日々・ひび・ひひっ!

五行歌(一呼吸で読める長さを一行とした五行の歌)に関する話題を中心とした、稲田準子(いなだっち)の日々のこと。

子規堂

2007年08月10日 | その他の日々
明石に住んでた頃、
『歌よみに与ふる書』を、
読んでいてよかったなぁ~と思った。

学生の頃も、船から下りて、
最初に行った名勝が、この『子規堂』だったけど、
その頃よりも、
正岡子規を身近に思いながら、
巡ることが出来たから。

『子規堂』とは、
子規が子供の頃まで過ごした邸宅を模して建てられた建物。

東京のほうには「子規庵」ってあるらしいけど、
そっちじゃないよ(当たり前だー)。

実はここで書こうと思って、
小さな説明書きの紙を、
残していたのに、
宇和島の田舎で、
虫を殺したとき、ティッシュ代わりに使って、
捨てちゃったのよね~。
咄嗟の判断には、勝てないわよね~(勝てよ!)

ネットがあってよかったよ。どうにでもなるんだから。

最初の写真の中の本は、創刊時の『ほととぎす』
歌誌『五行歌』もそうだったんだろうけど(いや、知らないが・笑)、
創刊時は、薄っぺらく、ささやか。
それでも、大切にされてきて、展示にまで至る出発点の本。

あとは、病床の頃、
子規が着ていた着物のハギレとかがあった。
ハギレを見ても、「そうなんですか」としか思えなかったが(笑)

あとは外に、坊ちゃん列車の客車が展示されてあった。

       
                    首が怖い……。

                     
       列車内の展示物。こういう絵手紙的なのは、見入ってしまう。

       
       列車内から外を見た景色。あの碑は何だろう。思い出せない。

そして、坊ちゃん列車から離れた、お寺の境内近くに、
元横綱の千代の富士の「道」という字があった。

       
                    何故に……?

     ★

私以外にも、
50代の夫婦がひとカップルと、
男性がひとり、こまめにケータイで写真を撮っていた。

男性は、やけに気になった。年下だと思うけど。

鉄道ファンなのか、俳句ファンなのか。

ちょっと聞きたい気もしたけれど、
なんだかウンチクを語られるのもなぁ~と思い、
声をかけなかった。

それぞれに、よい、夏の旅を。






       
       番外編。チン電の道後温泉駅前にあった、
       『坊ちゃん列車』。
       実はこの前まで、観光の目玉として、
       街中を走っていたのだけれど、
       事故があって、今は走っていないとか。
       観光で賑わっているときに、使えないとは、
       使えない(笑)。

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