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弱者のままで、世界を変えることはできない

ショーグンvsホジェリオはどうなる?

2005-05-26 23:36:29 | 武学
PRIDEミドル級GP2回線で、マウリシオ・ショーグンとアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラの対戦が決定しました! 桜庭・ヴァンダレイ・ボブチャンチンの準決勝進出はほぼ確定的で、残る1つの椅子を、この2名で争うことになります。



ショーグンとホジェリオは、いずれもPRIDE全勝記録を更新中の超実力者です。まして、ショーグンはランペイジ・ジャクソンの肋骨をへし折り、ホジェリオは実力者ダン・ヘンダーソンに1本勝ちしての2回戦進出とあって、決勝戦さながらの高レベルなバトルが期待できます。

この1戦がどういう結果になるか、予想は困難ですが、実力差はほとんどないと考えられるので、判定までもつれ込む可能性が大きいでしょう。お互い、そう簡単に1本取らせるほど、甘いファイターではありません。強いて言えば、勢いに乗るショーグンがやや有利か? 



ここでは仮にショーグンが勝ち上がったとして、準決勝のカードを予想してみましょう。

高田は、決勝でサクとヴァンダレイを当てたいと考えているだろうし、シュートボクセ同士の同門対決は最後まで後回しにされるだろうから、

「サク×ショーグン」

「ヴァンダレイ×ボブチャンチン」

というカードが、妥当なところでしょう。



この場合、サクが決勝に進むのは、かなり困難だと思います。

むろん、2回戦のヒカルドには、8割方勝てるでしょう。いかにヒカルドが寝技の達人だろうと、ホイスさえ寄せ付けなかったサクを極められるとは思えません。アクシデントがない限り、サクが自分のスタイルで圧倒して大差の判定勝ちだと思われます。

ただ、サクはストライカーとの相性が非常に悪い。極められたことはありませんが、KO負けはけっこうしています。ショーグン相手では、たぶん勝てないでしょう。

それでも僕は、サクが寝技で極められない限り、現役を続けて欲しいと思っています。いまだに、彼が世界一の柔術ハンターであることに変わりはありません。



以前僕は、「ヴァンダレイがイゴールにかなうものは何一つ無い」このブログにそう書きましたが、考えてみると、1つだけヴァンダレイの長所がありました。

それは、「反射速度」です。

ヴァンダレイの反応スピードは、人間離れしています。ヘンダーソンやハントにいいパンチをもらったときも、すぐ体制を立て直し、致命的なダメージを避けています。不利な状態でいる時間が、極めて短いのです。

もちろん、イゴール有利であることに変わりありませんが、なんとかロシアンフックを凌ぎきることができたら、ヴァンダレイにも勝機はあるでしょう。

グラウンドには持ち込まない方がいいと思います。ボブチャンチンのレスリング技術はストライカー離れしていますから、柔術に慣れてしまったヴァンダレイは、上を取られる可能性が大きいでしょう。そうなれば、KOは免れても、そのまま判定に持ち込まれる恐れが極めて大きい。



そんなわけで、現時点のマキトの決勝カード予想は、ショーグン×イゴールです。確率的には1番高いと思います。


追記 ヒョードル×ミルコが、また延期されそうな状況です。ヒョードルの指が、まだ完治していないそうです。まあ、ヒョードルといえども、ミルコ相手ではベストコンディションでないと勝機はありませんから、腰が引けるのも無理ないですが。






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