日々・ひび・ひひっ!

五行歌(一呼吸で読める長さを一行とした五行の歌)に関する話題を中心とした、稲田準子(いなだっち)の日々のこと。

歌って踊って帰ってきました。

2006年02月10日 | 引っ越しな日々
明石で買い物があり、あちこち探しているうちに、帰りが遅くなった。

夜の7時近くになっても、まだ、JRの駅だった。

バスの時間を見ると、中途半端……。

どうしようかと思いつつ、
駅の高架からふと外を見ると、
高層マンションの間と間に、
とんがった富士山のような電飾。

ライトアップされた明石海峡大橋だった。

     ★

今までは、
ウォーキングをした夕暮れに、
海から見ていた。

もちろん、
海からだから、障害物もなく、
昼だろうが、夜だろうが、
どこから見ても明石海峡大橋として
それを見ていたわけだが。

それが、
夜のJRの駅からもちゃんと見えているということを
初めて知り、
また、駅前のマンションで、
裾野が寸断され、
「ビル『と』ビル『と』ビル」の「と」の部分に、
ふたつ山のように見えるというのは、 
とても新鮮で。

しばらく眺めてから、
歩いて家まで帰ることにする。

     ★

夜の池や田んぼのところは、
街灯がないので、本当にこわい。

車がヘッドライトをつけて、
びゅんびゅん通ってて、
それなりには明るいが、
それはそれで、
そのスピードがこわい。

とにかく夜の恐ろしさマンサイの帰り道だ。

でも、時々、
建物の合間から見える、
山脈となった
夜の明石海峡大橋を、
チラチラ見るのは、
どういう訳か、なんだか楽しい。

こわさの中にワクワク。

なので、闇のこわさの克服に、
いつの間にか
歌を歌いながら歩いてた。

テキトーに作った、
「明石海峡大橋の歌」だ。

  ♪あかぁ~しあかし あかぁしかいきょう・おおはしだぁぁぁ~♪

ってフレーズを、
学校の校歌のような節回しで繰り返し繰り返し歌った。
(節回しがお聞かせできなくて残念だ・笑)

声に出して歌うと、
闇を逆手に取れてくる。

人が見当たらないとか、
暗いから見えにくいので、
周囲を確認しながらではあるが、
腕なんか回して、
踊ったりスキップしたりして帰る。

そうやって帰ったものだから、
家に着いたときには、
軽くはぁはぁ息切れしていた。

おかげで、寒かったのに、
しばらく暖房いれずにすみました(笑)

子供の頃から、
こういう感覚があまり治らない。
治らないから、
ひとりで出歩くのは、本当に危険。
変態に狙われやすかったです。

オススメできない帰り方です。
よいこのみんなは真似しないでね(しないか……)。

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