日々・ひび・ひひっ!

五行歌(一呼吸で読める長さを一行とした五行の歌)に関する話題を中心とした、稲田準子(いなだっち)の日々のこと。

商店街は、生き残ってほしいです。

2007年04月07日 | お仕事な日々
お菓子のチェーン店でのお仕事。

前にも同じチェーン店の大阪港のほうでやった
同じ製品、SOYJOYの販売
(今日はちなみに、山側の地域でした)。

スーパーではなく、
「お菓子屋さん」という広さだったからかも、
しれないけれど、
店長さんをはじめ、みなさん人懐っこかった。

「どこから来たんですか?」
と、バイトの女性だけじゃなく、
店長さんも作業をしながら聞いてくる。

休憩になれば、
四畳半ほどのゴタゴタした狭い事務所で、
「時給どのくらいなんですか?」をはじめ、
その人の生きる世界に、興味津々。

っていうか、ちょっとした社交の会話を、
大切にする。

大型スーパーでの仕事の後、
4月は反動で、
仕事先に、
地域密着型の、
小さなスーパーか、中堅どころを
押さえているが、
今日は最たるところかも。

そして、お客さんも。

     ★

雨が降っていて、
軒下での店頭販売だったけど、

「雨の中、ご苦労さんやねぇ」と、
一言つきで、
買ってくれるおばあちゃんの、
多かったこと、多かったこと(笑)

「同情するなら、金をくれ!」とは、
脚本家の野島シンジ(←漢字忘れたー)が、
中学生の安達裕美に言わせた台詞だが、

「同情するから、買ったるね」という、
それぞれの心の声が、
聞こえてくる、聞こえてくる(笑)
(あと、やっぱり、みのもんたは、すごい宣伝力だ……)

中には、小学生で、
「味見だけでもいいよ」と言って、
お菓子(……SOYJOYってお菓子なのかなぁ?)
のひとかけをあげたんだけど、
お店の中をグルッと回って、
買い物を終えた後、
また、軒下の私のところに戻ってきて、
「買いたいんだけど、お母さんに聞いてみる」
と言って、
わざわざケータイでお母さんにOKをもらってから、
ひとつ買ってくれた女の子とか。

おいしかったことはおいしかったんだろうけど、
その瞳に、
何か思慮深さを感じたりして。

おねーさんは、カンドーよ!!

     ★

空間って、大事だなぁと思う。
程よく、人の存在で汚れている空間。

肉声の声をかけたら届く程度の空間。

あぁ、どうか。
日本の商店街よ、なくならないで。
一生懸命働くから、頑張って。

(といっても、大型スーパーも、
買い物の内容によっては、
とても必要なので、
お客としては、
賢い主婦になって、
使い分けていきたい気持ちがシビアにありますがね)

何かとお客さん、買ってくれたけど、
雨で、客足自体がいつもより少なかったらしく、
売れ行きは、思わしくなかった。

帰路へつくときは、
傘を持っていなかった私に、
傘までくれて。

21日も同じところへ行く予定。

その時は、
晴れた空の下で、
沢山お客さんに来てもらって、
頑張らせていただきたいものです。
(同情買いは、激減するかもしれませんがね・笑)

最新の画像もっと見る