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妊娠を告げたら夫が豹変! 幸せな結婚生活が一転「世にも奇妙な物語」に

2019年04月15日 | Science 科学

結婚前に、1,健康診断して病気がないか? 更に遺伝子検査して遺伝的な欠陥がないか? 2,性格診断を互いに受けて異常、偏向がないか? 3,互いの家系に破産者はいないか?アルチュウや精神病者はいないか?ギャンブルクレイジーはいないか?自殺者はいないか?遺伝病がいないか?前科者はいないか?を調べる必要がある。

容姿がいい、稼ぎが良い。学歴が良い、、などとだけで結婚すると災難が待つ。

しかし、上記検査すると殆どが不適法となる可能性が高い。

人間なので悪い素質が有るが、程度問題である。





妊娠を告げたら夫が豹変! 幸せな結婚生活が一転「世にも奇妙な物語」に

4/15(月) 11:00配信

デイリー新潮
妊娠を告げたら夫が豹変! 幸せな結婚生活が一転「世にも奇妙な物語」に

妊娠を告げたら夫に無視された(写真はイメージです)

「カサンドラ症候群」(以下、カサンドラ)とは、発達障害の一種「アスペルガー症候群」(以下、アスペルガー)の夫や妻、あるいはパートナーとのコミュニケーションが上手くいかないことによって発生する心身の不調です。特に夫婦関係で多く起こると言われていますが、最近ではアスペルガーの家族や職場・友人関係などを持つ人に幅広く起こり得ることが知られています。本連載「私ってカサンドラ⁉」では、カサンドラに陥ったアラフォー女性ライターが、自らの体験や当事者や医療関係者等への取材を通して、知られざるカサンドラの実態と病理を解き明かします。

***
妊娠を告げたら夫に無視された

 結婚して数ヶ月。

 夫に「妊娠した」と告げたら、3日間無視された。

「妊娠」以外の話題には答えてくれ、向こうから話かけてくることもある。

 でも「妊娠」の話題は、何度切り出してもまるで聞こえていないかのような態度で流され、一切のリアクションを返してくれない。

 最初は「声が小さかったのかな?」と思った。そこで声のボリュームを上げてみるも返事がなく、時間をおきスムーズに行われている会話の途中に挟むかたちで投げかけてみるがやはり反応がない。

 そこでなぜ「無視」されるのか考えた。

「私が何か怒らせるようなことをしたのだろうか?」ということである。けれど他の話題でなら向こうから話しかけてくる。そこで直接「なんで妊娠の話になると無視するの、私何かした?」と聞いてみたが、無視である。

 次に考えたのは「子供が欲しくなかったから困っているのかな」という可能性だ。いや、子供好きをアピールしていたのも、子供を欲しがっていたのも夫じゃないか。

 これまでの二人の関係を思い出しても無視される理由が思い当たらなかったし、また今まで「妊娠を告げたら夫に無視された」なんていう人の話を聞いたこともない。

 妊娠は私一人のことではない。夫婦二人の問題のはずなのに、返事がないのはおかしい! そう思っても返事をしない人に無理に返事をさせる方法などない。

「なんで? なんで何も言ってくれないの?」

 それまで順調だった結婚生活が、ある日突然「世にも奇妙な物語」にでもなったようだと思った。

 3日目。

 妊娠に気付いたのは微熱と吐き気の症状が出ていたからで、しかも私は転職活動をしようと職場に退職願を出しており、さらには結婚式を控えて準備に追われていた。つまりはじめてのつわりの中、いつもの通りに制作会社勤めの激務をこなし、さらに夫の無視をどうにかして、夫婦で「妊娠」について話し合う必要に駆られていた。

 物言わぬ人に、無理に何かを言わせるよう迫ることはできないと理性ではわかっていても、妊娠によるホルモンバランスの変化と、「妊娠を告げたら夫に無視された」というわけのわからない状況へのストレスとが重なり、3日目にして早くも私は限界を迎えていた。

 そこで、場所を変えて話してみることを思いつく。「ファミレスでご飯を食べよう、話がある」と言い、お互いの仕事帰りに家の最寄のファミレスで待ち合わせをしたのだ。

 そこで単刀直入に「妊娠したと何度も話しているのに、どうして無視をするのか、もしかして妊娠を望んでいないのか」と改めて聞いた。すると彼はどうしたか。

 激怒した。怒ったのだ。

「人前でわざわざそんな話をして恥をかかせやがって」と怒り狂った。結婚して初めて彼が私にぶつけた怒りの感情だった。


これまで甘やかしすぎた。もう甘やかさない

 私はこの期に及んでもまだ、夫が「無視してごめん」と謝り、無視した理由を話してくれるものだと思っていたので、びっくりした。

 それまで、夫とは分かり合えていると思っていたし、夫のことを優しい人だと思っていた。お互い、相手が怪我をすれば心配し、病気をすれば看病した。家にいる時は仲良く隣に寄り添い、相手が話をすればにこやかに相槌を打つ。掃除や洗濯を私がすれば、彼は料理を作ってくれ、買い物は一緒にした。他人に対しては怒りっぽいところもあったが、私にはそれが一切向けられることがなく、単純にそれを「相性がいいからだ」と信じていた。彼が何をしたとしても、彼がその選択に納得していて、選んだ理由を説明してくれるなら受け入れることができると思って結婚した。

 その時の私には、何の知識もなかった。人は皆だいたい同じように世界を見て、同じようなプロセスで物事を考えていると本気で思っていた。

 今思えば、本当に浅はかだったが、「無視することしかできない」「イライラする理由が説明できない」「なぜと聞かれても答えられない」人のことを想像したこともなかったのだ。

 自分の気持ちを自覚し、表情や仕草、言葉全てを使って相手に伝えるという私にとっては普通のコミュニケーションが、当たり前ではないことを知らなかった。「話せばわかる」と信じて疑わなかった。

 怒られてびっくりして、涙が出た。

「人前でわざわざーー」と言われたので、涙をこらえ、無言で席を立ち、家に帰った。

 後から帰ってきた夫に、無視された混乱と、妊娠を喜んでくれないことに対する悲しみと、今後の生活に対して話し合いが必要であることを泣きながら訴えた。

 無視された。

 その数日後、さらに悪化したつわりでぐったりしている私に向かって彼が言った。

「これまで甘やかしすぎた。もう甘やかさない」

 そして、彼は変わってしまった。

 その後、彼は人が変わったように度々怒りをあらわにするようになり、それと同時に意地悪な言動が目立つようになった。

 ご飯が口に合わなければ、顔をしかめて無言でうつむき、その後何時間も口をきいてくれない。つわりがひどくて家事が手につかなくなると「グータラだなあ」と言ってくる。

「妊娠中はつわりがあって具合が悪くなる人も多いんだよ、そういう時は無理せず休んだ方がいいんだよ」と説明しても、「俺の知り合いは生まれる直前まで妊娠に気が付かず救急搬送されたんだ。だからつわりなんて気のせい」と取り合ってくれない。「なんでそんなひどいこと言うの?」と言うと「自分が怠けているだけなのに、怒るなんて生意気だ」と余計にひどいことを言われ、涙が出るようなことが続いた。


「発達障害」が原因と気づいたのは何年も後だった

 そう言われるうちに、私としてもわからなくなってきた。

 妊娠もつわりも初めてで、知識もなく、妊娠がどれだけ体に負担がかかることなのか、頑張れない自分が本当に怠けていないのか判断がつかず、どんどん自信がなくなっていく。そうして「妊娠している私がよくわからないんだから、彼が理解してくれなくてもしょうがない。きっと怠けているだけなんだ、私が変わってしまったから、私の頑張りが足りないから、彼はずっと怒っているんだ」と自分を責めるようになった。

「もう甘やかさない」というセリフにもショックを受けたが、「『釣った魚には餌をやらない』と世間一般で言われているくらいだから、ただ言ってみたかったんだろう」と無理に自分を納得させた。

「怠けているだけ」と自分を責めたところで、つわりもだるさも眠気もなくならない。辛い気持ちになるだけなのだが、「自分が悪いのなら、悪いところを直せばこの状況から抜け出せる」と思ったのかもしれない。

 さらに、逆効果だとも知らず、びっくりするような酷いことを言われるたびに、私は「なんでそういうことを言うの? どうしてそう思ったの?」と繰り返し彼に尋ねていた。

「なんで、どうして」と聞くたび彼が逆上することに、長いこと気が付かなかった。

 感情表現やコミュニケーション方法が異なるカップルの間に、ひとたび「問題」が起こってしまうと、それを解決するのは非常に困難であること。そして、その感情表現やコミュニケーション方法が異なる理由のひとつに、いわゆる「発達障害」が考えられることを私は全く知らなかった。

 もし最初から知識があったら、ここまで傷付くこともなかったと思う。

 ある日突然、豹変したように感じた夫は、特性ゆえにどう返事をすればいいかわからないと無言になる人だったのかもしれない。

「なぜ」という質問をされるとパニックになり、わからないことが許されないと思うと自分を守るために怒る。どこかで聞いた話を一般的かどうか検証することなく当たり前だと思い込んで口に出してしまうことも少なくなく、近くにいる人の感情の揺れにストレスを感じるなど、環境の変化に弱い……人だったのかもしれないということだ。

 感情表現とコミュニケーション方法、そして社会からの情報の受け取り方。それらが違えば、同じ体験をしていても見えている世界が変わってしまうのに、お互いにそのギャップに気付かなかった。

 そして6年間という短い結婚生活の中で、私は心身ともにボロボロになり(ちなみに“私は”と言ったのは、“私だけが傷付き夫は傷付いていない”という意味ではなく、確認できる自分の状態だけを述べるに留めた表現である)、「これってもしかしてカサンドラ!?」と思うに至った。

 私がなぜ自分を「カサンドラ」だと思ったのか。そして「カサンドラ」からどうやって卒業したのか。順を追って書いていきたいと思う。

〈次回につづく〉

星之林丹(ほしの・りんたん)
1982年、東京都生まれ。結婚を機に制作会社を退職してフリーランスに。6年で離婚、2児の母。

2019年4月15日 掲載

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