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ドイツ人がようやく気づき始めた中国という「貪欲国家」の実像

2019年02月16日 | 国際紛争 国際政治 

結論が分かってるだけにムダに長い文書で斜め読み。

ドイツバンクの大馬鹿は、ギリシャ国債買いすぎて大問題になったことが有るが、同様、中国に肩入れしすぎて中国が潰れれば、いよいよドイツバンクも崩壊(ドイツ最大の銀行)すると言われてる。

ギリシャ危機のときもメルケルは、ドイツバンクは救済しないと明言した。

ドイツは、日本以上に銭に対して貪欲で狡猾な手を使う。





ドイツ人がようやく気づき始めた中国という「貪欲国家」の実像

2/15(金) 8:00配信

現代ビジネス
ドイツ人がようやく気づき始めた中国という「貪欲国家」の実像

写真:現代ビジネス
ドイツ人の中国観

 1月2日、3日と、新年早々二日続きで、ドイツの国営第2テレビで驚きのルポが流れた。

 https://www.zdf.de/dokumentation/dokumentation-sonstige/die-neue-seidenstrasse-teil1-100.html

 https://www.zdf.de/dokumentation/dokumentation-sonstige/die-neue-seidenstrasse-teil-2-100.html

 タイトルは「新シルクロード」だが、サブタイトルの「Chinas Griff nach Westen」というのが、どうもうまく訳せない。英訳なら、「China's grip to the west」。ただ、Griff(grip)という言葉には、西に進出するだけでなく、支配の手を伸ばそうしている気配が示唆されているので、意訳すれば“China's grabbing”か? 
 日本は、距離が近いこともあり、常に中国の情報が溢れている。文化大革命の時代こそ、何が起こっているかよくわからなかったが、1972年の国交正常化のあと、80年代はシルクロードブームに沸き、中国大陸に対する憧れが膨らんだ。

 しかし、そのあとやってきたのは、強引な歴史解釈による日本攻撃や、技術の盗難といった問題。そして、ここ10年ぐらいは、中国経済の破格の発展で、日本はどんどん押されていった。

 それどころか、いまでは中国の膨張は経済だけにとどまらず、軍事、情報、宇宙など、多くの先端分野で日本を脅かしている。いずれにしても、私たちはずいぶん前から、中国の怖さには気づいている。

 ところが、これまでドイツでは違った。中国に関しては、圧倒的にポジティブなニュースが多かった。中国とドイツの間には歴史問題もない。あるのは、古代からの神秘的で壮大なイメージと、現在のエネルギッシュな姿である。ドイツ人は中国人に対して、理屈抜きで凄い! という印象を持っているが、警戒はしていなかった。

 しかも、GDPの半分を輸出に頼るドイツ企業は、ここ10年余り、年を追うごとに中国市場に依存していった。中国の機嫌を損ねない限り、ドイツはチャイナマネーの恩恵に与れた。何と言っても、ドイツ車の3台に1台は中国市場向けなのだ。

 政治家は中国を丁重に扱い、メディアも悪くは書かなかった。それどころか、EUで中国が不利な扱いを受けそうになると、率先して助けていたのがドイツ政府だったのだ。

 悪いニュースがないのだから、ドイツ国民が中国に対して良い感情を持ち続けていたのは当然のことだった。私が少しでも異議を申し立てれば、「日本人と中国人は仲が悪いから」と片付けられた。「日本人は中国で蛮行を働いていたくせに、批判するとは反省がない」と、自分が世界を中立に見ているかのように振舞う人もいた。

 12月になると、歴史番組として「南京大虐殺」が登場し、日本の評判はいつも地に落ちた。ちなみにドイツ人ジョン・ラーベ著『南京の真実』の原題は、“Der gute Deutsche von Nanking(南京の良きドイツ人)”である。ただ、この本には、あまり「真実」は書かれていないように思う。


海路と陸路で西へ向かう

 7~8年前のことだが、ドイツにいたナイジェリア出身の学生が、「中国人が我々の国にたくさん投資をしてくれる。中国人はヨーロッパ人と違って、僕たちを上から目線で見ない」と、中国人を高く買っていた。

 ドイツ人にとっても、中国のアフリカや中央アジアへの進出は、一緒に儲けられるチャンスでもある。中国の軍事的拡張は、遠いのであまり気にしない。それどころか、メルケル首相は公式の場で、「中国はドイツにとってアジアで一番大切な国」とはっきり言っていた。

 そんなわけで、ドイツが中国の新シルクロード計画(一帯一路)にいち早く参加し、躊躇する他の国々に参加を呼びかけていたのも不思議ではなかった。

 さて、そのドイツの態度が崩れ始めたのは、中国資本によるドイツ企業の買収が大きくなりすぎたからだ。

 2016年以来、中国はドイツにとって最大の貿易相手国となったが、その年、ハイテク産業ロボットメーカーKUKA社が中国の手に渡ってから空気が変わった。ドイツのハイテク産業の中枢に穿たれた傷跡は、無視できなかったのだろう。しかし、もはや買収は止まらず、2018年にも100億ユーロ以上の企業が中国の手に渡っている。

 ただ、それにもかかわらず、中国の過激な経済進出について、明確に述べるメディアはなかった。だから、今年の初め、二日に亘って流れた前述のルポに、私は正直言って驚いた。

 旅は深圳市で始まる。40年も前に「自由市場主義」の実験の始まった場所だ。今では年に2500万のコンテナの積み降ろしの行われる巨大な港である。二人の男性レポーターが、海路と陸路に分かれて、ここから西に向かう。

 陸組は古代の隊商が辿ったように、まず鉄道で敦煌。そこからは車でウイグル自治区のカシュガル、そして、世界で一番危険と言われているカラコルム・ハイウェイを経て、パキスタンのイスラマバードへ。そのあとは、キルギスのイシク・クル、ウズベキスタンのサマルカンド、トルコのイスタンブールを通って、ハンガリーのブダペスト。終点はドイツのドゥイスブルクだ。途中の中央アジアや砂漠の映像は、信じられないほど美しい。

 一方、海組は深圳からコンテナ船で海のシルクロードを進む。最初の寄港地はカンボジアのシアヌークビル。そこからミャンマーを経て、スリランカのハンバントタ港。パキスタンのグワーダル港、オマーンのスール、スエズ運河を通って、フランスのマルセイユ港へ出る。そして終点はやはりドイツのドゥイスブルク。

 ドゥイスブルクはルール炭田地方にあり、昔は石炭積み出しのための内陸港として栄えた場所だった。炭鉱の衰退とともにすっかり荒廃していたが、今、中国とドイツを結ぶ貨物列車の終着駅となったおかげで見事に蘇った。

 いずれにしても、新シルクロードの終点がドイツというところに、やはり独中関係の親密なつながりを感じる。

現代のガラス玉

 ルポは陸路の敦煌から始まる。敦煌はすっかり中国人向けの観光地だ。観光客を背中に乗せた何百頭ものラクダが連なって、広大な砂漠を闊歩していく。あるいは、やはり何百人もの中国人が、砂山の頂上から木の橇で滑り降り、歓声を上げている。

 このルポを見て、まず印象的だったのは、中国人の明るさだ。観光客も、ビジネスマンも、工事現場で働く技師も、工場経営者も、皆が活発で、溌剌としている。

 彼らは膨大な資金と凄まじいエネルギーで、あらゆるものをあっという間に中国に変えていく。眠っていたような町を根こそぎひっくり返し、道路を、橋を、港を、工場を、近代的なビルを、いかにも楽しそうに作っていくのだ。

 このルポに出てくる中国人は、皆、自分たちが世界中に進出し、いつかすべてを我が物ものにすることに、微塵の疑いも持っていない。だからこそ、どんなに危険な場所でも自信に満ちていて、どんなに困難な工事でもくじけない。これほど他人の生活を踏みにじりながら、ひたすら前向きに進んでいける人たちがいるということが、とても信じられない。

 一方、そんな中国人の溌剌さとは対照的に、土地を奪われ、職を失った地元の人たちは、ただ呆然と暗い顔をしていた。キルギスでは、これまで見たこともなかった立派な道路や線路ができ、送電線が整備されたが、同時に、環境破壊と膨大な負債が残った。2018年には、政府が国を中国に売ったとして、住民の暴動まで起こった。

 ウズベキスタンでは、綿糸の大工場に、ドイツ製の機械が見渡す限り並び、そのピカピカの工場でウズベキスタン人が無表情で働き、中国人の社長が「中国よりもずっと賃金が安い」と語っていた。

 ハンガリーでは、新幹線プロジェクトが進んでいる。中国が投資し、中国が建設し、ハンガリーが支払う。案内の青年が言った。

 「中国のいうウィン・ウィンというのは、中国が二度儲けることだ」

 海路の方も同じ。カンボジアの学者は、「中国人は賄賂で役人を動かし、設計をし、資材を持ち込み、労働者を連れてきた」と語る。すべてが不透明な上、地元には何のお金も落ちなかった。

 ミャンマーは世界一のヒスイの産地だ。中国人が設えた粗末な取引所に、「神々の石」と言われているヒスイを手にミャンマー人がやってきて、中国人に買い叩かれていた。「中国が勝って、私たちが負ける」という言葉が、新シルクロードのあらゆるところで、呪いのように囁かれている。

 とりわけ酷かったのがスリランカだ。ハンバントタ港は中国の投資で整備したものの、6.8%もの高金利が返済できず、2017年、ついに借金の形として、99年間の期限で港湾使用権が中国に渡った。それだけではない。スリランカには、車の走っていない道路、空っぽの大病院など、中国のお金で作った使われていないゴースト施設がたくさんあった。

 圧巻はハンバントタ国際空港。100万人の乗降客に対応できる新空港は、まだ一度も使われていないし、使う予定もない。

 その昔、ヨーロッパ人は、何も知らないアフリカ人にガラス玉を渡して商売をしたというが、なぜ、現在のスリランカで、それと同じようなことが起こりうるのかがわからない。莫大な借金をして買った使い道のない大空港は、まさに現代のガラス玉だ。


それでも「アジアで一番大切な国」なのか

 フランスのマルセイユは、海のシルクロードのヨーロッパ側の橋頭堡になりたいそうだが、港の高台にはすでに巨大なコンテナ村のファッションセンターが完成していた。中国のファッション類は、将来はすべてここからヨーロッパ中に供給されるという。

 ボルドーでは、きれいな英語を喋る若い中国人資本家が、美しいぶどう畑を背景にワインを飲んでいた。2015年よりぶどう畑や城をたくさん買収したので、これからは城のリニューアルに取りかかるそうだ。

 近隣の市場で野菜を売っていたフランス人はドイツ人記者の質問を受け、「どう思うかだって? 俺たちのシャトーもワインも、全部、持って行かれる。ドイツ人はベルリンのブランデンブルク門を中国人に買われたら、どう思うんだ?」と自嘲気味。

 どれもこれも、日本人にはどこかで聞いた話だが、このルポを見て、初めて知ったドイツ人は、かなりショックを受けたらしい。

 ただ、その後、ネットやメディアで話題になるかと思ったら、ほとんど反響がなかったのには、少し拍子抜けだった。あまりにも中国に深入りしてしまっているドイツ人は、そう簡単に方向転換ができないことがわかっているのかもしれない。

 なお、このルポを見たとき、私は何か足りないと感じた。もう一度、見直して気づいたが、中国の軍事的野望に一切言及がない。中国の軍事的膨張は凄まじいものがあるのに、それに触れないということは、ドイツも何らかの形で関わっているのか。

 それとも、ドイツのメディアでは、いくらルポといえども、「アジアで一番大切な国」について、やはりそこまでは踏み込めないのだろうか。

 パキスタンのグワーダル港の管理会社の代表(中国人)がこう言っていた。

 「中国人は平和の民だ。私たちが植民地を持ったことは過去に一度もないし、未来もないだろう」

 この言葉を聞いて、ドイツ人はどう思ったのだろう。

川口 マーン 惠美





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