星野道夫著 「長い旅の途上」を読む。アラスカの大地に、秋のマッキンレーに灰色熊の親子、狼の群れ、アラスカ北極圏を東西に横切るブルックス山脈から南へと向かって流れユーコンへ注ぎ込む川、シーンジェック川、谷,太古の森、悠久な時を刻む氷河の流れ、アラスカの海に夏になるとやってくる、鯨たち。さまざまなアラスカを愛した人たち。 毎年小さな花が咲き、遠い彼方からカリブーの足音が聞こえてくる。 今この瞬間、ヒグマが原野をあるいている。すべてのものに平等に同じ時間が流れている不思議。 写真家 星野さんは、ヒグマに襲われ、亡くなられたとの事。
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