狸便乱亭ノート

抽刀断水水更流 挙杯消愁愁更愁
          (李白)

宝篋山征服

2007-10-05 20:21:43 | 日録

 ←(クリックすればオリジナル画面になります)

 つくば市内で、住民が自らハイキングコースを整備―。自然や歴史の宝庫である小田を、より広く知ってもらおうと、市内小田東部区(本川福一郎区長)で二十二日、宝篋(ほうきょう)山ハイキングコース整備作業が行われ、地域住民のほか藤沢順一市長、地元の橋本喜美子市議ら約三十人が参加した。
 地域へのスポーツ公園誘致の一環として始まったハイキングコース作りは、住民の間で予想以上の盛り上がりを見せ、これまで二回にわたって整備作業を実施。藤沢市長は作業開始に当たり「学園都市だけがつくばではない。周辺の自然に目を向けた地域づくりに感謝する」とあいさつ、地域住民が主役の活動に期待を寄せた。
 参加者は二組に分かれると、早速コースの上と下から作業を開始。コースは三十―四十年ほど人の手が入らなかった里道のため、シノやササの生い茂る中、草刈り機で少しずつ道を切り開いていった。 この日参加した瀬尾脩さんは、「頂上の宝篋印塔景色はとても素晴らしく、コースの目玉」と話し、区長の本川さんは「ハイキングコース作りで地域が一つにまとまった」と、これまでの整備作業を振り返った。
             ←山頂「宝篋印塔」                                

  宝篋山ハイキングコースは、小田の常願寺をスタートして、小田城跡、小田遺跡、宝篋山(通称小田山)などを巡る約十キロのコース。史跡や自然に親しみながら、山頂の宝篋印塔を目指す。
 橋本市議は「五月の連休明けには開通のお披露目式も予定している。市内外から多くの人が集まる、楽しい場所になれば」と話していた。(常陽新聞ニュース2003年3月23日)


「宝篋山」と地元の人に訊ねても、殆どの人が知らない。「小田山」と云えば納得する。この山は拙宅からも雨でも降らない限りくっきりと見える山である。しかし筑波山は子供でも知っているけれど、「宝篋山」の山の名称を知っている人は、4万人の人口のわが町でも、恐らく20~30人(?)を下回る人数ではないだろうか。

この名山をボクに紹介してくれたのは、近くにお住まいで、小生のブログでも度々写真などを引用させて頂いて畏友Tさんである。 

[宝篋山遠景]画面中央部に見える、突起するアンテナのある場所が、頂上(461㍍)で、約3.2㎞登り約2時間・下りは、1時間半といわれているが、全体的に斜面がきつくハードな林道なので、下りも同じ時間2時間とみた方が安全であろう。