大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

奇跡のひと~マリーとマルグリット~

2015-08-11 21:32:49 | 映画
久しぶりに、氷見シネマで友人4人で映画「奇跡のひと」を見ました。
まず、トマトカフェでランチをしました。今日の定食は、城端ポークの冷しゃぶと、もずく、つけもの、大根の煮物、茗荷の味噌汁、ブルベリーババロアのリンゴ、キューイのせのデザート、コーヒーでした。
手作りで、とてもおいしかったです。
19世紀末、フランスに実在した「もう一つの」ヘレンケラー物語でした。
とても感動的な映画でした。聴覚障害の少女たちが暮らす修道院に目も耳も不自由なけもののようなマリーがやってきた。不治の病を抱え、余命いくばくもない修道女マルグリットは、残された人生をかけてマリーを教育する。困難の末、ついにマリーが言葉を知る日がやってくるが、二人の別れの日は迫っていた。「あなたに伝えたい。言葉の力、世界の輝き、そして生きる喜びのすべてを」
素晴らしい親密さ、感動的で、深い洞察力。彼女の死を乗り越え、彼女の意思を継ぎ、彼女に語りかけるシーンは、人として生きることの真の豊かさとは何かを教えてくれた。
シンプルな生活、美しい映像、光と音がなくても伝えたい心の手ざわり。さすが第67回ロカルノ国際映画祭で受賞した作品です。 
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