中国、発言できず抗議の退席 太平洋諸島フォーラム
9/6(木) 17:06配信 朝日新聞デジタル
オーストラリアとニュージーランド、フィジーなど太平洋の18カ国・地域でつくる太平洋諸島フォーラム(PIF)の首脳会議が5日、加盟国の一つ、ナウルで開かれ、安全保障分野の協力を強める共同宣言を採択した。この地域での中国の存在感の高まりが背景にある。
豪政府は同日、宣言を実行に移すため、安全保障分野での情報提供や助言をする地域センターのほか、島国の治安組織の幹部らを訓練する「安全保障大学」を来年設置すると発表した。
豪州とニュージーランドを除くPIF加盟国で、自国の軍を持つのはパプアニューギニアとフィジー、トンガだけ。3カ国の軍はいずれも規模が小さい。
太平洋地域では、中国が大型のインフラ援助などを通じて影響力を強めている。4月には豪紙が「中国がバヌアツに海軍基地を設ける協議を始めた」と報道。両国は否定したものの、豪州やニュージーランドで懸念する声が出た。
PIFは太平洋諸国の地域協力を進める組織で、首脳会議を毎年開いている。今回の共同宣言の意義について、豪州国立大のロリー・メドカーフ教授は「小さな島国が、中国だけに過度に依存しないことを確認する意味がある」と話す。
今回の会議ではPIFの対話国として関連会合に出席した中国代表団が4日、発言を認められずに抗議して退席する一幕もあった。中国外務省の華春瑩・副報道局長は5日の記者会見で、台湾と外交関係を持つナウル側が中国代表団の外交旅券での入国を拒み一般旅券での入国を求めるなど「稚拙な行為があった」と強く反発し、「過ちを正すよう忠告する」と述べた。(シドニー=小暮哲夫、北京=冨名腰隆)

中国特使は太平洋フォーラムで「非常に傲慢」、ナウル大統領が非難
9/5(水) 14:41配信 ロイター
中国特使は太平洋フォーラムで「非常に傲慢」、ナウル大統領が非難
9月5日、太平洋諸島フォーラムを主催するナウルのワガ大統領は、同フォーラムに派遣されている中国の特使が「非常に傲慢」で、首脳会議中に余計な口出しをするなど「いじめっ子」のようだったと非難した。写真は国連で演説する同大統領。2016年9月にニューヨークで撮影(2018年 ロイター/Lucas Jackson)
[ウェリントン/シドニー 5日 ロイター] - 太平洋諸島フォーラムを主催するナウルのワガ大統領は、同フォーラムに派遣されている中国の特使が「非常に傲慢」で、首脳会議中に余計な口出しをするなど「いじめっ子」のようだったと非難した。
【図表付き】焦点:幻の仮想通貨「ペトロ」、消えたベネズエラの救世主
同フォーラムには18の太平洋諸国の指導者、および米国と中国を含む非メンバー国の代表団が参加している。
ワガ大統領は4日遅くの記者会見で「(ツバルの)首相が話そうとした際に中国の代表が発言を要求した」と述べた。これに先立ち、非公開の首脳会議で激しいやり取りがあったとのメディア報道が出ていた。
同大統領は「彼は非常に傲慢で、一介の当局者にすぎないのに首脳会議をかなり長く妨げた。彼は大国から来ているから我々をいじめたいと考えたのではないか」と説明した。
ナウルとツバルは台湾と外交関係を有する太平洋6カ国に含まれている。
中国外務省からは今のところコメントを得られていない。
島国ナウル、中国代表団の入国拒否=太平洋諸島フォーラム
9/4(火) 17:42配信 時事通信
【シドニー時事】オセアニアの島国ナウルで3日から開かれている太平洋諸島フォーラム(PIF)首脳会議で、ナウル政府が同フォーラムに参加する中国代表団に対して外交旅券による入国を拒否していたことが分かった。
外交関係がないことが理由だが、中国から多額の援助を受けているサモアなどが反発し、最終的にナウル側が妥協した。
中国はフォーラム非加盟国であるものの、フォーラムが毎年行う「域外国との対話」に参加している。AFP通信によると、台湾と外交関係を持つナウルは、中国代表団に対して一般旅券で入国するよう通告したという。
これに対してサモアのツイラエパ首相が、ナウルのワガ大統領に書簡を送り「あなたの行動は一方的な行動だ」と批判。事態を放置すれば首脳会議をボイコットし、他の加盟国も追随するだろうと警告した。
ワガ大統領は、中国代表団の外交旅券ではなく公的な書類に入国スタンプを押すことで事態を収拾。代表団は4日に行われた対話に参加した。中国と台湾は太平洋諸国を自陣に取り込もうと、援助で競い合っており、フォーラム内の温度差が浮き彫りとなった形だ。
アフリカが中国マネーに依存する理由、借金漬けリスク高まる(字幕・4日)
9/4(火) 18:00配信 ロイター
Reuters
3日北京で開幕した中国アフリカ協力フォーラム首脳会議で、習近平国家主席はアフリカ諸国のインフラ整備のため600億ドルの金融支援を表明した。だが一部の国では、中国からの「借金漬け」リスクが高まっている。
9/6(木) 17:06配信 朝日新聞デジタル
オーストラリアとニュージーランド、フィジーなど太平洋の18カ国・地域でつくる太平洋諸島フォーラム(PIF)の首脳会議が5日、加盟国の一つ、ナウルで開かれ、安全保障分野の協力を強める共同宣言を採択した。この地域での中国の存在感の高まりが背景にある。
豪政府は同日、宣言を実行に移すため、安全保障分野での情報提供や助言をする地域センターのほか、島国の治安組織の幹部らを訓練する「安全保障大学」を来年設置すると発表した。
豪州とニュージーランドを除くPIF加盟国で、自国の軍を持つのはパプアニューギニアとフィジー、トンガだけ。3カ国の軍はいずれも規模が小さい。
太平洋地域では、中国が大型のインフラ援助などを通じて影響力を強めている。4月には豪紙が「中国がバヌアツに海軍基地を設ける協議を始めた」と報道。両国は否定したものの、豪州やニュージーランドで懸念する声が出た。
PIFは太平洋諸国の地域協力を進める組織で、首脳会議を毎年開いている。今回の共同宣言の意義について、豪州国立大のロリー・メドカーフ教授は「小さな島国が、中国だけに過度に依存しないことを確認する意味がある」と話す。
今回の会議ではPIFの対話国として関連会合に出席した中国代表団が4日、発言を認められずに抗議して退席する一幕もあった。中国外務省の華春瑩・副報道局長は5日の記者会見で、台湾と外交関係を持つナウル側が中国代表団の外交旅券での入国を拒み一般旅券での入国を求めるなど「稚拙な行為があった」と強く反発し、「過ちを正すよう忠告する」と述べた。(シドニー=小暮哲夫、北京=冨名腰隆)

中国特使は太平洋フォーラムで「非常に傲慢」、ナウル大統領が非難
9/5(水) 14:41配信 ロイター
中国特使は太平洋フォーラムで「非常に傲慢」、ナウル大統領が非難
9月5日、太平洋諸島フォーラムを主催するナウルのワガ大統領は、同フォーラムに派遣されている中国の特使が「非常に傲慢」で、首脳会議中に余計な口出しをするなど「いじめっ子」のようだったと非難した。写真は国連で演説する同大統領。2016年9月にニューヨークで撮影(2018年 ロイター/Lucas Jackson)
[ウェリントン/シドニー 5日 ロイター] - 太平洋諸島フォーラムを主催するナウルのワガ大統領は、同フォーラムに派遣されている中国の特使が「非常に傲慢」で、首脳会議中に余計な口出しをするなど「いじめっ子」のようだったと非難した。
【図表付き】焦点:幻の仮想通貨「ペトロ」、消えたベネズエラの救世主
同フォーラムには18の太平洋諸国の指導者、および米国と中国を含む非メンバー国の代表団が参加している。
ワガ大統領は4日遅くの記者会見で「(ツバルの)首相が話そうとした際に中国の代表が発言を要求した」と述べた。これに先立ち、非公開の首脳会議で激しいやり取りがあったとのメディア報道が出ていた。
同大統領は「彼は非常に傲慢で、一介の当局者にすぎないのに首脳会議をかなり長く妨げた。彼は大国から来ているから我々をいじめたいと考えたのではないか」と説明した。
ナウルとツバルは台湾と外交関係を有する太平洋6カ国に含まれている。
中国外務省からは今のところコメントを得られていない。
島国ナウル、中国代表団の入国拒否=太平洋諸島フォーラム
9/4(火) 17:42配信 時事通信
【シドニー時事】オセアニアの島国ナウルで3日から開かれている太平洋諸島フォーラム(PIF)首脳会議で、ナウル政府が同フォーラムに参加する中国代表団に対して外交旅券による入国を拒否していたことが分かった。
外交関係がないことが理由だが、中国から多額の援助を受けているサモアなどが反発し、最終的にナウル側が妥協した。
中国はフォーラム非加盟国であるものの、フォーラムが毎年行う「域外国との対話」に参加している。AFP通信によると、台湾と外交関係を持つナウルは、中国代表団に対して一般旅券で入国するよう通告したという。
これに対してサモアのツイラエパ首相が、ナウルのワガ大統領に書簡を送り「あなたの行動は一方的な行動だ」と批判。事態を放置すれば首脳会議をボイコットし、他の加盟国も追随するだろうと警告した。
ワガ大統領は、中国代表団の外交旅券ではなく公的な書類に入国スタンプを押すことで事態を収拾。代表団は4日に行われた対話に参加した。中国と台湾は太平洋諸国を自陣に取り込もうと、援助で競い合っており、フォーラム内の温度差が浮き彫りとなった形だ。
アフリカが中国マネーに依存する理由、借金漬けリスク高まる(字幕・4日)
9/4(火) 18:00配信 ロイター
Reuters
3日北京で開幕した中国アフリカ協力フォーラム首脳会議で、習近平国家主席はアフリカ諸国のインフラ整備のため600億ドルの金融支援を表明した。だが一部の国では、中国からの「借金漬け」リスクが高まっている。










