「辻褄あわせ」を積み重ねたって。

ふと、
「結果がすべて」という世界って、
どうかなーと思った。

「結果がすべて」という価値観がすべての世界って……。

「結果がすべて」という強迫観念に追い詰められた、
結果が出せない、いや、表面化しない人たちは、
何かを守るために、
「辻褄あわせ」に走るんじゃないか。

政治や経済の世界になるとそれは「不正」のかたちであらわれ、
大学の試験やレポートになると「大量のノートコピー」になったりして。

そういうやり方で、
自分の好きなことも、
嫌だけど、やらなければならないことも、
クリアしていくと、
中身のない「ハリボテ」になりはしないだろうか。

「ハリボテ」でいくらクリアしたって、
自信にはつながらない。

何度重ねても、ずっと不安にさいなまれる。

「結果がすべて」の世界があってもいい。
だが、
「結果がすべてではない」世界があったっていい。

両方の価値を両輪に。
前へ前へと進んでいこう。