狸便乱亭ノート

抽刀断水水更流 挙杯消愁愁更愁
          (李白)

万世一系

2006-09-23 21:55:30 | 阿呆塾

今日は土曜祭日。秋彼岸中日たり。実は、わが家には仏壇がないので、この日なるを忘れていた。某兄宅へ寄ったら、仏壇前で若い僧の読経最中だった。そこで初めて気が付いたのである。

 ボクはわが奥津城所だけは確保してあるが、まだ更地のままである。ここから愚生tani一家の歴史が続いていく。(続くか続かないかはまだ分からぬ。)
しかし、わが祖先をたどっていけば、伊邪那岐・伊邪那美命の神代まで到達することは間違いないであろう。(違うか。途中から海を渡ってきたのかもしれないね)しかし万世一系で、今日のオレまで綿々と続いてきた。

だが「万世一系」とは広辞苑にもある通り、<永遠に同一の系統が続くこと。>であり、<多く皇統についていわれた>ということになるようだ。
tani家はいつの間にか皇統から外れた。

昔天武天皇が律令を制定し、国史の編纂を創められてから、持統(妻)―文武(孫)―元明(姪)―元正(孫)の手を経て、和銅5年稗田阿礼の記憶を太安万侶が筆録した「古事記」や、更に舎人親王らの選による「日本書紀」が出来て、アキヒト氏まで万世一系の系譜が確立されたことになっている。

まことに複雑怪奇極まりない歴史物語であるが、わが家の系譜は、これから小生の記憶、筆録によるものであるから簡単明解である。

神代―神武天皇(または同時代の人類)――――――-(悠遠不明)―――――高祖父・母(貧乏宮大工なりという説あり)―曽祖父・母(貧乏百姓)-祖父、母(貧乏百姓・大呑んべえだったらし)―父・母(貧乏百姓、陸軍歩兵上等兵、シベリア出兵の軍歴あり・商人兼務)―小生・荊妻(貧乏会社経営)―愚伜(貧乏地方公務員)
今系図は、お金を払って簡単に作ってもらえるそうだ。