狸便乱亭ノート

抽刀断水水更流 挙杯消愁愁更愁
          (李白)

戦争は厭だ!

2007-11-15 20:58:08 | 反戦基地
               

拙ノートバックナンバー10月25日付に、
「かわいそうなぞう」について書いた。町が、町の小中学生を対象に、読書の奨励と、その推進の目的で行われている「読書感想文コンクール」の最終審査で、その最優秀作品1、優秀作品2の候補作品が決まった。ボクは小学3~4年生の作品審査員4人の中の1人であった。前にも書いたとおり、選には漏れたが、戦争に関する感想文だったので推薦した。勿論学校名(8校)も、学童名もまだ公表されていない。

「かわいそうなぞう」を読んで

てれびを見ていたら、トンキーの話をやっていたので前に読んだのを思いだして、この本をまた読みました。今がへい和でよかったと思いながら読みました。

 今の上野動物園にはぞうが3とういるそうです。昔も3とうで名前は、ジョン、トンキー、ワンリー。せんそうがはげしくなって、ぞうたちがあばれだしたらたいへんなことになるから動物をころすことになりました。
ほんとうは、ころしたくないけれどしかたないのでした。まずだい一に、いつもあばれんぼうでいうことをきかないジョンからです。ジョンは、じゃがいもが大好きでした。でも、どく入りのじゃがいもをたべさせようとしても食べないのです。ぞうは、りこうなんだと思いました。
次に、どくの薬をちゅうしゃすることになりました。でもぞうのかわは、あついのでちゅうしゃもポキポキおれてしまいだめでした。最後は、食べものをやらないことにしました。
 ぞうは、せんそうをしらないからとてもかわいそうでした。十七日目に死にました。トンキーとワンリーのばんがきました。この2とうは、こころのやさしいぞうでした。もうぞうたちをころさないでとねがいました。トンキーとワンリーにもえさをやらないことになり、見まわりにくる人を見ると、「たべものをください」と、せがむのです。それを見ている人は、つらいと思いました。
 そのうちにみみばかりが大きくみえるかなしいすかたにかわっていったのでした。トンキーとワンリーがおたがいにぐったりとした体とせなかでげいとうをしはじめたのです。よろけながらいっしょうけんめいです。トンキーとワンリーは、それだけ生きたかったんだと思います。
 ぞうがかりの人たちは、もうがまんできなかったので、えさをぞうの足もとへぶちまけました。ぞうがかりの人たちはがんばっているぞうたちのことをほっておけなかったんだと思います。
 どう物園の人たちは、これをみてみないふりをしていたのです。一日だけでも生かしておけばたすかりのではないかとかみさまにおねがいをしていたのです。トンキーもワンリーもついにうごけなくなってわんりーは、十いく日目もトンキーは二十いく日目に死んだのです。
 ぞうたちは、あんなにがんばったのにかわいそうだと思いました。みんなおいおいと声をあげてなきだしました。どの人もぞうにだきついたままこぶしをふりあげてさけびました。

「せんそうをやめろ」みんながかなしいおもいをするならせんそうをやめてほしいと思いました。あとでしらべると、たらいぐらいもある大きなぞうの胃ぶくろには、ひとしずくの水さえも入っていなかったそうです。でもしょうがないと思いました。

 せんそうは、よく知らないけど、人や動物がころされていく世の中は、いやだと思いました。せんそうは二度としないでほしいです


 

落ち葉焚き

2007-11-15 09:34:00 | 怒ブログ
 小春日和が続き、朝起きて、飯前に庭の欅の落葉を掃き寄せ、燃やすのがオレの日課となって、しまった。これは今朝の写真である。時刻は、隣のM寺の鐘撞きの始まる7時である。夏の7時の鐘は少々間が抜けた感じであるが、1年を通して撞く時間は同じ時刻でなくてはいけないのだろううか。 ボクの毎土曜日(今週は明後日)に行く、朝詣りのZ寺は年間を通して6時であるから、これからの6時は相当きつい行事だ。

 

 広大な境内敷地で、落葉樹にも取り囲まれているけれど、実に良く清掃されて綺麗である。数年前までは老師夫人が鐘撞きと、庭の清掃は年間を通して担当して来た。高齢と言いたくはないが、最近は姿を全く見せなくなってしまった。
 しかし代わりに若住夫人の交代である。
 寺は出入りの植木職人たちも、みな良く目が届くし、法事や毎月の護摩焚きに集う信徒、写経など人の出入りが多く、みんなが少しずつでも、清掃するから、落ち葉の積もる隙間がない。
 それに比べ、Tani山房はご覧の通りの為体ぶりである。
 幸い、道路向かいに三軒の家屋があるは、住居となっているのは一軒だけて、毎日燃やしても告発される懼れはない。
 だが、欅の大樹が、道路まで覆い被さり、隣家が非常に綺麗好きの方が二軒並んでいるので、道路だけは毎朝掃き寄せ作業をせざるを得ない。