日々・ひび・ひひっ!

五行歌(一呼吸で読める長さを一行とした五行の歌)に関する話題を中心とした、稲田準子(いなだっち)の日々のこと。

線路に布団は置かないで。

2006年03月06日 | 五行歌な日々
昨日の東大阪歌会に向かう途中のことだった。

明石駅から乗った、JRの新快速の電車が止まった。
駅でじゃないよ。途中でだよ。
(後に、灘駅を通過してすぐの線路上とわかる)

MDを聞いていた私は、
「緊急停止します」みたいな一言を
聞きそびれていたので、一瞬その状態に戸惑う。

最初何度か、微かな揺れを感じ、
「あ、出発するのかな?」と思っては、
出発しないという思わせぶりなことがあり、
そのネタフリが、
時間が経つにつれちょっとイラつく原因となった。

これはヤバイ!と思い、
一番最初に部屋に行っているであろう、
楽  人さんにメールを打つ。

他の車内の女性も数人、
ケータイで電話をし始める。

差別的に見ているつもりはないのだが、
こういう時、
イライラして、文句を言い始めるのって、
年配の男性が多いのは、
何故だろうと、
車両の中の人間観察をしながら、
待つこと約15分。

電車はようやく動き出した。

動き出して、停止の原因のアナウンスがなされた。
その原因を聞いた時、
そのシュールさに驚く。

線路の上に、布団が散乱していたらしい。

……何故に?

ちゃんと事前に気づいたので、
急ブレーキでストップした訳ではなかったが、
1枚か2枚、車輪が布団をかんだらしく。

微かな揺れは、それだったのか、と納得。

あとは、いろんな点検に時間を要したらしいのだが。

     ★

動き出したと、またメールする。

そんなに大きな遅刻をすることは、
なさそうだったが、
遅れるかもしれない可能性は出てきた。

いや、それよりも、
今回の会場の場所を知らない、
着付けの先生、北田さんと、
私は待ち合わせをしていて、
一緒に行くことになっていた。

そちらの待ちぼうけのほうが、気になりだした。

大阪駅について、北田さんのケータイに電話するも、
気づいてもらえず。

不安……。

結局鶴橋駅についたあたりで、
電話に気づいてもらって、
たまたま、通り過ぎてった、
増田幸三さんについていくから、大丈夫よ、
ってことになって、ほっとする。

結果的には、
私も五分前には着いて、
遅刻せずにすみ、
歌会の人に迷惑をかけずにすんだので、
まるく収まった話ではあるが。

こういうことがあると、
遠いところにいるんだなぁと、つくづく思う。

心臓に悪いです。

過失なのか、故意なのか、
よく知りませんが、

線路にお布団を置くのはやめて下さい。

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