ゴンザの本棚

とりいそぎ、ブログ人から引っ越してきました!

なんとか生還・・・初人間ドック

2007年08月31日 19時19分04秒 | リウマチ・健康

2ヶ月くらい前から怖れていた人生初の人間ドック。
尿検査と血液検査は毎月のように受けているし、CTやらMRIやら大腸内視鏡やらマンモグラフィーやら、年齢の割にはかなり検査経験は多い方だと思うのですが、胃検診は初めて。
私があまりに「怖いよー」と騒いでいたので、職場でも格好の話題にされておりました。
昨日は「明日、いよいよだね♪」「大丈夫だよー」「私、この前の人間ドックから調子悪くてさー」「胃カメラはリラックスすること!」「涎が出ても、大丈夫、みんなゲーゲーやってるから」「あそこのセンターは食事が美味しいよ」「ひょっとしてもう緊張してる?顔がひきつってるよ」etc.etc.・・・。
励ましているのやら、怖がらせているのやら。・・・たぶん、楽しんでるだけだと思う。。。

というわけで、行ってきました。
検査内容は次のとおり。

■基本検査■
問診 診察(聴診器、乳房触診) 身体計測 尿検査 血液検査 血圧 心電図 胸部X線 肺活量 胃カメラ 眼底 眼圧 視力 聴力 超音波(甲状腺・頸動脈・腹部・乳腺)

■オプション■
腫瘍マーカー(血液検査) 骨密度 頭部MRI 肺CT 子宮頸部細胞診

で、結果です。
すごいですねー、たいていの検査結果は午後には出てしまいます。
そして、医師が丁寧に説明してくれました。
概ね良好。引っかかるだろう、と予想していたところだけ、案の定、引っかかりましたけれど。

身体計測は身長が伸びていた・・・!
私、ずっと162cmだと思ってきたのですが、163.1cmもありました。昨年の健康診断の時も163cm以上あって、測り間違いだと信じていたのですが、ひょっとしたらホントに163cm以上あるのかもしれない。今日から、公式データを163cmに変更します(笑)。

体重は、むにゃむにゃ。痩せよう・・・でも無理、これから味覚の秋だというのに!!

眼底・眼圧・視力・聴力はいずれも正常。
視力も良くなってるかも(笑)
右1.2 左1.5 矯正視力ですけど。

尿検査も問題なし。

循環器系は、緊張している割に血圧がかなり低め(96/61)でしたが、心電図は問題なし。実際に波形を見せてもらいましたが、規則正しく綺麗に脈打っていました。

呼吸器系は、肺活量の検査を初めて受けました。私、絶対に肺活量は少ない、と思いこんでいたんですが・・・さらに、胃検診の麻酔で口が少し痺れた状態だったため、全然大きく吐き出せた感じがなかったのですが・・・なんとまぁ、基準値を大きく上回っておりました(笑)。
肺活量:3920、%肺活量(実肺活量/予測肺活量×100):130.3%・・・。力強い呼吸だ。
さらに胸部X線も問題なし。オプションで受診した肺のCTは、後日結果が送付されますが、ぱっと見たところ問題なさそう、との医師の見解。
リウマチのお薬の副作用で間質性肺炎や気管支喘息、結核等のリスクを負っている身ではありますが、今のところ、至って元気な肺でございます。

頭部MRIもオプションで初めて受診してみました。
結果は後日ですが、こちらも大丈夫そう、とのこと。
よく「ぼーっとしている」と言われますが、脳の問題ではなく、性格の問題のようです。

オプションの骨密度検査も初検査でしたが、問題なし。前腕で測定。
リウマチに関連して骨粗鬆症も心配していたのですが、正常でした。
ただ・・・結果表に書いてある0.486という数値が何を示しているのか不明。普通、70%とか80%とかって出ますよね?単位も、基準値も書いてないのでどう判断してよいものやら。A判定(異常なし)だから、悪い数値じゃないんだろうけど。

怖れていた胃カメラは、思ったよりも平気でした。
敢えて言うなら、麻酔を喉に溜めて3分間、というのが辛かったかな。何度も飲み込みそうになってウグッとなりました。
胃カメラ自体は、げーげーすることもなく、割とするすると。
自分が今、どういう格好をしているのか、を客観的に想像すると情けなくなりますけど。
ただ、胃って、ちゃんと感覚のある臓器なんですね~、中に入っちゃえば何も感じないのかと思っていたのですが、何か入ってる、動いてるーーっという感じがしっかり判りました。
結果は上々。
4週間くらい前に人間ドックを受診してきた職場の上司は、ポリープがあるとか、潰瘍の跡があるとか(←無自覚、自然治癒したらしい)、散々言われて落ち込んでいたのですが、私は十二指腸も胃も食道も非常に綺麗だって♪
私も一緒に画像を見せてもらったのですが、確かに綺麗なピンク色でつるんとなめらか~異常なし!でございました。

もう一つ怖れていたオプションの婦人科検診(子宮頸部細胞診)は、2度目の受診なのですが、思ったよりも・・・辛かった(笑)
前回受診時よりも短時間であっという間だったのですが、その分、痛かった。時間×痛みの積は一定、ということか??
その後ずっと痛いような気がするのは・・・多分、気のせいだと思うけど。痛いのは胃のあたりだから(笑)精神的なものかもしれない。
何度受けても、この検査は、めげますね。
結果は後日送付。

超音波検査は、甲状腺、頸動脈、腹部(肝臓、胆嚢、脾臓、腎臓等)は異常なし。
乳腺は左右共に繊維腺腫あり。
まぁ、これは前から判っていましたし。1.5cmくらいなので、まだ問題ないそうです。2cmを超えると精検となるそうですが、病気としては5cmを超えなければ大丈夫なんですって。
ただし、毎年検診を受けて経過をみること、その際、今回の結果を持っていき、大きさの変化等を良く調べてもらうこと、マンモグラフィーではなく、超音波で診てもらうこと(マンモの方が写りにくいらしい。確かに、以前もマンモでは判らず、エコーで判明した)、と指導されました。

引っかかったのは、血液検査。やっぱりね。
 白血球数:3100(基準値3600~9300)
 チモール:8.8(基準値0.1~8.1)
 GPT:62(基準値4~39)
チモールとGPTは肝機能の数値です。ちぇーー、この日のために、1ヶ月、アルコールを絶ったというのに(おかげで、私のドック後に設定された飲み会が2件ほど・・・笑)。
それでも、白血球とチモールは、誤差の範囲内だから気にすることない、と言われました。
GPTは、リウマチの薬の影響かも知れないから、次回、リウマチの診察の際に主治医に結果を報告するように、と指示をいただきました。

それから、リウマチ関係。
RA:51.4(リウマトイド因子。基準値30.0以下)は、まぁ、こんなもんかな。
CRP:0.026(炎症反応。基準値0.300以下)はきっちり基準値以下を死守。それにしても小数点以下3ケタって、すごい高精度だなぁ。

ほんとは、他に大腸の便潜血反応検査があったのですが・・・事情により採便できず、パス。2週間以内に持っていけば無料で検査してくれるそうなので、気が向いたら受診してみようと思っています。家から近いことだし。(車で5分、徒歩でも15分くらい)

最後には保健師による生活習慣指導。
始めに記入した質問票に、私は馬鹿正直に答えたところ・・・運動やら食事やらすごい量のアドバイスが書かれた診断結果を手渡されました。「肉の脂身は残すこと」「魚は2日1回は食べること」「大豆製品を毎日食べること」「1日30分以上歩くこと」「1日1万歩以上歩くこと」「夜12時には寝ること」etc.etc。
運動不足は自覚しているけど、運動が大嫌いなので、改善意欲はゼロです。最初の問診時に「運動指導を希望しますか?」と聞かれましたが、「いいえ、必要ありません」と断りました(笑)
でも、改善目標として、最低3つ、取り組む項目を選べと言われ・・・しかたなく選んだ項目は次の3つ。
「食べるときはよく噛んで腹八分目と言わずに七分目を心がけましょう」
「肉か魚を毎日1回は食べましょう」
「野菜を毎食摂るようにしましょう」
・・・できるかなぁ。無理だろうなぁ。
それでも、帰宅時にスーパーに寄って、野菜と秋刀魚と豆腐を購入。

さて、全体の感想としては。
センターは明るく清潔で、気持ちよく受診できました。
ただ、人間ドックというのはこういうもんなんでしょうけれど、何十人もの人が機械的に次々と受診していく様子は・・・ベルトコンベアに乗った「モノ」みたい。その分、検査は素早いし的確ですが。
また、スタッフや保健師さんはとても親切で感じが良かったです。

そのほか、感心したのは、食事。
婦人科検診以外の検査は午前中に終了し、ガラス張りの明るい食堂でお弁当をいただけるのですが、それが豪華で美味しいのです。
温かいご飯とお味噌汁は、ちゃんとお茶碗とお椀で出てきます。
さらにデザートがつきます。
さらにさらに、自由にコーヒーも飲むことができます。
すばらしい。
空きっ腹に染み渡る美味しさ・・・。
隣の席に座った人は、「ここの食事が美味しいから、人間ドック受診したの♪」と言ってました。
私も、次回の人間ドックもこのセンターがいいなぁ。職場で勝手に受診機関を指定されるのですが、他の病院だと、スナック1袋とか、売店の券を与えられて終わりらしいです。

それから、昼食後、結果が出るまでの待ち時間に健康教室に参加できるのもいいですね。
本日開催の教室は、バランスボールによるエクササイズと、足のマッサージの2つでした。
私は後者に参加。今日からお風呂上がりに足をモミモミします。

以上、ドキドキの人間ドック初体験記でした~。


何の花?

2007年08月30日 22時50分24秒 | インポート

何の花?
職場の近くの公園にて撮影。公園とか、住宅の垣根によく使われている低木の花です。小さな花で、地味ですが、よーく見るととても可愛らしい花です。ほのかに香りもあります。 / 今月は休みが飛び飛びのうえ、県外出張があったり、病院に三回も行ったり、そのほか遊び倒したりもして、なんだか忙しく…寝不足と相まってお疲れモード。月末最終日の明日は、駄目押しのように、人間ドックが待ち構えています。うー、病院嫌いの私が半日検査漬けとは…今から緊張しています。胃カメラの恐怖で胃に穴が開きそう。生きて帰れたら、詳細を報告します…。

●追記●
その後、ネットで調べたところ、この花は「アベリア」と断定~。


レミケード8回目から2週間

2007年08月29日 20時54分30秒 | リウマチ・健康

今日は外来診察日。
8回目のレミケードを点滴してから2週間ちょっと経過したところ。
特に異常なく、疲れが溜まったときはたまに関節が痛かったりしますが、そのほかはおおむね良好。

水曜日は基本的には初診専門、完全予約の日なので、待合室には数名で、空いているように思えたのですが、実際には1時間以上待たされました・・・。初診って時間がかかるからねぇ・・・。

虫刺されだらけの私の腕を見て、「なんだこれは?薬でも打ってるんじゃないだろうな~、カルテに〈腕に注射痕あり〉って書いておこうか」と、さっそくふざける先生。
いや、ほんとにただの虫刺されなんですけどね・・・確かにひどい腕です。。。なんでこんなに刺されるのかね、私ばっかり。(今年は既に10カ所を超えた)

さて、先週の血液検査結果。

8/20(月)

CRP:0.0mg/dl(基準値0.4未満)
RAPA:80(40未満)
血沈1H:4mm(8~20)
血沈2H:11mm(16~40)

抗DNA抗体:21.2 IU/ml(6.0以下)
血清補体価:35.1 U/ml(30.0~40.0)
C3 :112mg/dl(86~160)
C4 :13.1mg/dl(17.0~45.0)
抗核抗体:160(20未満)

炎症の値を示すCRPはお見事! 0.0です♪
リウマチ因子のRAPAは前回160からきっちりダウン。
炎症があると高値を示す血沈は低すぎるくらいだ。
(私の場合、なぜか、CRPがすごく高いときでも血沈は正常値なんだけど)
以上は、レミケード、効いてるなぁ、という感じの数値ですね。

以下は自己免疫系の検査・・・だと思う。
自信がないのは、今までほとんど検査したことのない項目だから勉強不足。
抗DNA抗体は、初検査、かもしれない。ので、この数値がどういうものなのか自信なし。
血清補体価は2年以上前、前病院の初診で一度だけ検査したのですが、その時は60.6で高値でしたが、今回は正常値。
C3、C4は血清補体価と関連する項目みたいなのですが・・・よくわかりません。C4が低いですね。
抗核抗体、これは2年半前の検査ではマイナスだったのですが。高くなってますね~。

Dr.「あれ、抗核抗体、今まで出てたっけ?」
私 「・・・抗核抗体って何ですか??今まで検査したこと無いような気がするんですけど」(実際は前病院の初診時に1度だけ検査して正常だった)
Dr.「膠原病に関わってくる数値なんだけど、まぁ、今すぐどうこうっていうものでもないけど、たまに検査していくか。年末くらいになって俺が何も言い出さなかったら、抗核抗体の検査しないんですかって言ってね。そしたら年明けくらいに検査するから」
私 「・・・それは、私に覚えていろってことですか!?」
Dr.「そ。よろしくね」

覚えてられるかーーっ!
ただでさえ、血液検査の項目って意味不明なのに!!
・・・というわけで、手帳にメモメモ。
どうも免疫関連の検査結果を見ると、痛みが減っても、やっぱり自己免疫系の病気であることは変わりないんだなぁ・・・と自覚。
帰宅後にネットで調べたところ、C4とか抗核抗体とかって、関節リウマチでも異常値が出るけど、他の膠原病(SLE)の方がより異常値が出やすいみたい。ちょっと心配になるけど、先生が大丈夫って言ってるから大丈夫だと思うことにしよう。

ちなみに、尿検査は異常なし。
前回、異常値を示した肝機能の値も正常値に復活。
おお、1ヶ月アルコール断ちしている成果か??

その後、レントゲンを撮影。
主治医の先生は胸部のみの心づもりだったみたいだけれど、最近、外反母趾が痛いのと、手首と手指の可動域が狭くなっているのとが気になるので、ワガママ言って、そちらも撮って貰いました。
1年半くらい撮ってないし、病院変わったし、記録として撮っておいてもらおう、という思いもありまして。レミケードの関節破壊防止効果も確かめたいし。
先生は、二つ返事で了解してくれました。でも乗り気じゃないというか、別に撮る必要ないんだけど、私の気が済むんなら、という雰囲気。
内科の先生だからねー、外反母趾とか、整形外科系には興味なさそうなんですよね、いつも。
一応、毎回、関節の腫れや痛みはチェックするけど、私の場合、あまり変形をきたしていないこともあり、関節破壊についてはほとんど気にしてないみたい。

結果は次回。

ちなみに、明後日、人間ドックなので、こんなにレントゲンを撮って大丈夫なのかと聞いてみたところ、全然OK、とのことでした。
肺炎で入院してる人とかは1週間に3回も4回もレントゲン撮ってる人もいるし、毎日撮ってる人もいた、とのことです。

Dr.「さて、次回はいつにする?・・・はい、次はレミケード何回目?」
私 「う・・・きゅ、9回目!!」
Dr.「よろしい」

突然、質問されて、びっくりして声がひっくり返りました。「そんなに力強く答えなくても」と笑われました。
この先生、ときどき、私を試すように「何回目?」と聞きます。確かに、そろそろ忘れそうです(笑)
早く完治する薬、開発されないもんですかねぇ。今後、何十年もレミケードを続けていくとしたら・・・50回とか100回とか超えたら絶対覚えてられないよねぇ。
(まぁ、その前に副作用とか、エスケープ現象とかで続けられない可能性の方が高いような気がするけど)

で、次回は受診日は10月3日(水)。9回目のレミケードを点滴しに行きます。


地球の影

2007年08月28日 22時24分43秒 | インポート

今日は、6年ぶりの皆既月蝕が見られる、ということで、ときどき窓の外を確かめてみました。
8時半くらいには三日月。
その後、どんどん月は大きく明るくなり、9時半にはすっかり満月に。

携帯カメラを向けてみたけれど、全然きちんと写せなくて断念。
と思ったら、ピロリーン、とメール着信音。
北海道の母が月蝕の写真を送信してきました。
・・・私と大差ない、何が写っているのかよく分からない写真でした・・・(笑)

日蝕より、月蝕の方が好きです。
肉眼で見られる、というのもあるけれど、地球の影が映る、というのが雄大な感じがします。
自分たちが住む地球という丸い物体を、再確認できるというか。
客観的に見ることができるというか。
なんか、そういうのってスゴイと思います。


ザワークラフトもどき

2007年08月28日 21時28分19秒 | 食・レシピ

ザワークラフトもどき
今日はドイツっぼく。市販のソーセージにインチキ・ザワークラフトを添えてみました。

先日、新宿のレストランで食べたザワークラフトが美味しかったんです。
普通のザワークラフトよりも白っぽくて、食べてみるとふわっとチーズの香り。
あれは何という料理なのだろう。

美味しかったので、その味を目指して、適当に作ってみました。
キャベツの千切りに塩・胡椒と顆粒コンソメを振りかけて3分間レンジで加熱。
熱々のところに酢を回し掛け、さらにカッテージチーズを混ぜ合わせてみました。

ん?味としては近いかも。。。ちょっと違うような気もするけど。
まぁ、当たり前と言えば当たり前。本来のザワークラフトの作り方とは全く違うからね~。
でも、まぁまぁ、美味しかったです♪
ちょっとだけ、気分はドイツ★