は私が迷惑!女の子、苦笑い。
散々しゃべった後、男は立ち去った。
それをみはからって、もうひとりの受付の人が
戻ってきて、なにやら話している。
どうやら、このスーパーで、
なにやら時々来ては、
ひとクセあることをしていく人のようで。
女の子にそのことを教えているようだった。
まぁ、確かに、後藤真希似のかわいい女の子だけれど。
★
昼からもパンチ男は現れた。
うどん玉を持ち歩いて、
何度かサービスカウンターをちろちろ見ては、
あっちこっちをさまよっているようだった。
もちろん、私は、のど飴を渡さない。
まぁ、向こうもいらないらしく、
近づいてこないのだが(笑)
受付の女の子は、
どういうシステムだか知らないけれど、
あるときはレジの補助へ行ったり、
あるときは裏方をしていたりして、
他の人たちと交代しあっているようで、
常駐しているわけではなく。
しばらくして、
うどん玉をビニールに入れて、
入り口からパンチ男は出て行った。
そのほんの一分後ぐらいに、
後藤真希似の女の子は、
サービスカウンターに戻ってきて、
帳面付けなどをはじめた。
偶然なのか、作戦なのか知らないが。
ざまぁみやがれ、と、
パンチ男を胸の中であざ笑い、
時々甘い(でもおいしかったよ)のど飴をなめつつ、
声を張り上げていたのでした。
お昼前に、
初期の『ルパン三世』のアニメに出てきそうな(笑)
パンチの効いた男が来た。
そうだなぁ……。
一番初めのアニメの絵柄で、
峰不二子の元相棒だという、
設定が似合いそうな。
でもって、なんやかんやの末に、
ルパン三世の見届ける中、
不二子自身が、ピストルで撃って、
殺してしまうような(似たような話があったかもしれないっす・笑)
あぁ、でも、
シブくはないんだよ。やってることはナンパだったし(笑)
と、いうのも、
そのパンチ男は、
私からのど飴をもらうだけもらって、
サービスカウンターの受付の女の子を、
口説いてたから。
私が渡したのど飴を、
彼女に渡そうとしてせまっていた。
女の子は、「勤務中ですから……」と、
にこやかに、でもあきらかに迷惑そうに、
一生懸命断っていた。
男は諦めて、のど飴を自分の口に放り込む。
それでも、スナックのカウンターのように、
サービスカウンターのガラスケースにひざついて、
女の子に話しかけてる。
女の子、迷惑そう。
すると、聞こえてきた。
「なんや、こののど飴。甘いわ。
ねーちゃん、食べんで正解やわ」
今度は私が迷惑!女の子、苦笑い。
散々しゃべった後、男は立ち去った。
それをみはからって、もうひとりの受付の人が
戻ってきて、なにやら話している。
どうやら、このスーパーで、
なにやら時々来ては、
ひとクセあることをしていく人のようで。
女の子にそのことを教えているようだった。
まぁ、確かに、後藤真希似のかわいい女の子だけれど。
★
昼からもパンチ男は現れた。
うどん玉を持ち歩いて、
何度かサービスカウンターをちろちろ見ては、
あっちこっちをさまよっているようだった。
もちろん、私は、のど飴を渡さない。
まぁ、向こうもいらないらしく、
近づいてこないのだが(笑)
受付の女の子は、
どういうシステムだか知らないけれど、
あるときはレジの補助へ行ったり、
あるときは裏方をしていたりして、
他の人たちと交代しあっているようで、
常駐しているわけではなく。
しばらくして、
うどん玉をビニールに入れて、
入り口からパンチ男は出て行った。
そのほんの一分後ぐらいに、
後藤真希似の女の子は、
サービスカウンターに戻ってきて、
帳面付けなどをはじめた。
偶然なのか、作戦なのか知らないが。
ざまぁみやがれ、と、
パンチ男を胸の中であざ笑い、
時々甘い(でもおいしかったよ)のど飴をなめつつ、
声を張り上げていたのでした。