狸便乱亭ノート

抽刀断水水更流 挙杯消愁愁更愁
          (李白)

ある戦争展を観る

2006-08-05 22:08:48 | 怒ブログ

 敗戦記念日の八月十五日が近づくつれ、各地で色々の記念行事が行はれつつある。
 2日、私も身近なところで開かれたそのエベントのひとつを、見学してきた。
 町教育委員会主催の「過去の戦争展」である。
 この企画の目的は、勿論「戦火に身を投じた当時の少年たちが何を考え、どのような気持で戦場に散っていったか、終戦記念日を前にもう一度考える機会になれば」とうたってはいるが、どうしてもその愛国心のみを強調し、賛美する一方、その背景については、あまり核心には触れていないような気がした。町主催、乃至後援のエベントには「反戦」という思想を表すことはタブーであるような気がしてならない。
 しかしそういう私自身、残念ながら、その流れに逆らうだけの気力も財の持ち合わせもない。ひたすら自分のプライドとして、ブログ上に反戦を叫び続けるだけに過ぎないことを恥じ入る次第だ。

 さてその、戦争展の展示品のひとつに当時「赤とんぼ」の愛称で呼ばれた九三中練(空技廠93式中間練習機)のかなり大型のラジコン模型が展示されていた。
 この練習機について私は特に思い入れがある。パソコンの故障で頭がコンガラがってしまった。後日の記録にすることにして、今日は寝ることにしよう。