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弱者のままで、世界を変えることはできない

合気には3種類ある

2011-12-19 08:26:56 | 武学
最近では科学的な解明も進んできている「合気」ですが、研究によって、主に3種類に大別されることが分かってきています。




①通常の合気

これは、「受けが取りに本気で体重をあずける」という前提でかかる合気です。武田惣角によって広められました。

ただ触れているだけでは、かかりません。



②触れ合気

ただ触れるだけでかかる合気です。佐川幸義が発見したといわれています。

あまり知られていませんが、人体には、体に触れられると無意識のうちに押し返す反射があるそうです。

※そうでなければ、立っているだけで足の裏の血流が止まり、壊死してしまいます

しかし、反射では直線的にしか押し返せませんから、円方向に力を加えられると正しく反応できず、吸いつけられたようになってしまうようです。

残された映像から、少林寺拳法の森道基もマスターしていたと考えられます。

ポイントは、タイミングを告知せず、不意に仕掛けることです。そうしなければ不随意の反射は起きません。

もしタイミングを読まれて体を離されてしまえば、かからないはずです。

また、実戦では敵がただ体に触れてじっとしている局面は少ないはずなので、実戦で使用するなら、触れた瞬間に合気をかける必要があるでしょう。



③離れ合気

いわゆる「遠当て」です。触れないで相手の体勢を崩します。

これはタイミングが命だといわれています。

たとえば、ピッチャーが投球動作のまっ最中にタイムをかけられたら、運動神経がパニックを起こして転倒することもありえることは想像できると思います。

おそらく、重心移動の瞬間を見抜いてストップさせるのでしょう。

なので、受けが本気でかかってくれないと、離れ合気もかからないはずです。



実際の試技では、これら3つの合気は同時に使用されています。

また、中国武術でいう「発勁」が合わさることで、相手を吹き飛ばすパワーも生じます。

その複雑さが、合気をますます分かりにくくしている原因なのでしょう。






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